「アバウトタイム~止めたい時間」イ・サンユン“共演のイ・ソンギョンさんとは撮影現場でもよく一緒に音楽を聴きました”
イ・サンユン&イ・ソンギョン主演ドラマ「アバウトタイム~止めたい時間~」が、早くも9月20日(木)からCS衛星劇場で日本初放送されることが決定した。
今作は、寿命時計を見る能力を持った女性と不安障害を抱える男性が出会い、魔法のような瞬間を描いた新感覚ファンタジーラブロマンスドラマ。「耳打ち」のイ・サンユンと「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」のイ・ソンギョンの共演が話題を呼んだ作品だ。
今回、日本初放送を記念して、イ・サンユンのインタビューが到着。「アバウトタイム~止めたい時間~」の魅力や日本ファンへのメッセージを語ってくれた。
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イ・サンユン:1年間の充電期間を終えての復帰作だったので、心が期待で膨らんだ状態でスタートしました。韓国での放送中は、作品の中でベストを尽くす姿を視聴者の方々に見ていただき、そして良い反応を示してくれたので本当に感謝しています。そのような韓国視聴者の反応が、日本でご覧になる方々にも良い影響を与えてほしいと願っています。
――ドラマで演じるキャラクターについて教えてください。どんなキャラクターですか? またそのキャラクターを演じるために事前に準備したことはありますか?
イ・サンユン:僕が演じるイ・ドハは、少し特殊な家庭事情を持ったお金持ちの息子です。初恋の人との関係が原因で精神的な弱点も持っています。表面的には硬い感じで無愛想が感じがしますが、それに比べて内面は深くて温かい人物なんです。ミカとは運命のような出会いをし、彼女との出会いを通して、少しずつ変化していく姿を見せていきます。
――寿命が見えてしまう女性がある男性と一緒にいると寿命時計が止まる……、という設定がとても斬新だと思いました。最初にドラマのシノプシス、台本を読んだ感想をお聞かせください。
イ・サンユン:そのとおりですね。この設定自体がものすごく魅力的に感じました。そんな感情を最初に持ち、その後に深くてさまざまな感情的な状況が繰り広げられるだろうと考えました。特に序盤の少し漫画的でロマンチックコメディのカラーと、物語が進むに連れて感情が深くなっていくことで出てくるメロドラマ的なカラー、その2つのカラーをすべてお見せできると思い、そんな考えからもっともっとこのドラマへの期待が膨らみました!
それに「2度目の二十歳」でご一緒したキム・ヒョンシク監督と再び一緒にお仕事できるのはとても面白いだろうと考えました。
――このドラマに出演することを決めたもっとも大きな理由は何でしたか?
イ・サンユン:台本への期待感、キム・ヒョンシク監督とのお仕事に対する信頼、そしてイ・ソンギョンという女優とのケミ(演技の化学反応)についてすごく気になったからです。
――イ・サンユンさんはバラエティ番組でも人気を集めていますね。ドハとは性格が大きく違うかと思いますが、ご本人自身と似ている部分はありますか?
イ・サンユン:一度、情をかけた人には、いつまでも変わらずに情をかけようとする姿は似ているかと思います。同じように情をかけるまでにはとても慎重で、そこまで行くのに時間がかかる姿も似ているかもしれませんね。
――イ・ソンギョンさんとの共演はいかがでしたか? 共演した感想と、印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
イ・サンユン:エネルギーが溢れ出ている女優さんであり、魅力も溢れ出ている人でしたので、本当に楽しい撮影でした。劇中でも、歌とダンスを見事に昇華させるほど音楽を愛している方だったので、撮影現場でも音楽を一緒に聴くことがしょっちゅうありました。音楽の話をよく一緒にしましたね。
――撮影で大変だったエピソードと、楽しかったエピソードを一つずつお聞かせください。
イ・サンユン:海南(ハイナン)での撮影があまりにも分量が多かったので、5日間プライベートな時間もほとんどなく撮影に邁進しました。そのうえものすごく暑くて、とても痩せました。
イ・ソンギョンさんが歌もダンスもすごい実力だったので、ミカが公演している姿をみる撮影のときはホンモノの公演を見ているような気がして、とても楽しかったです。
――イ・サンユンさんが出演されている作品は、どれも奥深さを感じさせてくれる素晴らしい作品が多いと感じます。御本人が出演作を選ぶ際に、もっとも重視しているポイントは?
イ・サンユン:最近の作品でもっとも重要だったのは、作家先生の文章だった気がします。内容の完成度や関心度が何よりも重要でした。作品をこれまでやってきて感じるのは、一緒にお仕事をしてきた人々に対する考えも重要だと思います。
――今後出演してみたい作品のジャンルはありますか?
イ・サンユン:ドラマではあまり見られない内容やキャラクターに対して、やってみたいという気持ちが強いです。さまざまなジャンルに挑戦したいと考えています。最近はもっと男性的な匂いが強い作品をやってみたいなと考えています。
――「アバウトタイム~止めたい時間~」の魅力を一言でいうと何でしょうか? またその理由は?
イ・サンユン:大多数の作品がそうであるように、まだまだ力不足だと感じる点はあります。そんな部分を情熱で消してしまおうという気持ちが溢れた作品です。だから“情熱的な責任感”と表現したいです。
それと序盤の3分の1くらいは、まるで漫画の世界みたいに少し大げさな部分もあり、状況が面白く描かれていてラブコメの要素が強いんです。でも物語が進むに連れて胸が締め付けられるような切ないラブストーリーが展開していきます。この2つのジャンルがミックスされた点が本作の大きな魅力だと思います。
――「アバウトタイム~止めたい時間~」はイ・サンユンさんにとってどんな作品になりましたか?
イ・サンユン:役者としての“責任感”を学びました。演技的な部分はもちろんですが、共演者やスタッフをリードしていくことなど、作品の全体的な部分で自分が及ぼす影響力について、たくさんのことを学んだ作品です。
――「アバウトタイム~止めたい時間~」でイ・サンユンさんご本人が得たものは?
イ・サンユン:ドラマ全体に対して責任感を持って臨む、という経験を得ることができました。それに僕よりも若い俳優さんたちと一緒に演技をすることができたので、色々なことを学べたと思います。
――「アバウトタイム~止めたい時間~」のイ・サンユンさんが考える視聴ポイントは?
イ・サンユン:ドラマ全体に散りばめられているミュージカル的な要素を楽しんでいただけるはずです。イ・ソンギョンさんは歌やダンスの才能がすごくて、そういったシーンはとても魅力的に描かれています。
それに寿命時計と関連して、死を目前に控えた人々のさまざまなエピソードが登場します。そこで表現される感情はとても興味深くご覧いただけると思います。
また、ドハとミカの2人の関係が徐々に変化していく姿も楽しんでいただけるはずですので、そういった点が視聴ポイントではないかなと思いますね。
――日本でこれからドラマを観るファンへメッセージをお願いします。
イ・サンユン:4ヶ月間がんばって撮影した作品です。もちろん至らない点や、残念に感じられる点もあるかもしれません。何よりもドハとミカの恋愛模様がリアルに見えるように、全力で演じました。2人の関係性にポイントを置いてご覧になると、より楽しんでいただけると自負しています。寛容な心でリラックスして楽しんで観てくださいね。我々、制作陣と俳優たち全員が一生懸命がんばった作品です! たくさんの応援と愛をお願いします! ありがとうございました。
■放送情報
「アバウトタイム~止めたい時間~」
CS放送局・衛星劇場にて、9月20日(木)より日本初放送!
毎週(木)午後11:00~深夜1:30 (2話連続放送)
再放送 翌週(水)午後1:30~4:00 (2話連続放送)
2018年/tvN/全16話
演出:キム・ヒョンシク(「2度目の二十歳」「秘密の扉」)
脚本:チュ・ヘミ
出演:イ・サンユン、イ・ソンギョン、イム・セミ、キム・ドンジュン、ハン・スンヨン、キム・ロウン(SF9)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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