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「ミッシング2~彼らがいた~」キム・ドンフィ“第1話終了後の反応に皆で驚いた”

Newsen
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
俳優のキム・ドンフィが「ミッシング2~彼らがいた~」終了の感想を伝えた。

彼は、最近韓国で放送終了となったtvN月火ドラマ「ミッシング2~彼らがいた~」で、亡者から生きた者に戻り、過去の罪に対して自首することを決めるオ・イルヨンのストーリーを仕上げた。昏睡状態になり、生死の岐路に立たされていたオ・イルヨン(キム・ドンフィ)は意識を取り戻した後、過去に麻薬を配達していた自身の罪を自首し、麻薬組織の総責ノ・ユング(キム・テウ)の罪を証明することができる確実な証拠を警察に提出。巨悪ノ・ユングの逮捕に一助して見る人々を安堵させた。それから3年ぶりに目を覚ました後、キム・ウク(コ・ス)とチャン・パンソク(ホ・ジュノ)のことを覚えておらず、3工業団地で過ごした亡者としての記憶をなくしたように見えたオ・イルヨンが、実は3工業団地でのことを全て覚えているという反転は、視聴者の興味をそそり、最後まで注目を集めた。

キム・ドンフィは、善と悪が共存する少年の顔で、存在自体がファンタジーだったオ・イルヨンのミステリアスな魅力を極大化しながらキャラクターに没入させた。唯一幽霊の町と外の世界を行き来できる能力を持った亡者であり、ベールに包まれた姿から過去のことが明かされた後の心理的変化まで、キャラクターの叙事を柔軟に描いたキム・ドンフィの繊細な眼差しの変化は、視聴者の没入度を高めた。また、3工業団地の住民たちを慰めながら、亡者たちの事情を知り、町を離れるようサポートするオ・イルヨンの善良な心は、視聴者の心を和ませた。このように、ミステリーとヒューマニティーを行き来しながら、自身の能力を刻印させた俳優キム・ドンフィに「ミッシング2~彼らがいた~」終了の感想を聞いた。

また、彼はWAVVEのオリジナルドラマ「取引」の主演に抜擢され、撮影を行っている。彼は作中で拉致事件の主導者で、医大生のソン・ジェヒョ役を演じる。ソン・ジェヒョは医大生活の中で直面した危機から抜け出そうとする過程で衝動的な拉致劇を繰り広げることに中心人物だ。

――幽霊の町と外の世界を唯一行き来できる亡者という特殊なキャラクターで、シーズン2の世界観を拡張し、予測できない展開をリードしました。初のドラマ主演作「ミッシング2~彼らがいた~」放送終了の感想を教えてください。

キム・ドンフィ:オ・イルヨンとして過ごしてきた全ての時間が大切で、特別です。初めて主演として参加した作品だという点でも大きいですが、共演した全ての先輩方からたくさんのことを学び、体得した時間で、今後の演技人生において長く記憶に残る作品だと思います。

――“フリーパス亡者” “疑問の亡者” “生きている亡者”など、ストーリーの中心に立ち、キャラクターに対する好奇心を高め、視聴者の推察をかき立てました。このように反転するキャラクターを演じるため、どのような部分に重点をおきましたか?

キム・ドンフィ:オ・イルヨンが生きている時は現実的で、亡者としてはファンタジー的な部分が多いです。そんなイルヨンが置かれた状況についていくよりは、彼の感情を理解しようとしました。イルヨンが3工業団地や他の幽霊の町、そして外で人々と会うときにどのように感じるかということに重点をおいて表現しようと努力しました。

――亡者だと思っていたオ・イルヨンが、実は生きていたということで大きな衝撃を与え、後半の幕があがりました。作中、イルヨンは自身が生きていることを知らないまま3工業団地を離れましたが、その時の感情をどのように表現しましたか?

キム・ドンフィ:作中、イルヨンがカン船長に3工業団地の人々の願いが全部叶ってからこの町を離れたいと話したことがあります。そんな心を持っていながらも、離れていく人々を見て、自身もいつか町を離れたいと思ったのではないかと思いました。ところが何の挨拶もできずに突然町を離れた時は、別れに対する悲しみはあるものの、自分の遺体が見つかったのかもしれないという期待のような凝縮された感情が湧き出たと思います。そのような感情を表現するために監督とたくさん相談し、悩みました。

写真=ACE FACTORY
――オ・イルヨンは視聴者の好奇心を絶えず刺激するキャラクターでした。視聴者の推察や反応の中で、記憶に残っているものはありますか?

キム・ドンフィ:僕はイルヨンが生きていることを知っていたので、本放送のたびに視聴者のリアルタイムの反応を緊張しながら見ていました。ところが、第1話が放送された後、「イルヨンが幽霊町の外に出られる理由は昏睡状態だからじゃないか?」という推測がありました。そのコメントを見て、監督や脚本家さん、スタッフもみんな驚いていたことを覚えています。

――作中でキム・ウク(コ・ス)やチャン・パンソク(ホ・ジュノ)との特別な共助ケミ(ケミストリー、相手との相性)や、カン船長(イ・ジョンウン)との温かいケミが目立ちました。先輩俳優たちと共演した感想を教えてください。

キム・ドンフィ:先輩方との共演は、全ての瞬間が思い出として残る尊い時間でした。コ・ス先輩は現場でいつも頼もしくケアしてくれて、たくさん頼りました。イ・ジョンウン先輩は、イルヨンのカン船長のように撮影現場の内外で温かく接してくれて、演技する時も普段もいつも気楽に一緒にいることができました。ホ・ジュノ先輩も僕を大切にしてくれました。特に、今後他の作品でもうまく適応し、演技ができるように、態度に関する良い話をたくさんしていただき、心に刻んでいます。アン・ソヒさん、ハ・ジュンさん、ナム・ヒョヌさん、チョン・ユンジェさんなど、共演した全ての俳優さんに感謝の挨拶をしたいです。

――記憶に残る撮影中のエピソードはありますか?

キム・ドンフィ:エピソードというよりは、作中でキム・ウク、チャン・パンソクとともに、コ・サンチョル(ナム・ヒョヌ)刑事を送るシーンを撮影した時が記憶に残っています。イルヨンは亡者ですが、生きている人たちと一緒に亡者を送る儀式を一緒にしていると思うと、妙な気分でした。

――初の主演を務めたドラマを成功的に終えましたが、今作は俳優キム・ドンフィにとってどのような作品として残りそうですか?

キム・ドンフィ:本当にありがたい作品です。イルヨン役を準備しながら、苦労や悩む事がたくさんありましたが、そのような時間が大切な成長の時間として残ったと思います。何より、ヒューマンドラマジャンルを演じながら、一緒に心が温まる瞬間が多かったです。演技をしない時も、現場で感動する瞬間が多かった作品としてずっと記憶に残りそうです。

――今後の活動計画を教えてください。

キム・ドンフィ:WAVVEのオリジナルドラマ「取引」の撮影に参加しています。一生懸命撮影して、良い作品で挨拶できるように努力します。

――最後に視聴者の方々に挨拶をお願いします。

キム・ドンフィ:視聴者の方々が残してくれたコメントやSNS上での反応を見ながら、イルヨンの心をわかってくれて、共感してくれた時は本当に感謝していました。視聴者の方々が見守ってくれたからこそ、イルヨンが存在することができたと思います。今まで観てくれたくれた全ての方々に感謝します。これから僕、キム・ドンフィの活動も見守ってください。愛しています、みなさん!
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・スイン
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