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Vol.2 ― 10人組俳優グループTHE MAN BLKが初来日!天然キャラから脳セク男子まで…“十人十色”の魅力を徹底解剖

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2018年11月に韓国でミニアルバム「Various Colors」でデビューした10人組マルチエンターテイナー俳優グループTHE MAN BLKが初来日。1月7日、東京・豊洲PITにて開催されたKchan!韓流TV「Power of K TOKYO LIVE」のステージで、日本のファンと初対面を果たした。Kstyleではイベントの翌日、彼らにインタビューを敢行。十人十色の魅力を持った彼らの個性に迫った。

【インタビュー】 Vol.1 ― 初来日!10人組俳優グループTHE MAN BLK「初めての海外活動が日本でよかったです」

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――これまで俳優グループはいても、俳優アイドルグループとして音楽番組に出たグループはいませんでした。俳優志望でありながら、アイドル活動をすることに不安はありませんでしたか?

イ・ヒョンソク:最初はそれって可能なのかな……って思いました。2つを同時にやることは簡単ではないし、僕にとってはダンスと歌が心配でした。でも、こうして今まで挑戦してきて、うまくやってこれたと思いますし、これから演技の方も努力すれば同時にやりこなせるのではないかと思います。今は歌手が演技をすることもありますし、俳優がファンミーティングで歌やダンスをすることもあるじゃないですか。僕たちは両方を同時にやるわけですが、演技と歌・ダンスを完全に分けて考える必要はないかなと思っています。

――不安な部分はメンバーに相談したり、互いにアドバイスしたりもするのですか?

ユン・ジュンウォン:そうですね、演技には正確な答えがないと思うんですけど、さまざまな意見を聞いて、試してみることはとても重要だと思うんです。だから、客観的に見てアドバイスしてくれる人が9人もいるということは強みだと思います。

――デビューに密着したオリジナル番組「ノニョンSTUDIUM」で、最終月末評価の様子が公開されていますが、デビューまでの道のりで印象的だったことや、指導してくれた先生たちの言葉で印象的だったことを教えてください。

チョン・ジンファン:僕らが一度先生に怒られたことがありましたが、「自主的に練習しようとしないと、先生がいくらちゃんと教えたとしても伸びないよ」と言われました。その時、僕も他のメンバーたちも「先生に頼りすぎていたのかもしれない」と気づかされたと思います。芸能界では自分が動かなければ成長しないのだと実感しました。

イ・ヒョンソク:最終メンバーが選ばれる時は、落ちた参加者もいたので涙も出たし、最も記憶に残っています。みんなで一緒にデビューできたらよかったけど、そうはいかないので。

チョン・ジンファン:最終メンバーに決定したときは、父親に電話で報告しました。「(日本語で)パパ、やった!!」って(笑)。

メンバー一同:(笑)

チョン・ジンファン:父も「頑張ったね」と言ってくれました。

チェ・ソンヨン:僕は参加者の中で一番古くからいたメンバーでした。評価を受ける度に、一緒に頑張ってきた参加者が落ちて、別れなければいけなかったので、それを続けていくうちに精神的に辛くなりました。最後まで慣れることはありませんでした。だから自分のことを「メンタルマネージャー」だと紹介してはいますが、「すごく辛い。どうすればいいか分からない」とメンバーに打ち明けたこともあったんです。でも、もう少しだから頑張ろうと自分なりに努力をしてきて、最終的に選ばれたことが自分の中ではとても意義深かったです。

シン・ジョンユ:僕も古いほうのメンバーですが、評価のたびに不安で、一度たりとも絶対に落ちないという自信を持てたことがありませんでした。だから最終メンバーに決まった時は、とても幸せでした。これからは競争ではなく、お互いに協力してもっと上を目指すんだという未来への期待で幸せを感じました。心配症なので、練習室に入るたびに不安だったのですが、今はリラックスして入ることができます。

オム・セウン:番組の中で、ジンファン兄さんがお菓子を買ってくれて、そのお菓子を食べながら初めてグループのロゴを見ました。その時がすごく印象に残っています。

ユン・ジュンウォン:なんだかメンバーの話を聞いていると、当時のことがいろいろと思い出されますね。僕はちょっと遅れて合流したので、メンバーにも環境にも早く慣れなければいけないと思って、とにかく頭の中が忙しかったという記憶があります。特に撮影をしている時はすごく慌ただしくて、本当に忙しい1年を過ごしたなという印象です。


メンバーの第一印象は?「怖い人かと…」

――お互い初めて会った時の印象は?

チェ・チャニ:僕はスンホを見た時、怖い人が入ってきたと思いました(笑)。黒い皮パンツに黒い靴、エンジのライダーズジャケットを着て、背が高いし、モデル体型だから「これからは頭をあげて歩けないな」と思ったのですが、僕より1つ年下でした(笑)。冷たい印象で、口数も多くないので、性格がよくなさそうに見えたんです。でも寮生活をしてみたら、中身はまったく違っていました。かと言って、今も詳しく知っているわけでもないですが(笑)。とにかくスンホは「人は外見で判断をしてはいけない」という言葉を代表しているような子です。僕は物事を深く考えるタイプですが、スンホはもっと深く考えるタイプです。

コ・ウジン:僕はテウを見た時にヴァンパイアの映画「トワイライト」で狼男を演じた俳優(テイラー・ロートナー)が思い浮びました。肝が据わっていて、最初から僕にいろいろと聞いてきて、ぎこちないながらも、気さくで温かい感じがしました。末っ子なのに、年齢に比べて男らしくて堂々としているなと思いました。

チョン・スンホ:僕はチャニ兄さんが……。

チェ・チャニ:変なことを言いそうで怖いな(笑)。いいよ、言ってみて。

チョン・スンホ:初めて見た時、とても明るくて、よく笑って、相手をリラックスさせてくれるような感じを受けました。さらに僕より年上だと知って、僕より経験していることが多いお兄さんなので親しくなりたいなと思いました。でも、それが僕にとって簡単なことではないから、ちょっと様子を見ていました。ダンスがうまいとは聞いていましたが見る機会がなくて、いつもいたずらをしている姿を見ていましたが、評価の時にダンスをしている姿を見たら別人みたいでびっくりしました。すごく魅力的だなと思いました。

チェ・チャニ: おー!! 合格(笑)!!

メンバー一同:(爆笑)

――では、メンバーそれぞれの個性に迫るソロ質問をします。チョン・ジンファンさん
は飛びぬけた演技力が持ち味ですが、いつから俳優を志したのでしょうか?


チョン・ジンファン:大学で演技を勉強して、これまで大学路(テハンノ)の演劇や、短編映画などに出演してきました。最初に演技をしたのは日本の小学校に通っていた時でした。学校で1年に1回、学芸会をやるのですが、「ピーターパン」のウェンディの父親役で初めて舞台に立ちました。その時から、演技の道に進みたいと思い始めました。

オム・セウン:そんな子供の時にお父さん役をやるなんて(笑)!! さすがうちのリーダー!

メンバー一同:(爆笑)

――チームのリーダーとして心がけていることはありますか?

チョン・ジンファン:すべてのことにおいて、10人が平等になるようにしたいと思っています。お兄さんだから何かが優先されるとか、弟だから片付けをしなきゃいけないとか、そういうことがないようにしたいです。

――チェ・ソンヨンさんはチームの精神的な柱とのことですが、そのように言われる理由はどこにあるのでしょうか?

チェ・ソンヨン:僕が自分のことを「メンタルマネージャー」と言っているのは、メンバーの悩みを聞いて、頑張れるようにアドバイスをする役割をしているからです。でも、さっきも言ったように、考えてみたらメンバーのことは見ていても、自分自身のメンタルはケアできていなかったようで(笑)。だから昨日も、冗談でメンバーに「メンタルマネージャーはやめた方がいいかな?」と言っていたのですが……(笑)。

イ・ヒョンソク:そんなことないよ!ソンヨンはここでの練習生生活が一番長いから、その経験を生かした言葉が他のメンバーの力になってきたと思います。だから「メンタルマネージャー」という名前がついたのですが、よくやってくれています。

チェ・ソンヨン:僕も誰かに頼らないといけないみたいです(笑)。

ユン・ジュンウォン:お互いに助け合ってね!

――オム・セウンさんはパーフェクトでセクシーなBODYの持ち主とのことですが、完璧なボディを作るために心がけていることは?

オム・セウン:お菓子も好きですし、食べたい物は我慢せずに食べて、そのぶん運動をきちんとしています。普段は主に筋トレをしていますが、キックボクシングを始めて、明日から道場に行く予定なんです。テコンドーも7年間やっていました。

イ・ヒョンソク:セウンの体は本当にすごいですよ(笑)。

オム・セウン:いやいや、一番はソンヨンだと思うけどな。

チョン・ジンファン:ソンヨンはボクシング、セウンはキックボクシング。僕も習わなきゃいけないかな(笑)。

――ユン・ジュンウォンさんは、法学部出身の脳セク男子(色気と知性を兼ね備えた男子)とのことですが、法律家を目指していたのでしょうか?

ユン・ジュンウォン:それはないです(笑)。幼い頃から演技をやりたいと思っていましたが、親に反対されたんです。それで演技以外でなにがおもしろそうかなと考えた時に、学んだら役に立って、楽しそうだと思ったのが法律だったんです。勉強してみると、もちろん複雑なものもありますけど、民事や刑事は、僕たちの日常生活と深く結びついているからおもしろいんですよ。こんなことをしたらこれだけの罰金を払わなければいけないとか……。法律と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、私たちの生活に密着しているんです。

――イ・ヒョンソクさんは人間味があって、チームのムードメーカーだとのことですが、チームの雰囲気を盛り上げるために心がけていることは?

イ・ヒョンソク:僕はもともと明るい性格ですし、声も大きいので(笑)、ムードメーカーと言われます。ちょっと雰囲気が沈んでいるかなと思う時は、いつも自分が進んで盛り上げようと思うし、他のメンバーをサポートしたり、チームのバランスをとる中間的な役割をしていると思います。

――チェ・チャニさんはダンスがうまく、チームのMC役を務めるなど、なんでもこなせるマルチプレイヤーですが、その中でも自分の一番の強みはなんでしょうか?

チェ・チャニ:特に何が一番うまいとかではないですが、ダンスは高校1年生の時から始めて7年になるし、歌とダンスが好きだから、そこに一番時間を費やしてきました。演技は今の会社に入ってから始めたので、2019年は歌やダンスはもちろん、演技のほうにも集中できる年になったらいいと思っています。

――多方面に万能なのは、やはり「少年24」時代のステージ経験も武器になっているでしょうか?

チェ・チャニ:それは、そうかもしれません。音楽をしている時も演技は必要だし、「少年24」で過ごした時間は無駄ではなかったと思います。今、僕がここにいることも「少年24」という土台があったからですし、大きな武器になっていると思います。

――「少年24」の時から応援しているファンも、デビューをとてもよろこんでいるようです。

チェ・チャニ:僕のことを覚えていてくれて、会いに来てくれる方々もいらっしゃるので、本当にありがたいです。

――コ・ウジンさんは努力家だと言われていますが、努力家ぶりがわかるエピソードを教えてください。

コ・ウジン:僕が努力家と言われるのは、たぶんダイエットのためだと思います。会社に入ったばかりの頃、ぽっちゃりしていたんです。だから頑張ってダイエットをして1ヶ月間で8 kg痩せました。

――歌もお上手ですが、もともとは俳優志望、歌手志望のどちらでしたか?

コ・ウジン:俳優志望ですが、俳優には映画俳優もミュージカル俳優もありますよね。僕はどちらもやりたくて、小さい頃からミュージカルも学んでいました。芸能高校から芸大と、ずっと演技を専攻してきましたが、同時に歌も学んできました。だから、今回のプロジェクトを聞いて、僕にはとても合っていると思いました。とにかく万能エンターテイナーになりたいです。すべての面において、うまくなりたいです。

――チョン・スンホさんは、女心をとろけさせるかわいい笑顔が特徴とのことですが、ご自身ではどう思いますか?

メンバー一同:お~(笑)!

チョン・スンホ:(笑)。そうですね……。たぶん笑った時の目がチャームポイントだと思います。でも、元々はよく笑うタイプでしたが、最近はそうでもないです。今まではどこにいっても弟の立場でしたが、今は団体生活をしながら、いろいろ戸惑うことも多くて、適応しようとしている過程です。だから、とりあえず、こうやって微笑んでおきます(笑)。

チェ・チャニ:スンホは、ちょっと不思議ちゃんなんです(笑)。

――V LIVEなどを見ていると、とても控え目な性格に見えました。

チョン・スンホ:公の場だとあまり話さないタイプですが、1対1ではよく話す方です。

チェ・チャニ:「今度は単独インタビューでお願いします」ってこと(笑)?

メンバー一同:(爆笑)


「日本の雰囲気がある場所で、グラビア撮影をしたい」

――シン・ジョンユさんは、ピアノ演奏が特技だそうですが、いつから習っているのですか?

シン・ジョンユ:実はそんなに長くはないです。小さい頃に少し習って、しばらくやっていなかったのですが、演技に関心を持ってから楽器もやってみたくなって、また始めました。1年くらい前からですね。

――チームのメインビジュアルとして「Free Fall」の需要なパートも任されましたが、ご両親が喜ばれたのでは?

シン・ジョンユ:そうですね。とても喜んでくれました。デビューをきっかけに僕のことを信じてくれるようになって、応援してくれているようです。他のメンバーのことも気にかけて心配してくれています。

――カン・テウさんは末っ子らしくない堂々とした姿が印象的ですが、末っ子でもここは譲れないという部分は?

カン・テウ:僕はステージに立つたびに「自分をアピールしたい」という気持ちがあるんですが、お兄さんたちに比べてダンスも歌も実力不足なので、アピールするには足りない部分があるんです。だからどうしたらお兄さんたちに勝てるのかを考えながらステージに立つのですが、それが楽しいです。大衆の目を感じながらステージを楽しむことだけはお兄さんたちに負けてないと思います。

――末っ子ならではの苦労はありますか?

カン・テウ:それは、まったくありません。兄さんたちの顔色を伺うことくらいはありますが、末っ子だから何かをしなければならないというのはないです。

――今後のグループとしての抱負と日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

チョン・ジンファン:今年、各メンバーが良い作品に出会って演技をお見せできればいいなと思います。チームでの音楽活動も続けていきたいです。僕たちは10人もいますから、誰かが俳優の活動で欠けたとしても、残りのメンバーで活動は休むことなく続けていきたいです。日本ではバラエティや音楽番組出演など、ジャンルを問わず幅広く活動したいです。

チェ・ソンヨン:僕が絶対やりたいと思うことは、日本の雰囲気が感じられる場所で、全員でグラビア撮影をすることです!

メンバー一同:おぉ、いいね~! いい波乗ってんね!

チョン・ジンファン:(日本語で)日本のファンの皆さん、近くでファンの皆さんに会えてめっちゃうれしかったです。また日本で活動する機会があったらいいなと思っています。いつも応援してくれてありがとうございます。とてもとても大好きです!

メンバー一同:(日本語で)大好きで~す!

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■放送情報
「THE MAN BLK K‐STAR TV」
THE MAN BLKの素顔満載のKchan!韓流TVオリジナルインタビュー番組
4/8(月)スタート 毎週月 20:45~日本初放送

Kchan!韓流TVオリジナル番組「Power of K TOKYO LIVE」
毎月第1月曜 20:00~ 生中継でお届け!
※5月はお休みとなります。

「Power of K TOKYO LIVE&バックステージ #1~4」
4/29(月)~5/2(木)20:30
※THE MAN BLKは#1に出演します

「THE MAN BLK スターへの道~ノニョンスタジアム」
5/27スタート 毎週月曜 22:30
再放送:毎週火 17:15~ほか

■関連サイト
THE MAN BLK日本公式サイト:https://themanblk.jp/

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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