「三姉妹」キム・ソニョン、作品を一緒に手掛けた夫イ・スンウォン監督を絶賛”外見もタイプで…”
写真=カン・エンターテインメント、リトル・ビッグ・ピクチャーズ
女優のキム・ソニョンが最近、オンラインで行われたビデオインタビューを通じて「私は美しくて(笑)、夫がする仕事に尊敬心を持っている」とし、妻で母親として評価してほしいという質問にこのように答えた。そして「自分でもいい妻だと思っています(笑)。夫が私の顔色を伺いますが、その部分は全く申し訳ないと思っていないし、残念です(笑)」と笑顔で答えた。
また、母親としての役割については「私は娘に幸せを教えてあげる素敵なママです」と明かし、女優である前に人間としての賢明さがあると自評した。
彼女は、4歳年下のイ・スンウォン監督と結婚し、1人の娘を育てている。「娘が見て育ったのが、演技と台本です。幼い頃から演技をしたがっていたのですが、私が止めました。子役は母親がついていって世話をしなければならないんですが、私には無理だったためです。したいなら、大人になって自分が選択すればいいと思います」と話した。
この日、キム・ソニョンはすべての質問にすらすらと答え、女優ではなく俳優のキム・ソニョンとして、自身の長所をアピールした。
イ・スンウォン監督とキム・ソニョンが一緒に手掛けた映画「三姉妹」(制作:映画社アップ・映画社ヨンドゥ、提供・配給:リトルビッグ・ピクチャーズ)は、外見は問題がないように見えるが、見せかけの性格、小心な性格、トラブルメーカーの3人姉妹で、周りに言えなかった過去を打ち明けることから始まる物語を描いた作品だ。女優のムン・ソリが共同制作者として参加した。
これに対してキム・ソニョンは「ソリ姉さんがある映画祭で印象深い女優として私を言及してくださり、ありがたく思っていました。いつか『ビール一杯飲もう』と言われて、私がしがみつきました(笑)。会いたいと思っていたところ、そのように縁が結ばれました。今は家に行ってワインも飲んで仲良く過ごしています」と縁を伝えた。
また、ムン・ソリについて「映画全般に対する愛情が大きい方です。コミュニケーションしながら賢明に振る舞ってくださって、すごく勉強になりました。お姉さんがプロデューサー役もしたので、私がなんとか助けになりたかったんです」と明らかにした。
夫のイ・スンウォン監督については「作業者としての魅力が、すなわちイ・スンウォンの魅力で、顔もとてもセクシーです。私は外見至上主義者なので、本当に(イ・スンウォン監督の)外見は私のタイプです(笑)。作業者として尊敬していますし、人物を読み取る力、作品を読み取る力があります」と絶賛した。
彼女は「夫が演出した作品にすべて出演しました。私からインスピレーションを得たものを、キャラクターに映し出す部分がたくさんあります。実は私は選択権がある女優ではないんです。オファーをもらったら、たいていのことはするタイプです。『これはして、これはしない』という女優ではありません」と明らかにした。
イ・スンウォン監督が脚本及び演出した映画「三姉妹」は、記憶を紐解きながら爆発する三姉妹の物語を描く。キム・ソニョンは長女のヒスク役を務めて、次女のミヨン役のムン・ソリ、末っ子のミオク役のチャン・ユンジュと共演した。
キム・ソニョンは「私は作品の中のキャラクターを表現する前に、いつもどのような気持ちなのかを考えます。ヘアスタイルや衣装などを決めて、『ああ、こういう人なんだ』とキャラクターを決めてから演じます」とし、自分だけの演技の秘訣を語った。
実際に姉と弟がいるという彼女は「痛みや傷は、誰もが持っている感情です。イ・スンウォン監督が映画でこの部分を引き立てていますが、私たちは誰でもこのような感情を持っています。なので映画を見ると、自身だけ寂しくて大変なわけではないというのが分かります」とし、「三姉妹」が共感度が高い映画であると自信を表した。
その一方で、キム・ソニョンは「観客たちが映画を見て、このようなメッセージを得てほしいと思う気持ちはありません。どの時期に見るかによって映画を異なる観点で見られるためです。私は人間の感情が大事だと思っています。最近はファクト(事実)、テーマ、メッセージで教育を受けていますが、自分の感情に気づいて、そのような印象を受けた理由を探すのが重要だと思っています。情緒に重点を置いて生きているので、豊かな感情を感じてほしいです」と自身の見解を伝えた。
また「具体的にしたい役柄があるわけではないんです。ただ、慶尚道(キョンサンド)のおばさん、または気が強いおばさん? など、“おばさん”というカテゴリーの中で様々な役割をしてみたいです。機会をいただければ、一生懸命やってみます。いつかは機会がやってくると期待しています(笑)」と述べた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ボラ
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