チョン・ドヨン&ソル・ギョングら出演のNetflix映画「キル・ボクスン」スチールカットを公開
写真=Netflix
Netflix映画「キル・ボクスン」がそれぞれはっきりした魅力とストーリーを持った5人のキャラクタースチールカットを公開した。2月18日、ベルリン国際映画祭にノミネートされ、全世界で好評を博している映画「キル・ボクスン」が5人の人物の個性が際立つスチールカットを公開した。同作は、請負殺人業界の伝説的な殺し屋キル・ボクスン(チョン・ドヨン)が会社と再契約直前、殺すか殺されるか、避けられない対決に巻き込まれる物語を描くアクション映画だ。
まず、請負殺人業界において最高の会社MK ent.所属の殺し屋キル・ボクスンの仕事中の様子と母親としての正反対な姿が目を引く。
デビュー作「接続 ザ・コンタクト」から「ハッピーエンド」「シークレット・サンシャイン」「ハウスメイド」「藁にもすがる獣たち」など、多くの代表作と最近ドラマ「イルタ・スキャンダル」まで、映画とドラマを行き来し、韓国の女性キャラクターの新たな歴史を描いているチョン・ドヨンが、最高の殺し屋と母親の間で二重生活をするギル・ボクスン役を演じる。
キル・ボクスンは、業界ではKillボクスンと呼ばれるほど、皆が認める実力のある殺し屋だが、一人で育てる15歳の娘との関係は容易ではないシングルマザー。「殺し屋と母親という矛盾した人生の中で、娘の成長を通じて自身を探していく人物」とキル・ボクスンを紹介したチョン・ドヨンは、殺し屋と思春期の娘の母親という二重生活の間での悩みを持ち前の繊細な演技で描き出す予定だ。
「ペパーミント・キャンディー」「公共の敵」「シルミド」「名もなき野良犬の輪舞」「キングメーカー 大統領を作った男」「PHANTOM」など様々なジャンルで優れた演技を披露しているソル・ギョングが、キル・ボクスンが所属する会社MK ent.の代表チャ・ミンギュ役を演じる。
請負殺人業界を占領し、ルールを作った業界最高の会社の代表であるチャ・ミンギュは、17歳のキル・ボクスンの生まれつきの才能に気づき、彼女を伝説の殺し屋に育てた師匠でボスだ。ルールを破った者は、誰でも死で復讐するが、キル・ボクスンだけには例外を置くチャ・ミンギュは、目だけでストーリーを作るソル・ギョングと出会い、立体的なキャラクターになった。
「虐待の証明/ミス・ペク」「キングダム:アシンの物語」「静かなる海」など、自身だけの理由と性格を持つ独立したキャラクターを演じ、注目されている女優キム・シアが、疾風怒濤の時代を経験しているキル・ボクスンの娘キル・ジェヨン役を演じる。何をしているか分からない母親と二人きりで暮らすこと以外にも、容易ではない学校生活を送っている彼女は、ますます秘密ができるようになり、母親と次第に壁を築こうとする15歳の少女。
「これまで演じてきた役とは異なる感じ」と言ったキム・シアは、10代の思春期の少女だけの唐突で秘密な姿と共に母親キル・ボクスンの強さと行動力など、多くのことが母と似ている娘キル・ジェヨンとして新たな姿を見せる予定だ。
明確な個性で大衆に多彩な顔を見せているイ・ソムは、チャ・ミンギュの妹でMk ent.の取締役であるチャ・ミニ役を演じる。兄に愛情深い彼女は、会社所属の殺し屋の中で特にキル・ボクスンだけに寛大な兄が気に入らない。「単純な性格だが、どこか本音が分からない人物」というイ・ソムの言葉のように、チャ・ミニは兄チャ・ミンギュへの愛情とキル・ボクスンを嫉妬し、牽制する感情が共存するユニークな人物で展開を面白くする予定だ。
自身だけのスタイルでキャラクターを表現し、信じて見られる俳優になったク・ギョファンがMK ent.所属のキラーハン・ヒソンに扮し、期待を高める。実力はA級だが、どういうわけかC級にとどまっている彼は、先輩であるキル・ボクスンのことが好きで尊敬しているが、越えられないランキングの壁にぶつかる人物。ク・ギョファンは「野望があるように見えたり、なさそうに見えたりする曖昧な姿が面白いキャラクター」と明かし、複雑な内面を持つ複雑な殺し屋ハン・ヒソンへの関心を高めた。
このように、それぞればれたくない矛盾と二重性を持っている個性的なキャラクターとこれを完璧にこなす俳優らが集まった「キル・ボクスン」は、しっかりとしたストーリーと感性的な演出、ディティールの細かいキャラクターで全世界の視聴者を魅了すると見られる。
ピョン・ソンヒョン監督のより一層グレードアップした演出力と、殺し屋とシングルマザーの間の魅力的なキャラクターキル・ボクスンのジレンマを見せるチョン・ドヨンの繊細な演技力とアクション、そして殺伐として危険ながらも興味深い関係を作り出す演技派俳優たちの相乗効果まで、複合ジャンルの面白さを備えた映画「キル・ボクスン」は3月31日、Netflixで公開される。
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- 記者 :
- ハ・スジョン
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