イ・ビョンホン主演、映画「KCIA 南山の部長たち」2021年1月より日本で公開決定!
軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・ジョンヒ大統領。そんな大統領直属の機関として権力を握ったのが韓国中央情報部、通称「KCIA」。組織を束ねる者は、その所在地から“南山の部長”として恐れられる存在だった。大統領に次ぐナンバー2の権力者とも言われるそのKCIA(中央情報部)の部長キム・ジェギュが大統領を殺害したというニュースは、韓国のみならず世界中に衝撃を与えた。権力闘争の果ての凶行か、はたまた独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、未だ様々な見方がなされている。本作は日韓両国でベストセラーとなったノンフィクションを原作に、あくまで「実話を基にしたフィクションである」としながらも、そんな歴史の闇に肉薄していく。
主演を努めたのは人気、実力ともに韓国を代表するトップスター、イ・ビョンホン。愛国心と大統領への崇拝、そして静かに燃える野心との間で葛藤するキム部長を、キャリア最高とも言える演技で圧倒的説得力をもって体現している。共演には「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」でその年の賞レースを席巻したイ・ソンミン、大ヒット作「哭声/コクソン」のクァク・ドウォン、更には「1987、ある闘いの真実」のイ・ヒジュン、「ザ・キング」のキム・ソジンら豪華演技派キャストが集結。監督は「インサイダーズ/内部者たち」でイ・ビョンホンとタッグを組み、当時R指定作品として歴代最高の観客動員記録を打ち立てた俊英ウ・ミンホ。
韓国では2020年公開作品の興行収入第1位の成績を記録(10月11日時点)し、イ・ビョンホンは「百想芸術大賞主演男優賞」を受賞するなど観客批評家双方から絶大な支持を受けた傑作サスペンスがいよいよ日本公開となる。
■映画情報
邦題「KCIA 南山の部長たち」
2021年1月にシネマート新宿ほかで全国公開
【出演】
イ・ビョンホン「インサイダーズ/内部者たち」
イ・ソンミン「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」
クァク・ドウォン「哭声/コクソン」
イ・ヒジュン「1987、ある闘いの真実」
キム・ソジン「ザ・キング」
監督:ウ・ミンホ「インサイダーズ/内部者たち」
脚本:ウ・ミンホ、イ・ジミン「密偵」
撮影:キム・ジヨン「タクシー運転手~約束は海を超えて~」
音楽:チョ・ヨンウク「悪人伝」
原作:金忠植「実録KCIA―『南山と呼ばれた男たち』」(訳:鶴真輔/講談社刊)
2019/韓国/5.1ch/114分/字幕翻訳:福留 友子/PG12
原題:남산의 부장들(英題:THE MAN STANDING NEXT)
配給:クロックワークス
【あらすじ】
1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)の部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が大統領(イ・ソンミン)を射殺した。大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとも言われるKCIAのトップがなぜ? さかのぼること40日前、KCIA元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)が亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。更には回顧録を執筆中だともいう。激怒した大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガクに接触する。それが、やがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らず……。
■関連リンク
「KCIA 南山の部長たち」 公式サイト:http://klockworx-asia.com/kcia/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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