「ストーブリーグ」Girl's Day ソジン“演技を始めたことを皆さんに知らせることができた作品だった”
写真=NOON COMPANY
Girl's Dayのソジンが、ドラマ「ストーブリーグ」を通じて“女優パク・ソジン”として人々に強烈な印象を残した。ソジンは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区のカフェで行われたSBS金土ドラマ「ストーブリーグ(脚本:イ・シンファ、演出:チョン・ドンユン)」終了記念インタビューで、作品とキャラクターに対する話を交わした。
最近韓国で放送が終了した「ストーブリーグ」は、ファンの涙さえ乾いてしまったプロ野球球団の最下位チームに新たに赴任した団長が、特別なシーズンを準備する熱い冬のストーリーを収めたオフィスドラマで、選手たちの話ではなく、フロント(球団の運営を支援する組織)のスタッフたちを全面に出し、新鮮なストーリーを披露した。
ソジンは劇中で堂々として自信に満ちた熱血スポーツアナウンサーキム・ヨンチェ役を務めた。ソジンは「すごく愛されて感謝しています。私が演技を始めたことをきちんとPRできる機会だったと思います。本当に良いスタッフと先輩たちに会えて感謝しています」と心境を明かした。
続いてソジンは「アナウンサーの口調も全て真似してみましたが、チャンネルごとにスポーツ中継をする方々がそれぞれ違っていました。それを全てそれぞれ真似してみて、記者の方たちの言い方、スポーツアナウンサーの方がカジュアルに言うのを真似していたら、自然に混ざるようになったと思います。最初に台本を読んだ時も面白かったけれど、初回の放送を見てもっと驚きました。はるかに面白かったんです。監督と脚本家にもう一度感謝しました。いろいろな部分で相性がすごく良かったとしか思えません」とつけ加えた。
ソジンは劇中で悪意のある報道によりドリームズの運営チームを困らせるなど、ドラマに緊張感を醸し出す役をこなした。ソジンは兵役逃れの問題で論議を巻き起こしたキル・チャンジュ(イ・ヨンウ)のドリームズ入団記者会見で、軍入隊の話を持ち出して強烈に登場した。
ソジンは「初登場のシーンは、これを見せなければならないというプレッシャーはありませんでした。記者とアナウンサーが混ざっているキャラクターです。スポーツに詳しく、かつジャーナリズムを持っている人を混ぜるのが難しくて、その点に集中しました。私がほぼ一人でスタジオにいる演技をしたと思います。先輩とやりとりするシーンがあまりないですが、印象的なシーンでした。エネルギーの面でもどこか似ているように見えなければならないし、さまざまな要素が混ざっているシーンだと思います」とし、キャラクターについて話した。
この作品を通じてソジンは、記者の苦しさも実感したと打ち明けた。彼女は「ショーケースで記者の方が自身の仕事に集中している姿をたくさん見ました。直接やってみたら、自分でしなければならないことが多すぎました。私達はそれぞれの場所で一生懸命頑張っているんだということを感じました」と思いを明かした。
ソジンが務めたキム・ヨンチェというキャラクターが、時にはドリームズの危機感を作り、一部のファンからの批判もあった。ソジンは「腹を決めて始めた第一歩であり、反応が気になってコメントもたくさん見ました。“憎たらしい”という言葉が多かったです。強く受け止められるかもしれないと予想はしましたが、視聴者の立場からは先輩たちが築いてきたストーリーが強いですし、敵対しているように受け止められたんだと思います」と話した。
むしろソジンには、このような反応がチャンスのように感じられたという。ソジンは「このドラマで私はこれが全てだったかもしれないと思うほどでした。たくさん感情移入して愛してくださるだけに、私が足かせに思えたんじゃないかと共感する部分もありました」と伝えた。
ストーリーが進むにつれて、ソジンはドリームズの危機的状況を人々に伝え、間接的にチームを助ける役割をした。実際にドリームズに対する愛情が大きかったというソジンは、「もっと積極的に助けているように表現したかったです。いっそのことドリームズの味方であるように表現したかったけれど、監督から『どうして急にドリームズの母になったの?』と言われました。やっていたことから離れるなということでした」と振り返った。
野球については詳しくなかったというソジンは、この作品を通じて野球の楽しさを知ったという。ソジンは「放送で見た時、もっと分かりやすかったです。子供の頃からお母さん、お父さんと一緒に野球場に頻繁に行ったけれど、子供の時は9回裏という時間をものすごく長く感じました。ドラマを観ながら楽しさを感じました。多くの野球ファンが細かく劇中のキャラクターと実際の選手たちをつなげながら見ていました。ハマったらここまでハマるんだというふうに感じました」とし、ドラマに対する視聴者たちの情熱に驚きを表した。
これに先立って「ストーブリーグ」のイ・シンファ脚本家は、最終話の台本に俳優一人ひとりに対する手紙を残して、話題を集めた。これを大切に持っているというソジンは、「良い心を持っている人は、良いものを作れるんじゃないかと思いました。監督からスタッフ全員、良い方々でした。脚本家がすべての人に書かれたのは、脚本家が人々を愛情を持って見ているのもあるだろうけれど、その方々が皆良い人であるからだと思いました」とし、作品に対する愛情を表した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ
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