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ナムグン・ミン「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」ストイックな役作りで17kg増量“悪夢まで見ました(笑)”

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(C)2021MBC

「2021 MBC演技大賞」5冠達成の話題作、韓国No.1カリスマ俳優ナムグン・ミンの新たな最高傑作が誕生! 失踪した国家情報院(国情院)のエリート要員、彼の失われた記憶に隠された“真実”とは――? サスペンス・スパイアクション超大作「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」(以下、「黒い太陽」)のDVDが好評発売&レンタル中。さらに、U-NEXTでも独占先行配信中だ。

このたびリリースを記念して、数々の特殊任務を成功させてきたエリート要員ながらも記憶を失い、組織内の裏切り者を突き止めるため国情院に復帰するハン・ジヒョクを演じた、ナムグン・ミンのオフィシャルインタビューが到着。出演を決めた理由や役作りについて、撮影秘話までたっぷりと語ってくれた。

【プレゼント】ナムグン・ミン&パク・ハソン&キム・ジウン直筆サイン入り「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」韓国版プレスを3名様に!

――「2021 MBC演技大賞」での大賞受賞、おめでとうございます。2020年にドラマ「ストーブリーグ」でSBS演技大賞を受賞されたのに続き、2年連続で大きな賞を受賞された感想をお聞かせください。

ナムグン・ミン:昨年に続いてこのように大きな賞をいただき、感謝するとともに、身の引き締まる思いでいます。すべての作品は、画面で演技をする私や俳優たち以外にも、数多くのスタッフの方々の苦労のおかげで出来上がったものです。この栄誉は私1人で成し遂げたものではありません。私はこの賞を、みんなの代表として受け取ったと思っています。これからも、作品に関わったすべての方々の苦労が無駄にならないよう、よりよい演技に努めていきたいと思います。


8ヶ月で17kg増量「試み、挑戦し、完成させたかった」

(C)2021MBC
――この作品に出演を決めた一番大きな理由を教えてください。台本を初めて読んだ時、どんな印象を受けましたか?

ナムグン・ミン:私が出演作を選ぶ基準は、「自分がやりたいかどうか」ということです。これを、もう少し具体的に言葉にすると、「試み」と「挑戦」だと言えるでしょう。「黒い太陽」の台本を初めて読んだ時、巨大なスケールを感じました。果たしてその巨大さを画面で表現できるのか、それが可能なら、どんな絵作りになるのか気になりました。私はそれを試み、挑戦し、完成させたいと思ったんです。

――役作りのために8ヶ月間で17kg増量されたそうですが、どんな生活をされましたか? 最も大変だったことは?

ナムグン・ミン:本読み、アクションと銃器の練習、ウエイトトレーニング、食事、睡眠。このルーティーンの繰り返しでしたね。大変だったのは、心理的に鋭敏な感覚を持っているジヒョクの感情を維持しながら、撮影中はアクションと並行してそれを表現しなければならなかったことです。精神的にも肉体的にも非常に大変でした。

(C)2021MBC
――ハン・ジヒョクという人物は、想像できないほど過酷な経験をしたうえに、記憶すら失った状態です。ジヒョクの感情をどう理解し、アプローチされましたか?

ナムグン・ミン:ハン・ジヒョクはこの1年間の記憶を失ったまま、裏切り者がいる国情院に復帰しました。記憶を失ったために、自分自身さえ疑わねばならない辛い立場にいる人物です。人を信じられないため、つねに不安であり、周囲に鋭敏に反応します。演技では、特定の対象や感情を念頭に置かず、台本を何度も読んで、ハン・ジヒョクという人間について理解し、ありのままを受け入れるよう努力しました。そのお陰で、自分の持つ信念や目的を何としても守り抜こうとする、とても意志の強い人物であることを自然に体得できました。

――国情院の最高のエージェントという役を演じるために、どんな準備をしましたか?

ナムグン・ミン:国情院を象徴する報国塔(殉職した職員を祀る塔)がドラマで描かれたのは、「黒い太陽」が初めてだと聞きました。国情院の積極的な支援のおかげで、ドラマの完成度が高くなったと思います。私もまた、国情院の現場要員という、気軽に向き合うことも経験することもできないキャラクターを演じることで、国情院の国民に対する献身と苦労を感じることができました。


印象に残る初登場シーン「悪夢まで見ました(笑)」

(C)2021MBC
――密航船の中で繰り広げられるアクションシーンやペントハウスでの死闘が特に印象的でしたが、撮影は大変でしたか?

ナムグン・ミン:劇中のジヒョクは、屈強な男性でも数人程度なら素手で簡単に制圧できる、国情院最高の現場要員です。強靭で野獣のようなフィジカルが必要だと思いました。そのため、1日3時間以上ウエイトトレーニングをし、撮影に入っても運動を続けなければならずとても大変でした。「撮影が始まるまでに体を作ることができるだろうか?」というプレッシャーから、悪夢にうなされたこともあります。ジヒョクが初めて登場する密航船のシーンの撮影が終わって、やっとその圧迫感から逃れることができました。

――特に印象に残る場面などがありましたら教えてください。

ナムグン・ミン:ハン・ジヒョクという人物の持つ超人的な能力を考える時、強靭な身体がまず基本でした。私は以前からずっと運動をしていたので、体をバルクアップするのは簡単だと思っていました。しかし実際に運動を始めて1ヶ月半ほどは体に大きな変化がなかったため、心理的にかなり追いつめられました。とりわけ、ジヒョクが初めて登場するシーンは、ジヒョクのキャラクターを一挙に見せなければならない重要なシーンだったのでなおさらです。主人公が、自分のキャラクターをどこまで準備してきたかは、ドラマチーム全体の士気にもかかわるので、もう必死でした。撮影日に服を脱いだら、体に筋肉が1つもないという悪夢まで見ました(笑)。幸い、ある時点から止まっていた体重も増え始め、初登場のシーンを迎えました。ジヒョクの持つオーラがモニターによく表現されたようで、これまでの努力が報われたと感じました。今でも一番記憶に残っているシーンですね。

(C)2021MBC
――パートナーのジェイを演じたキム・ジウンさんの第一印象や、一緒に演技した感想をお聞かせください。

ナムグン・ミン:キム・ジウンさんに関するエピソードはたくさんあり過ぎて……。「ドクター・プリズナー」という作品で、初めてお会いした記憶がありますね。当時、ジウンさんは端役だったにもかかわらず、「本当に演技のうまい人だ」と思わせられました。演技にすごく情熱を持ったとてもいい女優です。「黒い太陽」でまたお会いできて嬉しかったです。

――ハン・ジヒョクはいつもケガをするキャラクターでしたが、顔の傷などの特殊メイクにはどのくらい時間がかかりましたか?

ナムグン・ミン:冒頭の密航船のシーンでの強烈なメイクが記憶に残っています。長時間拷問にかけられた痕跡、どこからか脱出したばかりのようなくしゃくしゃの髪、ぼうぼうと伸びたヒゲ、血染めの体など、本当に多くのメイクをしなければならなかったんです。それだけで2時間くらいかかりました。また、血の跡が消えるといけないので、上着を着ずにほとんど裸で歩き回らなければならず、恥ずかしかったです。
 

いつも応援してくれる日本ファンに感謝

(C)2021MBC
――新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出するのも容易ではない状況ですが、オフの時はどのように過ごされていますか?

ナムグン・ミン:これまでは、ドラマの撮影の前後にはスタッフたちと一緒に旅行に行ったりしましたが、今回はコロナの影響でそれもできず残念でした。休息を取り、根気強く運動をして一定の緊張感を維持しようとしています。次に向けた、一種の充電期間ですかね。

――最後に、日本の視聴者にメッセージをお願いします。

ナムグン・ミン:「黒い太陽」は、これまでにない華麗なアクション、ズシリと重く胸に響くストーリー、そして多彩な感情表現が魅力のドラマです。ジヒョクが失われた記憶を取り戻す過程で起こる暗闘と、その中に隠された秘密、そこにアクションまで加わり、最後の瞬間まで画面から目を離せないでしょう。いつも応援してくださる日本のファンのみなさまに感謝し、1日も早くコロナが終息して直接お会いできることを願っています。

■リリース情報
「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」

・DVD-SET1:好評発売中
・DVD-SET2:2022年9月2日(金)発売
各12,540円(税抜 11,400円)

※DVD好評レンタル中

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C)2021MBC

※U-NEXTにて独占先行配信中!

■関連サイト
「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」公式サイト:https://kandera.jp/sp/kuroitaiyo/

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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