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「禁婚令」キム・ウソク“今年入隊する予定…早く新しい姿を見せたい”

OSEN
写真=ALIEN COMPANY
一生懸命に仕事をしていたら、いつの間にか入隊が目の前に迫ってきた。俳優のキム・ウソクが、ドラマ「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」(以下、「禁婚令」)や入隊計画について明かした。

キム・ウソクは、韓国で先月放送が終了したMBC金土ドラマ「禁婚令」で、王イ・ホン(キム・ヨンデ)の友人であり臣下であるイ・シンウォン役を熱演した。同作は、7年前に王太子妃を失って禁婚令を出した王イ・ホンの前に、死んだ王太子妃に憑依できるという結婚詐欺師のソ・ラン(パク・ジュヒョン)が登場したことにより繰り広げられる、愉快で痛快な“宮殿詐欺劇”だ。劇中キム・ウソクはイ・ホン、ソランとの三角関係、愛と友情の間の微妙な感情を自然に見せ、”サブ病(主役よりサブキャラクターを好きになってしまうこと)誘発者”として愛された。

彼は「全12話だったけれど、夏から冬までかなり長い間撮影しました。スタッフと俳優の皆さんが怪我せず無事に撮影が終わってよかったけれど、仲良くなったのに今は皆で会えなくなってすごく残念です。すっきりしながらも寂しい気持ちです」と伝えた彼は、初の地上波ミニシリーズ主演作である「禁婚令」に特別な愛情を見せた。また「プレッシャーがなかったと言えばそれは嘘になります」とし「本当にこの作品に被害が及ばないようにしなければならないと考え、台本をずっと離さずに見ていました。台詞の量が多くなったこととは別に、僕の出番が多かったのでうまくやりたい気持ちと期待がありました。良いプレッシャーと緊張感があったので、楽しく準備できました。監督と俳優、スタッフが皆とても良い方々だったので、信じてやればいいという気持ちで頑張りました」と打ち明けた。

特に彼は「僕たちの作品が正統派時代劇ではなかったので、時代劇の中でもフュージョン時代劇をたくさん探して見ました。他の俳優の方々はどんなトーンで演技するのかたくさん探して見ました。シンウォンが、ホンといる時とソランといる時に温度差があるので、ホンとソ・ランの間でトーンを掴もうと努力しました。監督にも意見を聞いてみたのですが、良いと言ってくださったのでそのトーンにしました」とし、役作りのエピソードを伝えた。

「禁婚令」は“カジュアルな時代劇”として好評を博した。その中でもキム・ヨンデ、パク・ジュヒョン、キム・ウソクの主役3人のビジュアルとケミストリー(相手との相性)が話題になった。これに対しては「ヨンデは優しい性格で、すぐに仲良くなりました。ホンとシンウォンが王と忠臣でもあるけれど、親友だから時間が経てば経つほど自然にそのようなシーンが撮れたと思います。ジュヒョンは同い年ですし、本当にさばさばした性格でした。でも、仲良くなり過ぎないように気を使いました。ソ・ランとシンウォンが友達に見えてはいけないと思ったんです。二人ともとても性格が良かったです。撮影しながらも理解できなかったり、難しいシーンがあれば気軽に会話をして合わせながら撮影することができました」と伝えた。

さらに彼は“サブキャラクター”として好評を得たことについて「僕もサブキャラクターをもっと応援する人です」と冗談を言い、「そのためこの役を引き受けた時、よりうまくやりたいと思いました。台本を見た時からシンウォンがとても魅力的な人物だったので、これをきちんと表現するだけでも、視聴者の方々は気に入ってくださるだろう、気に入って頂きたいと思って臨みました。一生懸命頑張りましたが、温かい目で見てくださったようで感謝しています」と話した。また「初放送が終わって、現場で撮影チームの方から声が良いと言われました。ドラマを準備しながらトーンについてかなり悩んだので、その時間が決して無駄な時間ではなかった気がして本当に嬉しかったです」と付つけ加えた。

キム・ウソクのため、彼の実兄である歌手MeloManceのキム・ミンソクがOST(挿入歌)に参加した。これは劇中、イ・シンウォンのテーマ曲としても使われ、さらに意味があった。これに対しキム・ウソクは「僕がある程度は頼んだというのもあります。僕の初主演作で兄がOSTを歌ってくれるなら忘れられないだろうと思いましたし、前から僕が出演するドラマで兄が歌を歌ってくれたらいいなという話をしたことがありました。今回それが実現できそうだったんです。兄も快く受け入れてくれたのでできました」とし「兄は本当に心強い存在です。なくてはならない存在でもありますし、自慢の弟になりたくて、もっと頑張るようになるんです」と強調した。

「禁婚令」は、視聴率がそれほど高くなかった。同じ日に放送されるライバル作のJTBC「財閥家の末息子」、SBS「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」などの話題作があったためだ。これに対して彼は「ライバル作がすごいことは、それほど影響がありませんでした。最初は視聴率が低くなるだろうと思い、少しずつ上がればいいだろうと思って、視聴率にプレッシャーは感じていませんでした。でも、さらに上がらなかったことは残念です」とし「時代劇が与える力があるじゃないですか。『禁婚令』も『禁婚令』だけの魅力があるので、その力を信じて一生懸命に撮影しました」と語った。

それにもかかわらず、「禁婚令」が好評を得たことは事実だ。さらにキム・ウソクは昨年「キミと僕の警察学校」「軍検事ドーベルマン」に続き、「禁婚令」まで忙しい一年を送った。彼は2022年に対し「多様な役を演じながら僕が演技において色々と試みることが多くて良い一年でした。また、僕の人生で一番忙しく過ごした一年でもありました。そのためさらに感謝し、休むことがどれほど重要なのかに気づいた2022年でした。少しでも休める時にきちんと休んで、働く時には本当に最善を尽くして頑張ろうと決心しました」と評価した。

最後に彼は「健康がどれほど重要なのかに昨年気づいて、何よりも元気に2023年を過ごしたいです。また、今年は多分軍隊に行くことになりますが、軍隊に行って元気に服務を終えて除隊した後、早くまた新しい姿をお見せできればと思います」と意気込んだ。生涯初の時代劇、初の地上波ミニシリーズドラマの主演を務めたキム・ウソクのこれからがさらに注目される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ヨン・フィソン
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