放送終了「私たちのブルース」イ・ビョンホン、母親のキム・ヘジャを抱きしめ涙“仲直りがしたかった”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
韓国で6月12日に放送されたtvN土日ドラマ「私たちのブルース」第20話では、カン・オクドン(キム・ヘジャ)が息を引き取った。
イ・ドンソク(イ・ビョンホン)は、癌末期の母親カン・オクドンの望み通り、貯水池になった故郷を訪れた。カン・オクドンは死ぬ前、幼い頃に亡くなった両親と兄のお墓参りをするために故郷を訪れた。帰り道に雨が降ると、イ・ドンソクはカン・オクドンをおんぶして、「これがおんぶなの? 皮だけ残ってしまって……」と、体重の軽さに目頭を熱くした。
続けてイ・ドンソクはトラックの中で、母親のカン・オクドンに、自身がジョンウとジョンチョルに殴られた時に少しは悔しい思いをしたのか、今まで胸に秘めていた疑問を投げかけた。彼は、父と姉が亡くなって、残る家族は母親だけなのに、どうして他の男性と暮らすのかに腹を立てていた。そんな息子に、カン・オクドンは「あなたの母親は狂った女だ。海に入るのを怖がる娘を海に潜らせて死なせて、それでも自分の人生のためだと言って誰とでも寝る」と、自分を責めた。
カン・オクドンは「子供が3食しっかり食べればそれでいいと思って。良い家や学校に行かせたらそれでいいと思って、バカみたいに。子供が殴られるのを見ても、ぼーっとしているばかり。私が死んだら、葬儀もしないで。泣きもしないで。ただ、あなたの姉と父親がいる海に投げて」とし、これを聞いたイ・ドンソクは涙を流した。
イ・ドンソクは咳をするカン・オクドンを病院に運び、医者はすぐに彼女を入院させるようにと言った。しかし、カン・オクドンが退院を望み、イ・ドンソクは済州(チェジュ)に来ると言っていたミンソン(シン・ミナ)が来られなかったため、カン・オクドンの願いをもう一つ聞いてあげることにした。カン・オクドンは、イ・ドンソクの父親と初めて出会った食堂に向かい、両親と兄を失って13歳の時からその食堂で働いて、そこで夫に出会ったと打ち明けた。
帰りの船の中で、文字が読めないカン・オクドンが文字を尋ねると、イ・ドンソクは文字を1つ1つ教えて、「済州で暮らしていたのに、漢拏山(ハンラサン)にも行ったことないのか。白鹿潭(ペクロクダム)に雪が降ったら壮観なのに。世の中で一番きれいなのに」と残念に思った。イ・ドンソクは、眠っているカン・オクドンを連れて、漢拏山の中腹に車を走らせ、カン・オクドンは「白鹿潭はここよりきれいなの?」とし、山に登りたいと意地を張った。
イ・ドンソクはカン・オクドンに登山靴を履かせて一緒に山を登りながら、「いつが一番幸せだったか?」と聞き、カン・オクドンは「今」と答えた。イ・ドンソクはこの言葉に胸を打たれたが、カン・オクドンの体調が悪くなると、「僕が白鹿潭の写真を撮ってくる。タクシーに乗って、家に帰っているか、カフェで待ていてほしい」とし、下山中の若者たちにカン・オクドンを任せた。
イ・ドンソクは1人で漢拏山に登りながら、過去のことを振り返り、カン・オクドンはふもとのカフェで息子を待ちながら眠った。イ・ドンソクは天候の関係で入山禁止となり、白鹿潭までは行けず、映像を撮影しながら、後で花が咲いたら一緒に来ようと話した。カン・オクドンはイ・ドンソクが撮影してきた映像を何度も見て、それを見たイ・ドンソクは涙を流した。
イ・ドンソクは、カン・オクドンを自分が住む家に連れてきて、予め来ていたミン・ソナ(シン・ミナ)と息子のヨリに会わせた。カン・オクドンはミン・ソナに「ドンソクは優しい子よ」とし、ミン・ソナは「知っています」と答えた。イ・ドンソクはカン・オクドンに「明日の朝に味噌チゲを作っておいて。食べに来るから。お母さんのはおいしい。他のものはまずくて食べられない」と話した。
翌朝、カン・オクドンは味噌チゲを作って、犬と猫に餌をあげて再び眠った。イ・ドンソクはその味噌チゲを一口食べてカン・オクドンを起こしに行ったが、妙な気配に気づいた。イ・ドンソクは、ヒョン・チュニ(コ・ドゥシム)に電話をかけ、カン・オクドンを抱きしめて「お母さん」と呼びながら泣き崩れた。イ・ドンソクは、母親を憎むのではなく、こうやって抱きしめて仲直りがしたかったと独り言を言った。
そして1ヶ月後、体育大会が開かれ、チェ・ハンス(チャ・スンウォン)に「元気だったか?」と聞かれたイ・ドンソクは、「まあ、生きている人は生きなければいけないから」と話した。コ・ミラン(オム・ジョンファ)やイ・ヨンヒ(チョン・ウネ)も体育大会に参加し、ミン・ソナもイ・ドンソクとカップルとして参加した。
写真=tvN「私たちのブルース」
イ・ビョンホンが、母親のキム・ヘジャの死に泣き崩れた。韓国で6月12日に放送されたtvN土日ドラマ「私たちのブルース」第20話では、カン・オクドン(キム・ヘジャ)が息を引き取った。
イ・ドンソク(イ・ビョンホン)は、癌末期の母親カン・オクドンの望み通り、貯水池になった故郷を訪れた。カン・オクドンは死ぬ前、幼い頃に亡くなった両親と兄のお墓参りをするために故郷を訪れた。帰り道に雨が降ると、イ・ドンソクはカン・オクドンをおんぶして、「これがおんぶなの? 皮だけ残ってしまって……」と、体重の軽さに目頭を熱くした。
続けてイ・ドンソクはトラックの中で、母親のカン・オクドンに、自身がジョンウとジョンチョルに殴られた時に少しは悔しい思いをしたのか、今まで胸に秘めていた疑問を投げかけた。彼は、父と姉が亡くなって、残る家族は母親だけなのに、どうして他の男性と暮らすのかに腹を立てていた。そんな息子に、カン・オクドンは「あなたの母親は狂った女だ。海に入るのを怖がる娘を海に潜らせて死なせて、それでも自分の人生のためだと言って誰とでも寝る」と、自分を責めた。
カン・オクドンは「子供が3食しっかり食べればそれでいいと思って。良い家や学校に行かせたらそれでいいと思って、バカみたいに。子供が殴られるのを見ても、ぼーっとしているばかり。私が死んだら、葬儀もしないで。泣きもしないで。ただ、あなたの姉と父親がいる海に投げて」とし、これを聞いたイ・ドンソクは涙を流した。
イ・ドンソクは咳をするカン・オクドンを病院に運び、医者はすぐに彼女を入院させるようにと言った。しかし、カン・オクドンが退院を望み、イ・ドンソクは済州(チェジュ)に来ると言っていたミンソン(シン・ミナ)が来られなかったため、カン・オクドンの願いをもう一つ聞いてあげることにした。カン・オクドンは、イ・ドンソクの父親と初めて出会った食堂に向かい、両親と兄を失って13歳の時からその食堂で働いて、そこで夫に出会ったと打ち明けた。
帰りの船の中で、文字が読めないカン・オクドンが文字を尋ねると、イ・ドンソクは文字を1つ1つ教えて、「済州で暮らしていたのに、漢拏山(ハンラサン)にも行ったことないのか。白鹿潭(ペクロクダム)に雪が降ったら壮観なのに。世の中で一番きれいなのに」と残念に思った。イ・ドンソクは、眠っているカン・オクドンを連れて、漢拏山の中腹に車を走らせ、カン・オクドンは「白鹿潭はここよりきれいなの?」とし、山に登りたいと意地を張った。
イ・ドンソクはカン・オクドンに登山靴を履かせて一緒に山を登りながら、「いつが一番幸せだったか?」と聞き、カン・オクドンは「今」と答えた。イ・ドンソクはこの言葉に胸を打たれたが、カン・オクドンの体調が悪くなると、「僕が白鹿潭の写真を撮ってくる。タクシーに乗って、家に帰っているか、カフェで待ていてほしい」とし、下山中の若者たちにカン・オクドンを任せた。
イ・ドンソクは1人で漢拏山に登りながら、過去のことを振り返り、カン・オクドンはふもとのカフェで息子を待ちながら眠った。イ・ドンソクは天候の関係で入山禁止となり、白鹿潭までは行けず、映像を撮影しながら、後で花が咲いたら一緒に来ようと話した。カン・オクドンはイ・ドンソクが撮影してきた映像を何度も見て、それを見たイ・ドンソクは涙を流した。
イ・ドンソクは、カン・オクドンを自分が住む家に連れてきて、予め来ていたミン・ソナ(シン・ミナ)と息子のヨリに会わせた。カン・オクドンはミン・ソナに「ドンソクは優しい子よ」とし、ミン・ソナは「知っています」と答えた。イ・ドンソクはカン・オクドンに「明日の朝に味噌チゲを作っておいて。食べに来るから。お母さんのはおいしい。他のものはまずくて食べられない」と話した。
翌朝、カン・オクドンは味噌チゲを作って、犬と猫に餌をあげて再び眠った。イ・ドンソクはその味噌チゲを一口食べてカン・オクドンを起こしに行ったが、妙な気配に気づいた。イ・ドンソクは、ヒョン・チュニ(コ・ドゥシム)に電話をかけ、カン・オクドンを抱きしめて「お母さん」と呼びながら泣き崩れた。イ・ドンソクは、母親を憎むのではなく、こうやって抱きしめて仲直りがしたかったと独り言を言った。
そして1ヶ月後、体育大会が開かれ、チェ・ハンス(チャ・スンウォン)に「元気だったか?」と聞かれたイ・ドンソクは、「まあ、生きている人は生きなければいけないから」と話した。コ・ミラン(オム・ジョンファ)やイ・ヨンヒ(チョン・ウネ)も体育大会に参加し、ミン・ソナもイ・ドンソクとカップルとして参加した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ユ・ギョンサン
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