「不滅の恋人」チュ・サンウク“妻が妊娠…お腹にいる赤ちゃんの名前は作品からつけた”
ユン・シユン「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」×チン・セヨン「オクニョ 運命の女(ひと)」×チュ・サンウク「ずる賢いバツイチの恋」主演! 王位と1人の女性をめぐる兄弟の激しい争いと切ないラブストーリーが絶妙なバランスで描かれたドラマチックな歴史ドラマ「不滅の恋人」のDVDが本日より発売&レンタル開始となった。
このたびリリースを記念して、チュ・サンウクのオフィシャルインタビューが到着! 役柄についてはもちろん、パパとしてのエピソードまでたっぷりと語っている。
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チュ・サンウク:「善徳女王」が終わってから、早くも9年という時間が流れました。時代劇をやりたいなという気持ちが強くて、特に王様役を演じたいといつもお話ししていたのですが、このようによい作品とよいキャラクターに恵まれて、タイミングがぴったり合ったようです。とても楽しく撮影をすることができました。
時代劇にはとてもたくさんのキャラクターが登場しますが、その中でもイ・ガンは悪役であるという点がおもしろいと思いましたし、王様役だったので気に入りました。イ・ガンというキャラクターのさまざまな姿に興味を惹かれて、この作品を選びました。
――イ・ガンをどんな人物だと分析しましたか?
チュ・サンウク:最初にガンはどんな人物だろうかと考えたとき、一言でいうと「ああ、とても寂しい人だな」と思いました。やがては王になり、まわりから見ればすべてを持っていて、権力があり、何もかも思い通りにできるポジションにいる人物ですが、この世にひとりで生きているあまりにも寂しい人。そのため(権力などの)何もかもが意味を持たなくなる、哀れで孤独な人だと考えました。悪行の限りを尽くす、とても悪い人間ですが、それよりも彼の寂しさにフォーカスを当てました。
――演技をしながらイ・ガンの印象が変わった部分があったとしたら、どのように変わりましたか?
チュ・サンウク:この世でひとりぼっちの人物で、悪行を重ね、回を重ねるごとに、そうした寂しさから生じる悲しみが見えてきたように思います。そのため、エンディングが近づく頃には、多くの人々がむしろ「かわいそうだな」「すべてを持っていて、悪いこともするけれど、痛々しいな」と同情の声が多くなりました。最初は孤独から始まりましたが少しずつ……でも大きく変わってはいないと思います。最初に感じた「寂しい人」、そこに「哀れな人物」だという部分が加わった、そんなふうにお答えできると思います。
役柄との共通点は「男らしさ」
チュ・サンウク:イ・ガンは何をやるにしても強い男、男らしいスタイルです。そのような男らしさ、ワイルドさ? それが実際の僕と似ていると思います。自画自賛みたいですが……(笑)。僕も男っぽいタイプなので、そういう男らしさは似ているような気がします。僕にももちろん欲があり、自分が描く野望もありますが、自分の野望のために自分が求めることを手段を選ばずに手に入れようとはしません。その点は違っていて、僕は適度なラインを保っていますが(笑)、イ・ガンは後先を考えません。自分が手に入れたいと思うもの、やりたいと思うことを手段を選ばずに叶えようとする、そんな人物です。
――イ・フィとイ・ガンに愛されるチャヒョンの魅力とは?
チュ・サンウク:チャヒョンはフィととてもよく似た人物です。もし僕が朝鮮時代に生きていたら両班家の令嬢はあんな感じだったんだろうなと思うほど、朝鮮時代の典型的な女性だったのではないかという気がします。貞潔でひたすら一途にフィだけを想い、周りに決して流されないところが、ガンにはむしろ魅力的に感じられたのではないかと思います。どれだけガンが振り向かせようと頑張っても決して揺れない、そんなチャヒョンを躍起になって手に入れようとしたところから始まった気がします。片思いをして、彼女に執着することになり、結局悲劇を生むことになったのではないかと思います。
――他のキャラクターで、こんな役も演じたら楽しそうだと感じたキャラクターはいますか?
チュ・サンウク:うーん、他のキャラクター? 僕はガンがいちばんいいですね。護衛兵のような役はすでにやったことがありますし(笑)。そして、フィは僕が現代劇でたくさん演じてきたタイプのキャラクターです。一人の女性だけを愛して、情に厚くて、という。現代劇では衣装も違いますし、状況も違いますが、たくさん演じたことのある感情を持つ役だった気がします。ですから、「不滅の恋人」ではイ・ガン以外に特に演じてみたいと思ったキャラクターはいなかったと思います。
現場での必須アイテムは「好きなグミを…」
――撮影中、ユン・シユンさんと演技について話し合ったことはありますか?チュ・サンウク:演技については一度も話をしたことがないような気がします。なぜなら、シユンも僕に対してそうでしたが、僕も演技に関する部分においては相手を信じていたからです。劇中では対立する間柄だったので、常に生死をかけて闘い、大声で言い争っていた気がしますが、お互いに信頼し合っていました。お互いの演技に対する信頼があったので、シナジーが生まれたのではないかと思います。
――チュ・サンウクさんは撮影現場でもムードメーカーだったのでしょうか?
チュ・サンウク:僕は撮影現場でもおしゃべりなほうです。よくムードメーカーだと言われるんですが、雰囲気を盛り上げようと思ってわざとやっているわけじゃなくて、それが僕の性格みたいです。じっとしていられないんです。すごくおしゃべりなんです。口数が多いからこうやって会話をして、待ち時間も撮影現場にいてしゃべっていて、ずっと一緒にいるので。よくしゃべるので、ムードメーカーだと言われますが、みんな楽しい人たちでした。シユンもおもしろいし。誰かが死ぬシーンを撮るときも、誰かが悲しみに暮れるシーンを撮るときでも、撮影現場の雰囲気はいつでも楽しかったらいいなというのが僕の願いです。
――撮影中の健康管理法、ストレス解消法、撮影現場に必ず持っていくものは?
チュ・サンウク:体調管理のために特別なことをするほうではありません。いざドラマの撮影が始ったら何かと大変だということはわかっているので、ある程度心の準備をしてから撮影に入っているように思います。そうしたことは、それなりに経歴を重ねたのでそれほど難しくはありません。
撮影現場でカメラの前に立つとき、必ずこれだけは持っていく! というわけではないのですが、いつもカバンの中には僕の好きなグミが入っています。「どうしてそんなにグミが好きなの?」と聞かれるのですが、撮影が終わったら撮影現場の外では食べないんです。不思議なことに。今はドラマの撮影が終わったので、しばらくグミを食べていません。現場での待ち時間、せりふを言って、次のシーンの準備をして……というときって、なんだか口寂しいんですよね。それで、撮影が長くなれば長くなるほど、1個ずつグミを食べるのが楽しみになっていくんです。というわけで、撮影現場に持っていくものはグミ。他には特別なものはないと思います。
「子どもの胎名を“デグン”と名付けたけれど…」
チュ・サンウク:はい、日本にも胎名はありますか? ない? じゃあなんて呼ぶんですか? “赤ちゃん”って? 韓国では呼びやすいように胎名というものをつけます。おなかの中にいる10ヶ月間だけの名前をつけて呼ぶのですが、僕が初めて妻の妊娠を知ったとき、僕はちょうど「不滅の恋人」の第1話の台本を読んでいました。“大君(王妃の生んだ王子の称号)”という響きが何だか大きな人物になりそうで、とても気に入りました。それで胎名をデグンにしたんです。胎名は呼びかけやすいようにつけるものなのでデグンと呼んでいたのですが、数ヶ月後に“娘”であることがわかりました……。それで急いで“デスン”に変えました。ひっくり返すとスンデ(豚の腸詰め)。「デスンって何なの!?」とおっしゃる方もいますが、僕は語感もよくて情感たっぷりで気に入っています、デスン。
――「不滅の恋人」はチュ・サンウクさんにとってどんな作品になりましたか?
チュ・サンウク:「不滅の恋人」はこれから俳優生活を続けていく中でも強く記憶に残る、そんな作品になる気がします。俳優としても一段階成長することのできた作品だったと思いますし、僕が演じたイ・ガンという人物もおそらく僕が今までやってきた人物の中でも指で数えられるほど、おもしろく、とても楽しかったキャラクターでした。このイ・ガンという役を通して僕が俳優として一段階成長することができたそんな機会だったと思います。韓国でも多くの方に「不滅の恋人」を愛していただくことができてとても感謝していますし、この映像をご覧になる方々にもたくさん愛していただけたら嬉しいです。ありがとうございます。
――「不滅の恋人」のDVDが発売されます。日本のファンに一言お願いします
チュ・サンウク:「不滅の恋人」の放送を見逃した方も、DVDでドラマをご覧いただけたら嬉しいです。後悔のない選択になると思います。とてもおもしろい僕たちの「不滅の恋人」をぜひ応援してくださいね。後悔はさせません!
「不滅の恋人」リリース情報
【セル】
・BOXI 好評発売中
封入特典:カラーブックレット(20P予定)
特典映像:約120分収録予定(1DISC)
◆制作発表会 ◆本読み ◆ユン・シユン インタビュー Part1 ◆チン・セヨン インタビュー Part1 ◆チュ・サンウク インタビュー Part1 ◆Making ミニクリップ集 ◆ミュージッククリップ
・BOXII 本日発売
収入特典:カラーブックレット(20P予定)
特典映像:約70分収録予定(1DISC)
◆「不滅の恋人」フリーハグイベント ◆ユン・シユン インタビュー Part2 ◆チン・セヨン インタビュー Part2 ◆チュ・サンウク インタビュー Part2 ◆Making ミニクリップ集 ◆ミュージッククリップ
全2BOX/各¥19,000(本体)+税/PCBE. 63787・PCBE.63788/全20回(各BOX10回収録)/日本語吹替・日本語字幕収録
※商品の仕様、デザインは変更になる場合がございます。
【レンタル】
・好評レンタル中 Vol.1~5
・本日レンタル開始 Vol.6~10
全10巻/全20話(各巻2話収録)/日本語吹替・日本語字幕収録
発行:NHKエンタープライズ
販売元:ポニーキャニオン
(C)2018 TV Chosun
<購入特典キャンペーン>
ポニーキャニオンショッピングクラブ
先着購入特典:特典DISC(DVDBOXには収録されていないメイキング映像を収録)
https://moviecan.jp/items/3659
■関連サイト
公式サイト:https://www.welovek.jp/fumetsu
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※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※
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【応募期間】
2019年9月4日(水) 18:30 ~ 9月6日(金) 11:00まで
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- 記者 :
- Kstyle編集部
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