イ・ユミ「イカゲーム」に続いて「今、私たちの学校は…」でも活躍“2作共にヒットして幸せ”
写真=VAROエンターテインメント
女優のイ・ユミが、Netflixオリジナルシリーズ「今、私たちの学校は…」で演じたナヨンについて語った。最近イ・ユミは、マイデイリーとのオンラインインタビューを行い、「今、私たちの学校は…」のビハインドストーリーを伝えた。
同作は、ゾンビウイルスが広がった高校に孤立した生徒たちが、生き残るために死闘を繰り広げるストーリーだ。先月28日に公開され、1日でNetflixのTV SHOW部門で世界1位を記録し、その後も大ヒットを続けている。彼女は劇中、イ・ナヨン役を熱演した。高級マンションに住む“クムスジョ(黄金のスプーンと箸、裕福な家に生まれたこと)”で、すべてを持っている人物だが、危機が訪れる度に自分の安全だけを心配する利己的な態度により、友人との間で葛藤が生じる。
これに先立ってイ・ユミは、昨年Netflixで公開された「イカゲーム」で、ゲームの参加者である240番のジヨン役を演じ、大きな話題を集めた。
この日彼女は「イカゲーム」に続き、「今、私たちの学校は…」まで、出演作品が世界で成功したことについて「私にとってはどちらも大切で、公開されるのを待っていた作品です。知人からたくさん祝ってもらい、両親も喜んでくれました。『イカゲーム』の成功を喜んでくれた友達の中で、『今、私たちの学校は…』で共演した人が多いので、皆で成功を祝うことができて今は幸せな日々を過ごしています」と感想を明かした。
「イカゲーム」と「今、私たちの学校は…」は、同時期に撮影が行われた。イ・ユミはどのように2つの作品のキャラクターに入り込んだのだろうか。彼女は「2作とも地方で撮影をしていたので、たくさん行ったり来たりしていた記憶があります。演技のことは移動する車の中でたくさん考えていました。ナヨンとジヨンの性格が異なるので、『今、私たちの学校は…』の撮影に行く時はいっぱいに満たす感じ、『イカゲーム』の撮影に行く時は逆に捨てていく感じで行きました」と当時を思い出した。
彼女は「平凡な人々の物語だと思いました。実際にゾンビが現れたら、様々なタイプの反応をする人たちが登場すると思いましたし、それを作品で見せようとしました」と話した。また「ナヨンの魅力は、周りにいないと思っていた人物が、思ったより近くにいることがあるということを見せている点です。極限の状況に追い込まれたら、ナヨンのように近くにいる人が変わる可能性があるじゃないですか」と説明した。
これと共にナヨンのピンクの衣装についても「衣装もそうですし、ナヨンのバッグを見ると、他の子たちとは違って、レザー製のバッグなんです。子供をお姫様のように育ててくれた家族がいるというのを見せる部分になったと思います」と述べた。
イ・ユミは「今、私たちの学校は」でギョンス(ハム・ソンミン)を危機に陥れる姿で視聴者の怒りを誘った。彼女は「ギョンスにいつも申し訳ないと謝罪していました。演技ではありますが、申し訳ないと思いました。でも、私が自ら悪いと思ったらダメですので、一回で成功させるために一生懸命にやりました。そしてギョンスと撮影する際、台本についてたくさん話し合い、セリフの語尾や行動を決めていくなど、一緒に何かを作り出すシーンだと思って、2人共一生懸命に演技した記憶があります」と語り、ハム・ソンミンへの感謝と、申し訳ない気持ちを伝えた。
続いて「共演した俳優たちとは親しいので、私に『憎たらしい』と言ったりもしました。冗談半分で、友達をからかう感じでよく言われました。ナヨン役を演じる時には、『なぜあんな風にするんだろう』と思わないように頑張りました」とつけ加えた。
そして作品の中のロマンスについて聞くと、「ギョンスとは愛憎の関係だと思います。あれくらいならロマンスじゃないですか? 愛情があってこそ、憎むこともできると思います。ナヨンは自分なりに、ロマンスをしたのだと思います。ギョンス、大好きだよ」と答え、明るく笑った。
「今、私たちの学校は…」は彼女の女優人生の中で、どのような意味の作品として残るだろうか。彼女は「イ・ユミの最も悪く、とげとげしい姿を見せる作品として記憶に残ると思います」と語った。
2作品の連続ヒットで、世界中から愛されているイ・ユミ。彼女は2つの作品に続いて出演しながら「変わった点はもちろんすごく多いです。長い間演技をしてきたと思っていましたが、まだ私が経験していないことが本当に多かったんです。グラビア、広告撮影などさまざまな活動をしながら自然に変化を感じるようになりましたが、まだ驚いています」と明かした。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チョン・ジヒョン
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