「偶然見つけたハル」SF9 ロウン、歌手・俳優活動で異なる心構え“もしメンバーと演技をするとしたら…”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
SF9 ロウン&キム・ヘユン主演ドラマ「偶然見つけたハル」のDVDが本日リリース!
ヒロインだと思っていた自分は漫画の脇役だった!? 自由と初恋を懸けたエキストラたちの物語が始まる……人気Webマンガを実写化した本作は、マンガの登場人物がページの中と外で繰り広げる、予測不能な胸キュンファンタジーロマンス。自我に目覚め、ダノ(キム・ヘユン)とハル(ロウン)が健気に切磋琢磨する姿は、幅広い層の視聴者のハートを鷲掴みに。
この度、本作で漫画「秘密」のセリフも名前もない存在感ゼロの出席番号13番のエキストラだったハルを熱演したロウンにインタビューを実施! 記憶に残るシーンから歌手活動と俳優活動の意識の違いについてもたっぷりと語ってくれた。
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ロウン:ハルについて説明されている部分が少なかったので、最初は少し漠然としていた気がします。キャラクターについて制約がなくておもしろそうだなと思いましたし、そのぶん演じるのは難しそうだなとも思いました。
――ハルを演技するうえで難しかった部分は?
ロウン:行動や感情について説明がなかったので、どのように演じてもハルになり得る一方で、逆にハルにならない恐れもあると思いました。そのため“ハルらしさ”という点を意識して、どんな行動や言葉、どんなテンポであればハルらしくなるだろうかということに力を注ぎました。今回のように大きな役を引き受けたのは初めてです。1話から16話にわたって、たとえ1シーンであったとしても必ず登場するキャラクターだったので、そのぶん悩んだり考えたりする部分が多かったです。
――台詞の中で記憶に残っているものはありますか?
ロウン:僕がいちばん好きな台詞でもあり、このドラマが伝えたいことが表現されていた台詞でもあると思うのですが、ダノが「私は自由に生きたいだけです。食べたい時に食べたり、遊びたい時に遊んだり。人生を取り戻したいんです」と言う台詞があります。こうした言葉がこのドラマが伝えようとしているメッセージだと思ったので、いちばん好きです。
ヒロイン キム・ヘユンとの演技「とても息があっていた」
――ダノと共演したシーンの中で、最も記憶に残っているシーンは?ロウン:多くの方々に聞かれたのですが、星空のシーンがいちばんよかったと思います。台本に書かれている以上の生々しい感情が沸き上がってきて、監督もその感情を生かしてくださって、僕たちも驚いたシーンでした。ネタバレにならない程度でお話ししますと……本来はそういう感情表現にならないはずのシーンだと思ったのですが、いざ「集中するぞ!」と思って演じたら、感情があふれ出して。それで特別な場面になったのではないかなという気がしますし、最も記憶に残っているシーンの一つです。
――イ・ジェウクさん他、A3(スリ高校のアメイジング3)と共演したシーンの中で、最も記憶に残っているシーンは?
ロウン:ジェウクとは感情的な対立のシーンがいちばん多かったですし、アクションもとてもたくさんありました。そうしたシーンもジェウクとはとても息がぴったり合ったと思っていますが、最後にジェウクが僕にちょっと心を許す場面があります。それを撮りながら、ジェウクが「兄さん、本当にドラマが終わるんだね」って。共演するシーンではいつもぶつかり合ってケンカばかりしていましたが、そのときは図書館、ハルの空間で気持ちを通わせ合ったので、最も記憶に残っています。
――ウン・ダノ役のキム・ヘユンさんと共演した感想をお聞かせください。
ロウン:たくさん話をしました。監督からOKが出たあともヘユンに「どうだった?」と聞いていましたし、逆にヘユンから聞かれることも多かったです。監督がOKの判断をなさったことにはもちろん理由があると思いますが、一緒に演技をした相手役の俳優がいちばん最初に感じるものだと思うんですね。だから、行き詰まったときや理解できない部分があったときは、ダノ(キム・ヘユン)の立場からはそのシーンをどんなふうに解釈したのか尋ねて、いろいろと話し合っていました。とても息が合っていたと思っています。
――キム・ヘユンさんはどんな女優ですか?
ロウン:想像力がとても豊かです。台本に文章で書かれているト書きを、演技によって多彩に描き出してくれました。とても聡明な女優さんで、学ぶところもとても多かったです。僕にとってはどの俳優も撮影現場ではいい先生だったと思います。
「撮影現場では全員がムードメーカー」
――ロウンさんは「ステージ」と「シャドウ」、どちらのハルに似ていますか?ロウン:ハルは(劇中の漫画における)設定が生まれる前までは「ステージ」でも自由なんです。でも自我を見つけたときに新たな設定が加わって、「ステージ」でも自由に動けない状況になりますが、僕は何の設定もないときの自由なハルに似ているような気がします。
――時代劇のシーンもとてもお似合いでした。エピソードをお聞かせください。
ロウン:最初はダノに特別な感情を抱いていない状態ですが、ペク・ギョン大君によってダノを監視するようになり、ある瞬間から彼女が心に入ってきて、ダノを見守るようになるという場面があります。そのとき僕が屋根に上って(ダノを)見守るシーンが記憶に残っています。それから、庭園の楼閣のようなところで「(心の声が)聞こえ……ませんでした」という場面もすごくよかったです。好きだ、嫌いだという台詞を言うときは僕にとっても視聴者の方にとっても完結してしまうものですが、あの台詞は武士としてのハルの気持ちが最もよく表現されていたのではないかと思うので、最も記憶に残っています。時代劇もとても楽しかったです。大変でしたが、その大変さを一緒に乗り越えていったことで、より絆が深まったように思います。
――「偶然見つけたハル」の中で、演じてみたいキャラクターはいますか?
ロウン:僕はナムジュというキャラクターにとても魅力を感じます。ナムジュには最後まで自我が芽生えなかった、だからこそかわいい魅力を持ったキャラクターだと思います。僕たち共演者の間で、「ナムジュが自我を見つけたら、恥ずかしくて学校に通えないだろうね」という話もしていました。このドラマの名台詞は、すべてナムジュの台詞ではないかという気もします(笑)。持ち味がうまく生きていて。ナムジュのそういう演技をやってみたいです。厚かましく、上手に演じられるような気がします(笑)。
――同世代の俳優のみなさんと共演しましたが、ムードメーカーはどなたでしたか? ロウンさんですか?
ロウン:僕も明るく過ごしていましたが、ジェウクもムードメーカーでした。メイキングをご覧になるとわかると思いますが、本当にみんな仲がよかったんです。演技をするときはテンションをキープしようと努めていましたが、撮影のセッティングを変える時間などは、台本についていろいろと話し合ったりしていました。本当に親しければ、カメラにもその親しさが写るはずだと思ったんです。親しいふりをするのと、本当に親しくなってから演技をするのでは違うと思ったので。そういう気持ちが通じ合って、撮影現場では全員がムードメーカーだったんじゃないかなと思います。
自身のニックネームに「正直プレッシャー(笑)」
――SF9のメンバーと一緒に演技をするとしたら、誰とどんな役を演じたいですか?ロウン:チャニと実の兄弟のような演技をしたら、おもしろいんじゃないかなと思います。とても仲がいいので、アドリブみたいな演技も自然に出てきそうだし、楽しそうです。シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)などの軽い内容の作品だったらおもしろいと思います。
――歌手として、俳優として活動するときに違いを感じる点は?
ロウン:心構えがまったく違うような気がします。歌手活動をするときは本当に華やかでしょう? 派手な衣装を着て、きらびやかなステージの上で踊る姿はとても華やかですが、演技をするときは空けておく部分があるような気がします。言い換えると、ステージに上がるときは「僕は世界でいちばんカッコいい人だ!」というふうに心の準備をするとしたら、演技では今回の作品を始めるときもそうだったのですが、「僕は何者でもない」という気持ちで始めるという違いがあると思います。温度差があります。
――演技の魅力は何でしょうか?
ロウン:演技っておもしろいなと思うようになったきっかけは、「僕から始まる」という部分がすごくよかったんです。でも演技を続けていくうちに、ト書きなどに書かれた文章に縛られない感情が湧き出てきたときにいっそう刺激を感じるようになりました。そのためには、いろいろと考えなければなりません。キャラクターについて、さまざまなケースを想定して、いっそう役について研究を重ねなければなりませんが、思わぬ感情が生まれたときは喜びを感じます。
――「顔天才」など、さまざまな修飾語やニックネームがありますが、どのように感じていますか?
ロウン:正直プレッシャーを感じています(笑)。僕はそういうカッコいい姿だけで記憶されるのは嫌なんです。それが僕の欲なんです。ふふっ。外見がカッコいい人よりも中身がぎゅっと詰まった人になりたいです。ふふふ(照笑)。
――日本でよく食べるものやよく行く場所は?
ロウン:実は……日本では本当に時間がないんです(笑)。韓国で活動するときのように頻繁に訪れるわけではないので。だから……お弁当をよく食べています。ふふっ。大阪に行ったらたこ焼きやお好み焼きを食べたり、名古屋では手羽先を食べたりというふうに地方の名物を有名店に行って食べたことはあまりなくて、忙しいのでお持ち帰りにしてもらって、食べることが多いです。お弁当もおいしいです! 日本の食べ物は何でもおいしいです。
――最近覚えた日本語は?
ロウン:「おすすめ」。ふふふ。ごはんのメニューが何種類かあるときは「おすすめしてください」って聞いています(笑)。
――日本のファンが韓国に来たときにおすすめしたい場所は?
ロウン:SF9の仕事でいろいろな国に行きますが、通りを歩いていると、その国ならではの雰囲気を感じます。建物や街行く人々、車などがその国の雰囲気を作り出しているようです。ですから、もちろん韓国にも誇れる名所がたくさんありますが、街歩きをしてみることを僕はおすすめしたいです。
■リリース情報
「偶然見つけたハル」
【セル】
・2020年12月2日(水)DVD-BOX1
価格:12,000円+税(PCBP-62328)
収録内容(全8DISC):第1話~第16話収録(約523分)+特典映像(約53分)
・2021年1月6日(水)DVD-BOX2
価格:12,000円+税(PCBP-62329)
収録内容(全8DISC):第1話~第16話収録(約518分)+特典映像(約72分)
<特典内容>
■DVD-BOX1
1.初回限定特典:キャンペーン応募券
2.特典映像:キャラクター紹介、NGビハインド映像収録
3.16Pカラーブックレット封入
■DVD-BOX2
1.初回限定特典:キャンペーン応募券
2.特典映像:リレーインタビュー、撮影現場メイキング
※ポニーキャニオンショッピングクラブ購入者特典「特典DISC」
キム・ヘユン/SF9 ロウン/イ・ジェウク スペシャルインタビュー&スチール撮影スケッチ映像(約45分)
【レンタル】
・2020年12月2日(水)Vol.1~Vol.8(PCBP.74391~PCBP.74398)
・2021年1月6日(水)Vol.9~Vol.16(PCBP.74399~PCBP.74406)
各巻2話収録/日本語字幕収録
発売・販売元:ポニーキャニオン
(C)2019MBC
※リリース記念「ドラマオリジナルGIFスタンプ&ダイナミック壁紙」の無料配布をスタート!
詳細:https://gifmagazine.net/users/111289/profile
■キャンペーン情報
「偶然見つけたハル~好きなキャラクターは誰?」ツイートキャンペーン
期間内に、作品の中で好きなキャラクターのGIFスタンプを選んで、好きな理由と一緒に指定のハッシュタグ(#グハル推しキャラ)を入れてツイートすると、抽選で超豪華な賞品をプレゼント!
<キャンペーン期間>
2020年12月2日(水)10:00~2021年1月4日(月)23:59まで
<賞品内容>
A賞:劇中使用名札5個セット(ウン・ダノ、ハル、オ・ナムジュ、イ・ドファ、ヨ・ジュダ)1名
B賞:キム・ヘユン、ロウン(SF9)、イ・ジェウク、チョン・ゴンジュ、キム・ヨンデ、イ・テリ、イ・ナウン(April)7名ショットポラロイド(サインは1名のみ)
★ロウン(SF9)サイン入り7名ショットポラロイド 1名様
★キム・ヘユン サイン入り7名ショットポラロイド 1名様
★イ・ジェウク サイン入り7名ショットポラロイド 1名様
★キム・ヨンデ サイン入り7名ショットポラロイド 1名様
★チョン・ゴンジュ サイン入り7名ショットポラロイド 1名様
★イ・テリ サイン入り7名ショットポラロイド 1名様
★イ・ナウン(April)サイン入り7名ショットポラロイド 1名様
C賞:キム・ヘユン、ロウン(SF9)、イ・ジェウク、チョン・ゴンジュ、キム・ヨンデ、イ・テリ、イ・ナウン(April)7名サイン入り韓国版見開き4面パンフレット 5名様
D賞:日本オリジナルパンフレット(サインなし) 10名様
キャンペーンページ:https://gifmagazine.net/tweet_campaigns/7L9BbBlL
■関連リンク
「偶然見つけたハル」公式サイト:https://www.welovek.jp/haru/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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