福士蒼汰＆山本美月、日本版「星から来たあなた」に期待してほしい！“すごくナチュラルに瞬間移動してた（笑）”
原作はキム・スヒョン＆チョン・ジヒョン主演で人気を博した韓国ドラマで、大学講師に扮した宇宙人と大人気女優の恋愛模様を描いたユニークな世界観のラブファンタジー。400年もの間、自分の正体を隠しながら地球で生活する特別な能力を持った宇宙人、東山満（とうやま・みつる）役を福士蒼汰が演じる。
地球での生活も残すところあと3ヶ月、故郷の星に帰る準備を進めていた時、「態度は高飛車だが実は純真な人気女優」笹原椿（山本美月）が現れたことで、平穏だった満の生活が一変する。
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日本版「星から来たあなた」豪華キャストが集結！
山本：今日は1時間たっぷりあるので、「星から来たあなた」の魅力をたくさん伝えたいと思います。
工藤：本日は1時間もあるので、皆さんといろいろ喋れたらなと思います。
福士：同じこと言わないでよ！ 3人一緒になっちゃったから（笑）。
工藤：1時間がパワーワードすぎて（笑）……ということで、お願いします（笑）。
福原：この作品がついに皆さんに届くんだという嬉しい気持ちでいっぱいです。本日は楽しい時間を皆さんと過ごせたらなと思っています。
今井：僕は初めて悪役を演じましたが、本当に救いようのない悪役でちょっと癖になりました。ストーリーの中でどんなことを仕掛けていくのか、ご注目いただきたいです。
光石：今日はこんなご時世に足を運んでいただき、本当にありがとうございます。今日はよろしくお願いします。
「すごくナチュラルに超能力を使ってました（笑）」
福士：宇宙人役が2回目で、瞬間移動や空飛んだりをよくしてたので、やりやすかった点はありました。ただ、400年間地球にいて、人と関わることを避けているというのは、ある意味で普通の青年なんじゃないかなと思えました。そんな彼が400年後、自分の星に帰ろうとしている時に何かの運命で、運命の人と出会って、心揺さぶられてしまう思いが面白みでもあり、難しい部分でもあったので、その宇宙人の人間らしい部分を意識しながら演じていました。
Ｑ．山本さんが演じた椿はいかがでしたか？
山本：トップ女優の気持ちを理解するのは、なかなか難しかったです。そして、何よりもセリフの量がすごく多いんです。1つのシーンを回さなきゃいけなくて、宇宙人が本当に喋らないんですよ！
福士：すいません（笑）。
山本：そのリズム感を私に委ねられてしまっているので、とても緊張しました。でも楽しく演じられたと思います。
山本：私、本当に何着着たんだろうっていうぐらいたくさん着たんですよね。着物をリメイクしたドレスが最後の方に出てくるんですけど、それがすごく素敵で、日本版の「星から来たあなた」として、日本らしさが出ている衣装で好きですね。
福原：私もいろんな服を着させていただいたんですけど、アクセサリーが多くて、カチューシャやイヤリング、指輪も毎回楽しみでした。あと、椿ちゃんのポスター撮影の時に、着ていた服が、全体が何枚も重なった白のチュールで、すごい豪華で印象に残っています。写真も撮ったので、後でお見せしたいです。
山本：看板の撮影の時に着ていた衣装なんですけど、本当にすごい衣装で、着ぐるみみたいな。あれ、見せたいよね。残念ながら首ぐらいまでしか写ってなくて……。
福士：福原遥ちゃんのInstagramで見れる（笑）？
福原：はい（笑）。
Ｑ．工藤さんは椿を一途に思う浩哉役でしたが、いかがでしたか？
工藤：浩哉は心から椿のことが好きで、支えたいと思っていて。その思いと日常の行動も一緒で、何に対しても誠実でまっすぐな青年だったので、僕としてはすごい演じやすかったですし、こうやって1人の女性をここまで思える浩哉のことが大好きで大好きで。演じていて、毎日楽しかったです。
山本：工藤くんは「野菜を育てている人」です。
工藤：間違いない。野菜育てています。本当に今度出荷するし……。
福士：みんなに送ってね。
工藤：食べる？ 本当に（笑）？
山本：食べる、お願いします（笑）。現場でInstagramを始めていて、その前に始めたらフォローするねって話していたんですけど、実際に始めた時に「そうなんだ、おめでとう！」ってスルーしちゃって。その後、マネージャーさんに「たぶん工藤さんはフォローしてほしかったんじゃないですか？」って言われて、あ！ って思ってフォローしました（笑）。
工藤：そうなんですよ。フォローしてくれるって言ってたので、伝えたんですけど、あっさりスルーされて、まあ仕方ないなって（笑）。
山本：でも野菜しか上がってないんですよ。この人の本業は何なんだろうって（笑）。
工藤：半分以上、野菜の写真です。役者兼農家（？）です（笑）。
福原：皆さんとのシーンは毎回、暗くて切なくて、悲しい表情ばかりしてたなと思います。雪乃のことを考えると心が痛くなりますが、雪乃自身には嫌な部分や黒い部分はない女の子でした。ただ、女優としてなかなか上まで行けなかったり、好きな人に振り向いてもらえなかったり、そういう葛藤を自分の中でずっとしていたので、そこに向き合って、ちょっと苦しくなりながら、演じました。椿ちゃんとのシーンも最初は喧嘩もあり、距離や壁がある関係でした。でも、雪乃は椿ちゃんのことが大好きで、やっぱり大切な友達って思ってるので、演じていても徐々に繋がっていく感覚はあって、それはすごい楽しかったです。
Ｑ．作品の中で悪役を演じた今井さんですが、雅哉役はいかがでしたか？
今井：現実的に考えても救いようのない悪で、とにかく悪の魅力を出してほしいとのことだったので、どんなことがあっても動じずにとにかくポーカーフェイス、余計なことをせずに演じました。現実と離れているからこそ、これはこれで癖になりそう。演じていて面白かったですね。
Ｑ．工藤さんと今井さんは兄弟役でしたが、雅哉は兄としてはいかがですか？
工藤：嫌ですね。
今井：絶縁したいよね？
工藤：雅哉は嫌ですね。今井さんだったらついて行きたいですけど、雅哉は絶縁したいですね。
光石：僕は宇宙人と思って接するわけではなく、ひとりの人間と思ってお芝居できればと思っていました。それが見る人によっては宇宙人に映ればいいなと。そして、以前には福士さんの父親役をやったこともあり、他にも一緒にお芝居したこともあったので、何の心配もなく演じました。ただ、セリフが……福士くんが喋らないんですよ（笑）。
福士：すいません（笑）。
全員：（笑）
光石：こっちでずっと喋ってるんですけど、セリフが多かったのが大変でした（笑）。
山本：喋らないし、表情も宇宙人だから……。
福士：リアクションも薄いんですよね（笑）。
光石：でも夏の暑い時期に撮っていたんですけど、福士くんは宇宙人役で汗をかけなかったので、大変そうでしたね。
福士：優しい父親のような印象です。俳優さんとしていろんな役をやられていますが、実際会うとものすごくキュートな印象があります。それが今回の倉地という役にすごくぴったりで、僕が体調が悪くなって寝込んでるシーンで、声をかけてくれる言葉の語尾がちょっと上がるんです。叱るシーンでも語尾が上がるので、優しさがにじみ出ていました。
光石：え、そう？ 全然意識してないですね（笑）。
Ｑ．福士さんは、演じていて「宇宙人ならでは」と感じるシーンは？
福士：インターホンが鳴った時とかに、近いのに瞬間移動してしまって。ちょっとした面倒くさいことを瞬間移動で済ませられるのは、楽でいいなと思いました。超能力でコーヒーを入れるんですけど、そのままご飯を食べ始めるシーンとか、実際にできたらいいなと思いました。
福士：特に、瞬間移動をどうするのか考えました。もちろん、編集でパッといなくなるんですけど、ただ編集しただけでは編集した感じが出てしまうので、瞬間移動の余韻を残すために、そのシーンでちょっと早い動きを入れたりしました。それがちょうどいい感じに編集してもらえて、瞬間移動になってたと思います（笑）。
山本：すごくナチュラルで、自然に超能力を使ってました（笑）。
Ｑ．実は瞬間移動したこと一回ぐらいあるんですかね？
福士：あまり言えないんですけど、内緒です（笑）。
山本：原作でも有名な15秒見つめ合ってるシーンは胸キュンですね。あと、私がいないシーンなんですが、シャワーを浴びながら聴力で私たちの話を聞いて、ふって笑うシーンがあるんですけど、そのシーンにキュンとしました。椿がいない時にそんな顔してるんだっていう素直な一面で、見たらキュンとするシーンだと思います。
福士：普段見せない、素直な姿だからですね。
Ｑ．では、福原さんから見た浩哉のいいところは？ どうしてそんなに惚れてるのでしょうか？
福原：浩哉くんて本当にいい人じゃないですか。
工藤：雪乃にとって浩哉は全然いい人じゃなかったよね（笑）。
福原：でも、椿ちゃんに対しての一途でまっすぐで、正直な姿を含めて好きになっているんですよね。正義感も強くて、ずっと思いを伝え続けている姿は素敵だなと私は思います。自分の恋は叶わなくてもそんな一途な彼を見て、素敵だなと思いました。
「実は◯◯！」パネルトークで共演者の意外な素顔が続出
Ｑ．もし自分が宇宙人だったら使ってみたい超能力は？
福士：「瞬間移動」物を浮かせるか、瞬間移動かなと思ったんですけど、瞬間移動が演じてみても便利でした。どこにでも行けるので、海外旅行とかパスポート無しで行けるのでいいですよね。すごい便利だなと思いました。
山本：「瞬間移動」
私も羨ましいなと思って見ていました。海外に行っても観光して、すぐ帰ってこれるので、ちょっとピラミッド見に行きたいなっていうときでもぱっと行けるなって思いました。
僕は「時」全般。止めることも早めたり、戻したり。時は金なりっていうじゃないですか。
福士：「時」で何をしたいんですか？
工藤：作品でテンパってる時に、一回時を止めたい。何でもないセリフでつっかえた時に、一回時を止めて、コーヒーを飲んで落ち着かせて、改めてスタートしたいです（笑）。
福士：コーヒーの香りだけ残ってるやつですね（笑）。
福原：「瞬間記憶力」
本当にほしいです。私、すぐ忘れちゃうので、普段の日常も記憶しておきたいですし、お仕事で覚える仕事も多いので、絶対忘れない記憶力がほしい。
山本：それいいね～！
今井：それはすごい分かります。
福士：この回答で役者がどれだけセリフに苦労しているのかが分かっちゃいますね（笑）。
一人旅が好きなので、休みができたらその度にハワイに行ったり、スペインへ行ったり、そして、撮影現場が遠い時はすぐに帰れていいですよね。
光石：「痩せたい」
全員：超能力じゃないじゃないですか（笑）。
光石：超能力も何よりも痩せたい。超能力使ってでも痩せたい。スルーしてください（笑）。
Ｑ．共演者は「実は◯◯！」を教えて下さい。
遥ちゃんは、おてんばです。現場でちょっと日焼けをしていた時期があって、他の現場で焼けたのかなって思って聞いたら、「あ、川遊びで……」って（笑）。川遊びってなかなかしないので、おてんばで可愛いなって。
福原：そうなんです。川遊びして、石投げしたりしていて（笑）。
福原：「山本美月は姉御肌」
この作品に入った時からいっぱい話しかけてくださったんですけど、この作品の前にちょっとだけご一緒した時も「いつでも相談してね」って話してくださって。今回の現場でも気にかけていただきました。実は、私にとって特別なお仕事が決まった時があったんですけど、その時にプライベートでお祝いしてくださったんです。それがとても嬉しくて、ついていきたいって思いました！
山本：かわいいですよね。小動物みたいな。一生幸せでいてほしい。遥ちゃんがいる日は華やかになって楽しかったですね。
クールに見えるんですけど実は、今井さんはトークが止まらないんです。
今井：工藤さんのお父さんって、野球ファンにとってはやっぱり気になるじゃないですか。どういう選手と会ったことがあるのかなど、貴重な話がたくさん聞けて、もう止まらなかったです（笑）。
工藤：今井さんが本当に優しくて、包み込んでくれるので、僕も一緒にずっと喋ってました。
今井：「工藤阿須加は格闘技に詳しい」
工藤くんも福士くんもですけど、普段から格闘技のトレーニングをやっているので、蹴りの入れ方とか、どこのジムがおすすめなのかとか、そういう話を聞いていました。
工藤：実はプロと同じメニューをやっているので、よく試合に誘われるんですけど、「試合には出ません」とはっきり言っています。そこは一線があると思っています（笑）。
福士くんは、語学が堪能なことは皆さんご存知だと思うんですが、サプリメントのことにも詳しいんですよ。
福士：格闘技を始めてから、栄養のことも勉強したり、そうやって知識が増えました。
光石：面白いんですよ。勉強好きで学ぶのが大好きなんですよね。
福士：「光石研は九州男児」
実は光石さんは九州男児なんです。優しい可愛らしい面があるんですけど、実は男らしい一面があるのかなと思いまして。
光石：全然そんな事ないです（笑）。山本さんは同じ九州なので、知ってると思うんですけど、九州の男って女性がしっかりしていて、支えて持ち上げてくれるから成り立っているんですよ。
山本：たしかに女性が強いですよね。
「ラブコメ、SF、サスペンス、多彩な魅力が詰まった作品」
福士：ラブコメの要素もたくさんあって、笑えたりキュンとするシーンもたくさんあります。そして、サスペンスのような先が気になる展開もあるんですが、その中で根底にあるのは愛だなと思っています。人間が極限の状態になった時にどういう道を選ぶのか、その究極の愛が描かれているような気もしているので、そういう部分も見てもらえたら嬉しいです。「星から来たあなた」をよろしくお願い致します。
撮影：朝岡英輔
■配信情報
「星から来たあなた」
配信開始日：2022年2月23日（水・祝）
※視聴にはプライム会員登録が必要です。
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
話数：本編10話一挙配信
出演：福士蒼汰、山本美月、工藤阿須加、福原遥、大友花恋、水沢林太郎、出口夏希、木南晴夏、板尾創路、今井翼、光石研 ほか
原作：「星から来たあなた」脚本：パク・ジウン
脚本：関えり香、今西祐子、諸橋隼人
音楽：仲西匡
主題歌：「流星のカケラ」／ GReeeeN（ユニバーサルミュージック/ZEN MUSIC）
プロデューサー：水野綾子
監督：松木創、菊川誠、おおはたしんじ
制作著作：共同テレビジョン
作品ホームページ：http://www.kyodo-tv.co.jp/hoshiana
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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