「メモリスト」ユ・スンホ、刑事役で新しい魅力をアピール“子役のイメージを脱却するきっかけになった作品”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
ユ・スンホは、TVレポートが最近行った書面インタビューを通じて、作品に対するエピソードやキャラクター構築の過程などを伝えた。
「メモリスト」は同名のウェブ漫画を原作にした作品で、超能力を持っている刑事トンベク(ユ・スンホ)と天才プロファイラーのハン・ソンミ(イ・セヨン)がチームとなって、正体のわからない犯人を追う過程を描いた。
新しいジャンルにチャレンジしたユ・スンホは、これに対して「多くの心配を抱えてスタートしました。ドラマ撮影が始まる前からアクションも練習し、警察役を演じるのでルックスまで気を使いました。終わったと思うと、すっきりした気持ちもありますが、寂しい気もします」と感想を明かした。
ユ・スンホは「演技において、警察というトンベクの職業、超能力を持っている人物だということに重点を置きました」と明かした。
キャラクターとストーリー上、高強度アクションを披露することに難関はなかったのか。ユ・スンホは「子どもの時から刀や道具を利用したアクションをたくさんやってきたので、現場で短時間練習しただけでもすぐ身につける方です。でも、素手アクションは今まで少ししかしていなかったので、『メモリスト』で動作を合わせるためには別途アクションを習わなければなりませんでした」と話した。
「クランクインの2ヶ月前から練習を始めました。体重増量もしました。しかし、今までほとんど使ってない筋肉と関節を使わなければならなかったので、本当に大変でした。特にキックの場合は、僕の体が硬すぎて苦労しました。幼いころ、母に『テコンドーを習いなさい』と言われましたが、泣きながら『行かない』と言った自分を恨みました。満足度は50点です」
超能力を持つキャラクターを演じることにおいて、難しかったことも明かした。
「記憶をスキャンすると、相手が持っている様々な感情が僕に伝わってくるという設定でした。実際に自分が経験していない感情も確かにあるので、記憶スキャンをした時に感じる感情をそれぞれ表現すべきですが、僕自身は人を殺したことも、刀で刺されたこともないので細かい感情表現が少し難しかったです。このような、どうしようもない部分が残念で、恥ずかしかったです」
なかなか現れない連続殺人犯“消しゴム”の正体も、ドラマの雰囲気を盛り上げた。最終回を控えた第15回でトンベクの姉ソ・ヒス(イ・ヨンジン)が“消しゴム”だったことが明かされた。
ユ・スンホは「後半に正体が分かる“消しゴム”と繰り広げる神経戦に一番気を使いました」と演技に重点をおいた部分を明かした。「一番記憶に残るシーンとセリフを挙げてほしい」という質問にも、劇中で最初に“消しゴム”だと疑われた俳優チョ・ソンハと演じたシーンを挙げた。
ユ・スンホは「イ・シンウン(チョ・ソンハ)が“消しゴム”として追われた後、状況が変わってトンベクが“消しゴム”と指名されたシーンです」と具体的な説明を付け加えながら「撮影現場で先輩も、僕も感情を注ぎ込まなければならなかったシーンでした。スタッフの方々が、僕たちの感情を最大限壊さないように迅速にセッティングを終えてくれたことを覚えています。今考えても非常にありがたかったです」と感謝を示した。
共演したイ・セヨンにも感謝を示した。“記憶スキャン”能力を持っているトンベクと、ガールクラッシュ(女性が女性に憧れること)な魅力と鋭い洞察力を備えたソンミは、協力して“消しゴム”の正体を追った。
ユ・スンホは、イ・セヨンの演技に対して「200万点をあげたいです。演技の相性が良かったと思います。きちんと共演したことは今回が初めてでしたが、演技はもちろん、現場でムードメーカーの役割を上手にしてくれました。毎日繰り返される撮影にも、笑顔を忘れず雰囲気を盛り上げてくれてありがたかったです」とした。
ユ・スンホは、映画「家へ」(2002)に出演して子役時代から名前と顔を知らせた俳優。彼は「以前から『子役のイメージが強い』『若く見える』とたくさん言われてきたからか、警察などの職業を演じることに自信がありませんでした。『何をしても若く見られるだろう』『似合わない服を着ているように見えるだろう』と思っていました」と告白した。しかし「メモリスト」を通じて勇気を得たという。
「『メモリスト』を通じて、そのような考えを自らも壊しましたし、周りからも肯定的な評価をたくさんいただいたので、今後のキャラクター選択に役立ちそうです。非常にありがたく、愛する作品として残りそうです」
今後の活動計画に対しては「現在新型コロナウイルスのせいで、予定していた映画からも降りることになりました。周りの話を聞いてみても、今は作品に入るのが難しそうです。この事態が収まるまでしばらく休みながら次の作品をゆっくりと準備する予定です」と伝えた。
写真=Story J Company、tvN「メモリスト」
俳優ユ・スンホが、最近韓国で放送終了となったtvN水木ドラマ「メモリスト」を通じて、新しい魅力をアピールした。ファンタジースリラー、そしてヒーロージャンルに初めてチャレンジし、今まで見せたことのない姿を見せたのだ。熱血刑事トンベクに扮し、時にはアクションでカタルシスを与え、時には温かい心で視聴者を慰めた。ユ・スンホは、TVレポートが最近行った書面インタビューを通じて、作品に対するエピソードやキャラクター構築の過程などを伝えた。
「メモリスト」は同名のウェブ漫画を原作にした作品で、超能力を持っている刑事トンベク(ユ・スンホ)と天才プロファイラーのハン・ソンミ(イ・セヨン)がチームとなって、正体のわからない犯人を追う過程を描いた。
新しいジャンルにチャレンジしたユ・スンホは、これに対して「多くの心配を抱えてスタートしました。ドラマ撮影が始まる前からアクションも練習し、警察役を演じるのでルックスまで気を使いました。終わったと思うと、すっきりした気持ちもありますが、寂しい気もします」と感想を明かした。
ユ・スンホは「演技において、警察というトンベクの職業、超能力を持っている人物だということに重点を置きました」と明かした。
キャラクターとストーリー上、高強度アクションを披露することに難関はなかったのか。ユ・スンホは「子どもの時から刀や道具を利用したアクションをたくさんやってきたので、現場で短時間練習しただけでもすぐ身につける方です。でも、素手アクションは今まで少ししかしていなかったので、『メモリスト』で動作を合わせるためには別途アクションを習わなければなりませんでした」と話した。
「クランクインの2ヶ月前から練習を始めました。体重増量もしました。しかし、今までほとんど使ってない筋肉と関節を使わなければならなかったので、本当に大変でした。特にキックの場合は、僕の体が硬すぎて苦労しました。幼いころ、母に『テコンドーを習いなさい』と言われましたが、泣きながら『行かない』と言った自分を恨みました。満足度は50点です」
超能力を持つキャラクターを演じることにおいて、難しかったことも明かした。
「記憶をスキャンすると、相手が持っている様々な感情が僕に伝わってくるという設定でした。実際に自分が経験していない感情も確かにあるので、記憶スキャンをした時に感じる感情をそれぞれ表現すべきですが、僕自身は人を殺したことも、刀で刺されたこともないので細かい感情表現が少し難しかったです。このような、どうしようもない部分が残念で、恥ずかしかったです」
なかなか現れない連続殺人犯“消しゴム”の正体も、ドラマの雰囲気を盛り上げた。最終回を控えた第15回でトンベクの姉ソ・ヒス(イ・ヨンジン)が“消しゴム”だったことが明かされた。
ユ・スンホは「後半に正体が分かる“消しゴム”と繰り広げる神経戦に一番気を使いました」と演技に重点をおいた部分を明かした。「一番記憶に残るシーンとセリフを挙げてほしい」という質問にも、劇中で最初に“消しゴム”だと疑われた俳優チョ・ソンハと演じたシーンを挙げた。
ユ・スンホは「イ・シンウン(チョ・ソンハ)が“消しゴム”として追われた後、状況が変わってトンベクが“消しゴム”と指名されたシーンです」と具体的な説明を付け加えながら「撮影現場で先輩も、僕も感情を注ぎ込まなければならなかったシーンでした。スタッフの方々が、僕たちの感情を最大限壊さないように迅速にセッティングを終えてくれたことを覚えています。今考えても非常にありがたかったです」と感謝を示した。
共演したイ・セヨンにも感謝を示した。“記憶スキャン”能力を持っているトンベクと、ガールクラッシュ(女性が女性に憧れること)な魅力と鋭い洞察力を備えたソンミは、協力して“消しゴム”の正体を追った。
ユ・スンホは、イ・セヨンの演技に対して「200万点をあげたいです。演技の相性が良かったと思います。きちんと共演したことは今回が初めてでしたが、演技はもちろん、現場でムードメーカーの役割を上手にしてくれました。毎日繰り返される撮影にも、笑顔を忘れず雰囲気を盛り上げてくれてありがたかったです」とした。
ユ・スンホは、映画「家へ」(2002)に出演して子役時代から名前と顔を知らせた俳優。彼は「以前から『子役のイメージが強い』『若く見える』とたくさん言われてきたからか、警察などの職業を演じることに自信がありませんでした。『何をしても若く見られるだろう』『似合わない服を着ているように見えるだろう』と思っていました」と告白した。しかし「メモリスト」を通じて勇気を得たという。
「『メモリスト』を通じて、そのような考えを自らも壊しましたし、周りからも肯定的な評価をたくさんいただいたので、今後のキャラクター選択に役立ちそうです。非常にありがたく、愛する作品として残りそうです」
今後の活動計画に対しては「現在新型コロナウイルスのせいで、予定していた映画からも降りることになりました。周りの話を聞いてみても、今は作品に入るのが難しそうです。この事態が収まるまでしばらく休みながら次の作品をゆっくりと準備する予定です」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ユ・ジヒ
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