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VIXX エン「Mine」で久しぶりのドラマ復帰も“迷惑をかけてはいけないと…”

TVレポート
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=51K
tvN土日ドラマ「Mine」に出演したVIXXのエンが名残惜しい挨拶を伝えた。

韓国で最近、放送が終了した「Mine」で彼はハン・スヒョク役を演じて、繊細な感情の演技でお茶の間の集中度を高めた。

エンはハン・スヒョク役で変化する彼の内面を繊細な眼差しで描いた。財閥3世として決まった人生を生きることを求める家の人々の前では、断固で鋭い姿を見せる一方、ユヨン(チョン・イソ)に対する自分の気持ちに気づいた後は、揺らぐことなく直進する姿で限りなく優しくて、温かな魅力を披露した。

子どもの頃、実の母親と胸の痛い別れを経験し、家族からの温かいぬくもりを感じることができずに生きてきたスヒョクが、“ヒョウォンの王冠には興味がない”という意思を確実に伝え、後継者承継を拒否した後、自身が本当に求める人生を選んでいく過程を柔軟に描き、存在感を高めた。特にドラマの中盤、スヒョクが耐えてきた寂しさと心の中のしこりをほどいていく感情の演技で、複雑でおぼろげな眼差し、話し方、表情でそのまま表現し、ドラマの雰囲気を高めた。

エンは、所属事務所の51Kを通して「除隊して久しぶりに挨拶した作品なので格別な気持ちが大きかったですが、『Mine』を撮影した4ヶ月間、勉強もたくさんし、大先輩と一緒に過ごしながらたくさん笑い、とても幸せでした。ドラマ『Mine』を愛していただき感謝しており、今回のドラマを通して学び、感じたことを忘れず、俳優エンの“Mine”を見つけ、満たしていくようにします」と感謝の挨拶を伝えた。

――ドラマ「Mine」を終えた感想を教えてください。

エン:昨日クランクインしたばかりのようなのに、もう4ヶ月が過ぎ、最後の放送だなんてスッキリしたというよりは名残惜しく、寂しい気持ちが大きいです。除隊してtvN短編ドラマ「ザ・フェア」以来、初めての復帰作で挨拶した作品なので格別な気持ちが大きかったですが、大先輩、そして様々な俳優の皆さんと一緒に過ごしながら勉強もたくさんし、温かい現場で一緒に働くことができて幸せでした。最後の放送までスヒョクのことを愛してくださった多くの皆さんのおかげで、応援をいただきながら頑張って撮影を終えることができました。これから俳優としてさらに素敵な姿をお見せすることができるようにさらに努力し、勉強します。最後にドラマ「Mine」を愛してくださった視聴者の皆さんに心から感謝いたします。

――自身が本当に求めていたものを一度も手に入れることができなかったスヒョクが、ユヨンに出会って成長していく姿が印象的でした。エンが考える“ハン・スヒョク”はどんな人物でしたか? キャラクターを演じるために特別に準備したり、演技をするとき重点を置いた部分は何ですか?

エン:ドラマでハン・スヒョクは、一見すべてを持っているかのように見える財閥3世ですが、自分に与えられた人生に安住することなく、自分が本当に求めている人生が何か、自分だけの“Mine”を見つけるために前に進んでいく人物だと思いました。ユヨンのことが好きな気持ちだけでなく、自分がヒョウォン家の後継者になったとき本当に幸せなのかを考え、その後は誰が何と言おうが、一途に歩いていくスヒョクの“大人らしさ”こそが母親と胸のつらい別れを経験した子ども時代のため、早く大人っぽくなったことから起因したのではないかと思い、キャラクターに近づいて行ったんです

スヒョクが持っている孤独で複雑な内面をどう表現するかたくさん悩みましたが、やはり寂しく育ったキャラくターであるだけに、少しは冷たく鋭いイメージをお見せするのが良いと思い、撮影前から終えるまでダイエットと運動を休みませんでした。

――入隊による空白期を経て、久しぶりにドラマ復帰を知らせた作品ですが、「Mine」を通して俳優として“この姿だけは必ず見せたかった”と考えた部分はありますか?

エン:久しぶりに訪れた撮影現場で綺羅星のような大先輩たちと共演しながら、迷惑をかけてはいけないという思いと同時に、ペースを失わずにしっかりと演技をしてお見せしたかったんです。ドラマの人物と一緒に笑ったり、怒ったり、泣いたりもしながらその役割が自分自身になれる俳優になりたいと思ってきましたが、「Mine」を始めてからやはり先輩方からたくさん学び、視聴者の皆さんにある一瞬でもエンではなく、ハン・スヒョクに見えたら良いと考えました。

「Mine」に出演している間、パク・ウォンスク先生とキム・ソヒョン先輩、パク・ヒョクグォン先輩など、大先輩と共演するシーンが多かったですが、先輩の皆さんがいつも雰囲気を明るく主導して下さり、たくさん学び、楽しく撮影しました。とても感謝しています。

――自分が考えるキャラクターとのシンクロ率はどれぐらいですか? 実際のエンとハン・スヒョクの似ている部分と違う部分は何ですか?

エン:前半のシンクロ率は高くなかったと思います。僕は末っ子で生まれ、両親と家族からあふれるほどの愛をもらいながら育ちましたが、スヒョクは実の母親と望まぬ別れをし、子供の頃から1人で留学生活をしながら寂しく育ったので、正直共感ポイントが多くありませんでした。家族との絆が固くないスヒョクとは異なり、子どものころから夢を早く見つけた僕を、両親はいつも信じてくださり、応援を惜しまなかったんです。ドラマでユヨンに出会い、物語が展開するにつれ、スヒョクのキャラクターも成長し、変化するようになりますが、自らが正しいと思う道を力強く歩く姿で自分と似ている部分がたくさん見えたような気がします。

――「Mine」の撮影中に起きたエピソードの中で、一番記憶に残っているものを教えてください。

エン:家族が集まって議論する場面が多いので、ダイニングホールで先輩たちと一緒に撮影する日が多かったです。ヒョウォン家に戻ってきたスヒョクの家族の前で、「祖父の意思に従わない」という意思を確かにし、自分の持ち分をすべて母親のソヒョンの譲渡すると話すシーンを撮影するとき、その日特にセットスタジオ内部が暑かったんです。休み時間、ハンディタイプの扇風機をつけたら、先輩たちがそれぞれ持っていたあらゆる扇風機をすべて取り出して、僕の前に置いてくださり、困惑したことが記憶に残っています。ありがたかったんですが、一瞬で困惑したからか、汗がもっと流れて慌てる僕の姿に笑っていた先輩方の姿が今も記憶に新しいです。先輩方のおかげで現場の雰囲気がいつもよかったので、それだけ先輩方にたくさん便り、時間が経つほど感謝の気持ちが大きくなりました。

――俳優エンにおいて「Mine」はどんな意味として残りますか?

エン:励ましを惜しまなかった先輩方のおかげで、ワンランク成長でき、たくさん学べた作品です。僕が求め、守りたい「Mine」は何か? スヒョクを演じながら、僕もたくさん考えてみましたが、時間が経ち、もう少し成熟したエンの姿で再びスヒョクに出会えたら、よりたくさんのことを話せるのではないかと思ったりもした、それだけ切ない気持ちのあった作品でした。

――これから挑戦してみたいジャンルや役割がありますか?

エン:チャンスがあれば、時代劇にも挑戦してみたいです。最近「賢い医師生活」も楽しく観ましたが、医師や専門職の役割もチャンスがあれば演じてみたいと思います。

――最後に「Mine」を見守り、愛してくださった視聴者の皆さんに一言お願いします。

エン:ありがとうございます。スヒョクを応援し、見守ってくださった多くの方々のおかげで、初心を忘れず最後まで一ヶ所を見ることができ、自身の決定を信じ、前に進んでいくスヒョクを作っていくことができました。今回のドラマを通して学び、感じたことを忘れずに、俳優として“Mine”を見つけ、満たしていくことができるエンになります。もう一度、心から感謝いたします。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ユニ
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