「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」チュ・サンウク、イ・ミンジョンと4年ぶりの再共演“ツボにハマって笑いが止まらず…”
チュ・サンウク×イ・ミンジョンが「ずる賢いバツイチの恋」以来4年ぶりのダブル主演! 究極のノンストップ・スパイラル・ラブストーリー「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」のDVDが好評発売&レンタル中。リリースを記念してこの度、主演を務めたチュ・サンウクのオフィシャルインタビューが到着! 時代劇と現代劇の違いから撮影現場でのエピソードまでたっぷりと語っている。
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チュ・サンウク:テ・インジュンというキャラクターが魅力的だったからですね。作品の全体のトーンも気に入りました。それに前作が時代劇だったので、次は現代劇をやりたかったというのもあります。ご存知のように、私はこれまで財閥の役を何度も演じてきました。今回の役も財閥の御曹司ではありますが、アウトサイダーっぽい立ち位置なのが魅力的でした。うまく演じられそうだと思いましたね。
――台本を読んだ時の第一印象は?
チュ・サンウク:台本を読んだ時もそうですし、実際に撮影をしてドラマが完成した時も、独特な魅力がありました。作品をご覧になれば分かると思いますが、全体的に不思議な雰囲気が漂ってます。ありふれたドラマかと思いきや、一風変わった雰囲気があるんです。そういった点に魅力を感じて、この作品を選んだことを覚えています。
――「不滅の恋人」に出演されたあと、久々に現代劇に復帰されました。時代劇と現代劇の両方に出演した感想は? どちらのほうがお好きですか?
チュ・サンウク:時代劇にも現代劇にも、それぞれ長所と短所があります。私は時代劇をやるのがとても好きです。メイクや衣装が現代劇とは異なるので、新鮮に感じられるんです。でも一方で、メイクなどに時間がかかって大変だったりもします。現代劇はそういう面で少し楽なので、それぞれですよ。「不滅の恋人」では……無事に撮影を終えられたし、結果も残せたのでよかったです。そして、そのあとの「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」でも、いい形で結末を迎え好評を得ました。とてもよかったと思います。
「人が良すぎて…私にはできないと思います」
チュ・サンウク:何と言うか……個性が強いと思います。テ・インジュンだけの色があると言えるでしょうね。財閥の御曹司が複雑な事情を抱えているという設定はよくありますし、私もたくさん演じてきました。でもインジュンは違います。何かをやり遂げたり作り出したりしようとして、独りで奮闘するんです。そこが魅力的ですね。それに彼は、とてもいいヤツです。復讐に燃えたりもしますが、基本的に善良な人ですので、そこが彼の魅力でもありますね。
――テ・インジュンとク・ヘラのシーンで、印象に残っているのは?
チュ・サンウク:日本では副題ですが、「運命と怒り」というタイトルどおりの物語です。2人は運命的に出会い、互いに憤怒することになります。こうやってドラマは始まるのですが、インジュンとヘラの場合、何らかの過程を経て徐々に愛が芽生えるのではありません。まさに運命的な出会いをするのです。印象に残っているのは序盤のシーンですね。パーティーのあと、ずぶぬれのヘラにインジュンが上着をかけるんです。寒い中での撮影でしたし、とても印象深く記憶に残っています。独特な雰囲気がよく表現されて、運命的な出会いの場面が一番記憶に残ってますね。
――もしチュ・サンウクさんがインジュンの立場だったら?
チュ・サンウク:率直に言うとインジュンは善良すぎます。私なら彼のようにはできないと思いますね。あまりに人が良すぎて、見ているとイライラする程です。私だったら同じことはできませんし、無理ですね。もし私なら少しは自分のことも考えますよ。インジュンは自分のことを顧みずに、ひたすらヘラのために人生の選択をするんです。私にはできないと思います。
チュ・サンウク:あの作品はもう4年前になります……出演してからずいぶん経ちました。今回の共演作は前回と雰囲気がまったく違う作品でした。同じ相手と再び息を合わせるというのは、気が楽な面もあります。お互いについて演技のスタイルなどもよく分かっていますしね。いい雰囲気で撮影に臨めました。
――お2人で事前に練習したりもしましたか?
撮影前のリハーサルはしていましたよ。演技について普通なら言いづらいことでも、気楽に話し合えました。ああやろう、こうやろうと、意思疎通がうまくできていましたね。
――コン・ジョンファンさんとの共演についてはいかがですか?
チュ・サンウク:コン・ジョンファンさんは、演じているキャラクターのジョンホとは正反対の方です。とても優しいですし、周囲への気配りができる方ですね。本当に努力家で、演技力のある方です。ドラマの中では互いに争う間柄でしたが、役を演じるうえではよく助けていただきました。
――印象に残るセリフを1つ挙げるなら?
チュ・サンウク:たくさんありすぎて選ぶのが難しいですが……1つ挙げるなら序盤にあったセリフかな。インジュンとヘラが2人で酒を飲むシーンです。運命的な出会いだからこそ出てくるセリフですよね。インジュンのセリフですが、「キスしたい。変だよな?」だったと思います。意外なセリフだったので驚きましたね。でも「運命的な出会いだから」と納得しました。あのセリフが一番記憶に残ってます。
撮影エピソード「ツボにハマって笑い出すと止まらず…」
――撮影中に大変だったことは?チュ・サンウク:10月から撮影が開始され、序盤はそれほど気温が低くなかったのですが、釜山での撮影あたりから、風が吹いたり、雨にぬれたりすると寒くなってきました。特にミンジョンはドレス姿だったしね(笑)。とにかく寒かった思い出があります。他は……時代劇に比べれば楽でしたよ(笑)。つらいと感じたのは寒さだけだったと思います。撮影が始まった頃は平気だったのですが、中盤に進むにつれ寒さも本格化しました。ヘラの家が高台にあるので、ヘラの家を訪ねるシーンなど12月や1月は野外での撮影もありましたし、冬場の野外での撮影はかなりこたえます。スーツのような衣装を着ている時は、中に重ね着もできませんし。口が凍りついてセリフが言えなくなるので、とにかく寒さが一番つらいです。
――逆に楽しいエピソード、例えば笑ってしまってNGを出したことは?
チュ・サンウク:たくさんあります。ミンジョンはツボにハマって笑いだすと止まらないので、しばらく休まなければならず、何度も休憩を取りました(笑)。今考えると、その時なんでそんなに笑ったのか分からないんですが、とにかくよく笑ってましたね。彼女が笑い始めると、皆がつられてNGを連発してしまうんです。私もいったん笑いのツボにハマると止まらないタイプなので、休憩が必要でしたしね。
――現場のムードメーカーはチュ・サンウクさんでしたか?
チュ・サンウク:年を取ったので私も少しおとなしくなって、落ち着きましたよ。おしゃべりする体力もないしね(笑)。ムードメーカーとはちょっと違います。共演者の中で一番の年長者であることが増えたので、後輩やスタッフに気を配らねばなりません。現場を引っ張っていくためにも、いい雰囲気を作ろうと努力しています。昔は現場を盛り上げようとしてましたが、今はどちらかというと先輩としての責任感で動いてます。
チュ・サンウク:私も驚きました(笑)。衝撃的だったことは本当にたくさんあります。さっきも話しましたが、ヘラのためにすべてを放棄するのは私なら無理です。「こんなことをする人がいるのか、自分ならできない」と現場で言いました。インジュンはすべてを捨ててヘラを選び、そして裏切られます。その辺もあまり共感できませんでしたが、「そういうものなんだ」と思って演じましたね。彼のような人はいないと思いますが、それがインジュンの人物造形だと受け入れました。
――本作を通じて、初めて表現できたことは何かありましたか?
チュ・サンウク:キャリアを積むにつれて責任も重くなるので、その分重圧を感じますね。演じなれた役柄であるほど気を使います。以前よりもいい演技で新鮮味を出したいと思うんです。そういった意味で今回の役は以前の典型的な役柄と何が違うとは言えませんが、昔より自然体で楽に演じられていると感じました。きっと、視聴者の方も自然な演技だと感じてくださるかと思います。
――本作を楽しみにしている日本の皆さんへメッセージをお願いします。
チュ・サンウク:「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」でテ・インジュン役を演じたチュ・サンウクです。久しぶりにご挨拶することができました。作品のテーマは副題のとおり「運命的な出会いと怒り」です。設定や内容はありがちな感じですが、独特の雰囲気が漂っているドラマで、他にはないトーンがあるんです。皆さんもそうした魅力に夢中になって、最後まで楽しめると思いますので、ぜひご覧ください。テ・インジュンの応援もお願いします。どうぞお元気でお過ごし下さい。
「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」リリース情報
・DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~5……好評発売中
・DVD-SET2&レンタルDVD Vol.6~10……好評発売中
・レンタルDVD Vol.11~15……2020年1月7日(火)レンタル開始
・レンタルDVD Vol.16~20……2020年2月4日(火)レンタル開始
各¥19,000+税 発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(C)2018. 2019 Hobakdungkul &iHQ all rights reserved.
トレーラー:https://youtu.be/eygMAF4oB94
※U-NEXTにて独占先行配信中
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公式サイト:http://kandera.jp/sp/fiancee/
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- 記者 :
- Kstyle編集部
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