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シン・ハギュン、主演ドラマ「悪い刑事」が4月より日本で初放送!来日したらやってみたいことは?”街をブラブラしながら食べ歩きを…”

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鬼才パク・チャヌク監督作品など数々の映画で卓越した演技力を見せてきた俳優シン・ハギュンと、大型新人イ・ソルのタッグによる異色の刑事ドラマ「悪い刑事(原題)」が、4月より日本初放送が決定。今回、主演をつとめたシン・ハギュンのオフィシャルインタビューが到着! 今作の役柄についてや撮影現場での様子、日本で行ってみたいところまで、たっぷり語ってくれた。

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――衛星劇場にてシン・ハギュンさんが出演されたドラマ「悪い刑事(原題)」が4月より日本初放送されますが、心境はいかがですか?

シン・ハギュン:とても光栄に思っています。多くの方々に楽しくご覧いただけると嬉しいです。

――「悪い刑事」はどんなドラマになっていますか?

シン・ハギュン:消し去ることのできない、つらい記憶を抱えて生きる男が自身が犯した罪を償うため、手段をいとわない刑事となり、犯罪者を捕まえるために奮闘する物語です。

――今作に出演を決めた理由は?

シン・ハギュン:原作も本当に楽しく拝見したのですが、韓国版としてリメイクされる過程で、韓国の情緒に合わせて修正された部分がとても気に入りましたし、何よりも“人間の弱さ”が描かれているという点にすごく惹かれました。過去の過ちに対する苦しみや悲しみの記憶を抱え成長していく男の姿にもすごく魅力を感じました。

――シン・ハギュンさんが演じられたウ・テソクはどんな人物でしょうか?ウ・テソクとハギュンさんの共通点はありますか?

シン・ハギュン:ウ・テソクという役柄は、過去、自身の選択により忘れることのできない、つらい記憶を抱えて生きるようになる人物で、表向きは荒々しく過激に見えますが、心の中はすごく温かい人物なんです。正義のためなら身を挺するキャラクターです。ウ・テソクと私自身は、あまり似てないと思います(笑)。

――犯人を捕まえるためなら危険も冒す刑事、ウ・テソクを作り上げるために何か特別に準備されましたか?

シン・ハギュン:特別に準備したことはありませんね。私はいつもそうなのですが、台本に忠実に演じるんです。アクションは今までも映画などで挑んだことがありましたし、アクション監督さんとは以前一緒に撮影したこともあったので、今作の撮影現場でも意見を出し合いながらやっていました。

――撮影開始前に監督さんや作家さんと、どんな話をされましたか?

シン・ハギュン:一番よく話していたことは、「私たちが作るのは、韓国の『悪い刑事』なんだ。原作にあまり縛られないようにしよう」ということですね。原作ありきの作品ですが、それを忘れて韓国の「悪い刑事」のウ・テソクを作り上げようという思いで撮影に臨みました。完全に異なるものにすることはできませんが、それでもできる限り原作のことは考えないようにしていました。韓国情緒に合った悪い刑事“ウ・テソク”を表現するために、全力で努力しました。

――犯人を追うために走り回る場面や建物から飛び降りる場面など、体を張ったアクションシーンを披露されていますが、一番大変だったシーンを教えてください。

シン・ハギュン:本当にたくさん走りましたし、漢江の橋などにぶら下がったりするシーンもたくさんありましたが、私は高所恐怖症なので高い場所に上がっての撮影が一番つらかったですね。

――アクションは体力が必要だと思いますが、体力管理はどのようにされてますか?

シン・ハギュン:食べることですかね? 私はたくさん食べるほうなんです。


韓国版ならではの魅力は?

――怒り、悲しみ、苦しみなど、細密な感情演技で視聴者を圧倒されていましたが、演じながら大変だった点はありますか?

シン・ハギュン:自分自身が経験したことのない部分を表現するのが、何よりも大変でしたね。「私がこの状況に陥ったらどうするだろうか、この状況をウ・テソクだったらどのように表現するだろうか」といった悩みを解決することに一番苦労しました。一人で思い悩むこともありますが、ほとんどは撮影現場で監督さんと一緒に悩んで、意見を出し合いながら撮影に臨んでいましたね。

――過去にテソクは自身の選択により、ある少女に大きな傷を与えてしまいましたが、「過去に戻ったとしても、また同じ選択をする」というセリフがすごく印象的でした。もしハギュンさんがテソクと同じ状況に直面したら、彼と同じ選択をすると思いますか?

シン・ハギュン:はい。きっと私も彼と同じ選択をするのではないかと思います。

――シン・ハギュンさんの今作で心に残っている名場面や名セリフは?

シン・ハギュン:“名場面”と言ってしまっていいのかは分かりませんが、第1話の終盤で犯人が高い場所から落ちるように仕組み、じっと見つめる場面が記憶に残っていますね。私だけでなく、多くの視聴者の皆さんの記憶にも残っているシーンだと思います。

――テソクを尊敬する後輩刑事であり、パートナーのチェ・ドンユン役を演じたチャ・ソヌさんとの演技はいかがでしたか? あるインタビューでは、ソヌさんが「ハギュンさんはいつも先に連絡をしてくれたり、食事を奢ってくださった。演技の個人授業を受けている感じでたくさんのことを教わった」とおっしゃっていましたが……。

シン・ハギュン:何で先に連絡してくれなかったんですかね……(笑)。冗談です。彼は劇中のように、普段から私をよく慕ってくれました。ドラマ撮影終盤の頃には大きく成長したように感じましたし、すごくリラックスできるようになり、演じる上でも多くの部分で悩みながらも、追究しながらしっかりと完成させていました。またいつか、一緒に演じたい後輩ですね。

――SNSチームは個性的なメンバーが集まり、コミカルな姿から真剣な姿まで多様なシーンを見せてくれましたが、SNSチームのメンバーたちとの記憶に残る撮影エピソードがあれば教えてください。

シン・ハギュン:エピソードと言えるほどの特別なことではないのですが……。私たちはプライベートでもすごく親しい間柄なんです。撮影になると真剣に臨みますが、正直に言うと、全員真面目なタイプではないんですよ(笑)。一緒にふざけ合ったり、食事したり飲みに行ったりしながら親しくなっていったのですが、仲良くなればなるほど、シリアスなシーンで笑ってしまうようになってしまったことが記憶に残っています。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

シン・ハギュン:演技というものは毎回、大変な部分も楽しい部分もあり、やりがいもあったりと、さまざまな気持ちが共存していると思うんです。今作の撮影現場はドラマの内容とは異なり、すごく和気あいあいとした雰囲気で楽しく撮影していましたね。

――撮影現場のムードメーカーは?

シン・ハギュン:ムンギ役で登場したヤン・ギウォンさんが撮影現場の雰囲気を盛り上げてくれていました。本人は真剣だったのですが、役柄自体がすごくユニークな人物だったので……。

――ギウォンさんが演じる役柄は方言を使われていますが、ご本人も普段から方言を話されているんですか?

シン・ハギュン:ギウォンさんは釜山出身で、ご本人は方言でしゃべっていないと思っていらっしゃるようなのですが、普段から方言が出てましたね(笑)。

――原作の「LUTHER/刑事ジョン・ルーサー」は各国で人気のあるドラマですが、ハギュンさんが思う、韓国版ならではの魅力は何ですか?

シン・ハギュン:原作との一番大きな違いは、人物間に過去から続くストーリーがあるという点です。そのため、より多様な心理や感情を表現することができました。そして何よりも、イギリスと韓国の情緒の違いをご覧いただけると思います。日本でも放送されるということで、イギリスの原作よりもアジアの方々にとっては、感情移入しやすい部分があるのではないかと思いますね。

――これまでもたくさんの作品に出演してこられましたが、役者人生の中で印象に残っている作品、役はありますか?

シン・ハギュン:正直に言うとすべて記憶に残っているので、特別に記憶に残っている作品はありません。でも今現在だと、やはり直近で撮影した「悪い刑事」が一番記憶に残っていると言えますね。


日本で行ってみたい場所は?「沖縄でスキューバダイビングを…」

――お忙しく過ごされているかと思いますが、オフの日はどのように過ごされていますか?

シン・ハギュン:今は、ただただ休んでいます。私は、撮影が終わると何もせずに過ごすタイプなんです。

――日本にもたくさんのファンがいらっしゃいますが、来日したらやってみたいことはありますか?

シン・ハギュン:一緒にお酒を飲みながら、いろんなお話をするのも楽しそうですね。それから、ただ街をブラブラ歩きながら食べ歩きするのもいいですね!

――日本で、どこか行ってみたい場所はありますか?

シン・ハギュン:私は海が好きなので、沖縄に行ってみたいです。スキューバダイビングも好きなので、やってみたいです。

――日本で、お気に入りの場所や食べ物はありますか?

シン・ハギュン:日本へは何度か行ったのですが、行ったことのある地域は少なくて東京、大阪、札幌の3ヶ所だけなんです。美味しいお店はよく分からないのですが、私は現地に行き、その時の“感”でお店を選ぶんです。「このお店は、美味しそうだなぁ」と感じれば入ってみたりと、挑戦するのが楽しいんですよ! そんな風に、食事は特定の場所を決めずに行くタイプですね。

――日本のファンの皆さんに、「悪い刑事」の見どころとメッセージをお願いします。

シン・ハギュン:つらい記憶を抱えながら生きる一人の男が、その苦悩に打ち勝つために努力していく過程、その道のりも見どころだと思いますし、犯罪者たちとの葛藤を法の枠内を越え、彼ならではの方法で解決していくという“悪い刑事”の姿も今作の視聴ポイントだと言えるのではないかと思います。

――最後に、シン・ハギュンさんを応援している日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

シン・ハギュン:「悪い刑事」を通して、皆さんにお会いすることができ、嬉しく思います。今作を楽しくご覧くださいね。体に気をつけて毎日を元気に過ごしてください。これからもさまざまな作品でお会いしましょう! ありがとうございました。

■放送情報
「悪い刑事(原題)」
CS放送局・衛星劇場にて4月24日(水)より日本初放送
毎週(水)午後11:00~深夜1:30(2話連続放送)

2018年/韓国/全16話
<演出>キム・デジン、イ・ドンヒョン
<脚本>ホ・ジュンウ、カン・イホン
<出演>シン・ハギュン、イ・ソル、キム・ゴヌ、チャ・ソヌ

■関連サイト
公式サイト:https://www.eigeki.com/topics?action=detail&topic_id=2741

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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