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「わずか1000ウォンの弁護士」キム・ジウン“ナムグン・ミン先輩のような、後輩を引っ張れる存在になりたい”

マイデイリー
写真=HBエンターテインメント
キム・ジウンがSBSの金土ドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」を終えて、女優としての抱負を伝えた。彼女は最近、ドラマ終了記念インタビューを通じて「ドラマが大きな愛をもらいました。終わってしまい寂しいですが、それだけに忘れられない作品になりそうです」と感想を述べた。

同作は、弁護料はたった1,000ウォン(約100円)で、実力は最高の“コスパ最高の弁護士”チョン・ジフン(ナムグン・ミン)が、金もなく後ろ盾もない依頼人の最も心強い味方になる痛快な法廷ドラマだ。最終回の視聴率は、首都圏平均15.8%、全国平均15.2%(ニールセン・コリア基準)で、自己最高視聴率を更新して有終の美を飾った。

周りの反応からヒットを実感したという彼女は「両親からこんなにまで、サインをお願いされたことはありませんでした」と笑った。彼女は「この作品が年齢を問わず人気だという事実を実感しました。他の出演陣も、知人から連絡を本当にたくさんもらったそうです」と語った。

写真=SBS
劇中で彼女は“法曹界のクムスジョ(黄金のスプーンと箸、裕福な家に生まれたこと)”ペク・マリ役を演じた。ペク・マリは“法曹界のロイヤルファミリー出身”で、スペックは華やかで未来は輝かしい司法研修院の最後の卒業生である騎手司法官候補。いつも自信満々で堂々と生きてきた彼女が、チョン・ジフンの下についてからスペクタクルな毎日を過ごす。

彼女は視聴者の反応を確認し、キャラクターについて研究したという。酔っ払った姿からナムグン・ミンに悪口を言う姿まで、コミカルな表情演技で“キム・ジウンの再発見”という好評を得た。

彼女も「私も放送を見て『私がこんな顔していたの?』と思ったんです。ペク・マリが自己愛が強いキャラクターなので、思うままに正直に表現したのですが、最初はオーバーだという反応が多かったんです。でも、反応が徐々によくなりました」と明かした。

特に「わずか1000ウォンの弁護士」はキム・ジウンとナムグン・ミンの再会で話題を集めた。2人は昨年、MBCドラマ「黒い太陽」で共演している。

2人の初対面は、2019年のKBS 2TVドラマ「ドクター・プリズナー」だった。キム・ジウンは「端役だったのですが、一度撮影が重なったことがあります。ナムグン・ミンさんが私の名前と年齢を聞いてきて、頑張ってと応援してくれました。その後、広告撮影で会いましたが、先に話しかけてくれて、最近何をしてるのと聞いてくれました。オーディションで落ちたと言ったら『あの時、演技がうまかったでしょう。頑張ってやってみて』と応援してくれました。そのおかげで力を出すことができたのです」と当時を振り返った。

写真=SBS
その後、彼女には役者を諦めたくなるほど厳しい時期が訪れた。新型コロナウイルスの影響で作品の撮影が中止になり、数十件のオーディションで落ちるなど、1年半演技ができなかった。カフェでアルバイトをして「演技をやめようか」と悩んだという。

彼女は「否定的な考えを持ってオーディションに参加していたので、いくら良い演技をしたとしても結果はだめだったんです。このままではいけない、と思いました。演技を諦めたくはなかったのですが、諦めそうになると思って、荷物をまとめて実家に行こうとしました。しばらく休んで、元気を取り戻すまで待とうとしたんです」と話した。

そのような状況の中で出会ったのが、「黒い太陽」だった。彼女は「4次オーディションまで受けたのですが、最後に監督が『ジウンさんに足長おじさんみたいな方がいるが、教えてあげたい』と言いました。キャスティングが確定してから聞いてみたら、ナムグン・ミンさんでした。私がオーディションに参加できるよう、監督に私を薦めてくれたのです」と語った。

また、「ナムグン・ミンさんが私をはじめ、一生懸命に頑張っている俳優たちを薦めてくれたんです。本当に光栄だと思う一方で、『なぜ私なんだろう』と気になりました。後で聞いてみたら、私を見て自分の過去を思い出したと言われました。一生懸命にやっても上手くいかない、そんな状況です。私は必ず先輩のように、後輩を引っ張ってあげることができる俳優になります」と目標を明かした。

写真=HBエンターテインメント
この作品で新たな演技を披露した彼女。受賞への欲望も正直に告白した。「受賞できるなら嬉しいです。断る理由はないじゃないですか」と話した。

そして「受賞できなくてもこの作品とペク・マリというキャラクターが、自分にとっては輝く虹のような作品だったので、すでに賞をもらったような感じがしているので十分です。週末ドラマなのに、忙しい中でもご覧いただいた視聴者の皆さんに感謝します」と感謝の挨拶を伝えた。

最後に彼女は「いつも好奇心を刺激する女優になりたいです。その好奇心が肯定的であっても否定的であっても、私に関心を持ってくださったら嬉しいです。これから見せる活動を楽しみにしていただきたいです。必ず恩返しします」と伝えた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
オ・ユンジュ
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