「イカゲーム」の“ミニョ役”キム・ジュリョン、強烈な演技力でファン急増！「SKYキャッスル」の登場シーンも話題に

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
Netflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」が世界中で人気を博している中、出演俳優たちが過去に出演した作品も話題になっている。特に、ハン・ミニョ役を演じるキム・ジュリョンが、JTBCドラマ「SKYキャッスル」でセリの叔母であるノ・ソネ役を演じたことが発覚し、関心が高まっている。

キム・ジュリョンは「イカゲーム」で212番のハン・ミニョ役を演じた。彼女は、パーマをかけたロングヘアで、平気で悪口を言う荒い性格の人物だ。ゲームに勝つためには手段と方法を選ばない。反則を繰り返し、生き残るために立場を変えながら奮闘する。自身の性を利用してゲームを続けようとし、思い通りにならないと大声を出すキャラクターのため、顔をしかめた視聴者も少なくないだろう。

このような姿は、キム・ジュリョンの熱演によって魅力として昇華された。ハン・ミニョが持つ狂気もうまく表現したが、自身を裏切ったドクス（ホ・ソンテ）に一発食らわせるシーンでも、痛快な面をしっかり見せてくれたためだ。

名脇役として活躍したキム・ジュリョンへの関心の高さは、SNSのフォロワー数で証明された。「イカゲーム」の後、キム・ジュリョンのSNSは、既存のフォロワー数から1550倍以上増加した。これにとどまらず7日現在、フォロワー数1,569,128人を記録し、注目を浴びている。

ハン・ミニョとして強烈な印象を残したキム・ジュリョンは、2019年2月1日に韓国で放送が終了したJTBCドラマ「SKYキャッスル」でも、セリの叔母でノ・スンヘ（ユン・セア扮）の姉ノ・ソネ役として登場し、存在感を与えた。

「あの女！ それがバレると思って韓国に逃げたのよ！ 学校が6万2千ドルを賠償しろと言っているわ。どうしようもない子ね。どうしたらいいの、スンヘ！」

この台詞に聞き覚えはないだろうか。「SKYキャッスル」でキム・ジュリョンが言った台詞だ。当時、韓国語と英語が混ざった独特な口調で、短いシーンではあるが印象を残し、ミーム（Meme）化されるなど多くの視聴者に愛された。このシーンは、移民した友達の協力で台詞に躍動感を与えることができたという。

さらに、映画「トガニ 幼き瞳の告発」では、校長と交際する生活指導教師のユン・ジャエ役に扮し、ドラマ「ミスター・サンシャイン」「私だけに見える探偵」にも出演するなど、様々な作品で実力を積んできた。出番に関係なく、自身の役割以上を全うするキム・ジュリョンが注目されるのは当たり前だ。「イカゲーム」で全世界から愛される彼女が、次はどのような活躍を見せてくれるのか、これからが楽しみだ。