映画「すずめの戸締まり」の韓国公開を記念し…新海誠監督&原菜乃華の訪韓が決定
写真=MEDIA CASTLE
「すずめの戸締まり」が、「第73回ベルリン国際映画祭」コンペティション部門に選出され、世界的な関心を集めている中、新海誠監督と主人公の鈴芽役を務めた原菜乃華が韓国への訪問を決定した。映画「君の名は。」「天気の子」で日本だけでなく韓国でも多くのファンを持つ新海誠監督が、「すずめの戸締まり」で鈴芽の声を務めた女優の原菜乃華と3月7日から2泊3日の日程で韓国を訪問する。
「すずめの戸締まり」(輸入・提供:MEDIA CASTLE、共同提供:LOCUS、配給:SHOWBOX)は、災いを呼ぶ“扉”を偶然開いてしまった少女の鈴芽が、日本各地の廃墟を舞台に災いの元となる“扉”を閉じる旅に出る物語を描く。
「すずめの戸締まり」は、「君の名は。」で世界的なシンドロームを巻き起こした新海誠監督の新作で2作に続いて新作「すずめの戸締まり」まで、日本で3作連続で観客数1,000万人を動員し、名実ともに日本の映画界を引っ張っていく巨匠として挙げられている。
その後、日本の長編アニメーション映画としては「千と千尋の神隠し」(2002)の金熊賞受賞以来、21年ぶりに世界3大映画祭と言われるベルリン国際映画祭の公式コンペティション部門に選出される快挙を成し遂げた。新海誠監督は「秒速5センチメートル」(2007)をはじめ、「君の名は。」(2017)、「天気の子」(2019)など、新作が公開されるたびに欠かさず韓国を訪問して愛情を示してきた。今回の「すずめの戸締まり」も公開日に合わせて再び韓国を訪れるだけに、活発なPR活動はもちろんファンと有意義な時間を過ごすものと期待されている。
新海誠監督と一緒に韓国を訪問する原菜乃華は、「すずめの戸締まり」で主人公の鈴芽の声を担当した女優だ。2009年に子役として芸能界デビューし、「オープニング・ナイト」(2017)で初主演を務め、13歳とは思えない演技で観客を魅了した。その後、映画、ドラマなどジャンルを問わず活躍の場を広げている。
「すずめの戸締まり」は、原菜乃華の声優初挑戦作で、1,700倍の競争率を勝ち抜いて鈴芽役に抜擢されたという。原菜乃華の声は、新海誠監督の心を一気に掴み、最終オーディション会場で彼女に直接「鈴芽を願いしたい」と伝えたという。新海誠監督は、彼女をキャスティングした理由について「誰よりも感情と声の距離が近い」と明かし、多くの候補者の中から選ばれた原菜乃華の唯一無二の声も、鑑賞ポイントの一つとなっている。
鈴芽を演じる原菜乃華は、「中学1年生の夏、初めて新海誠監督の作品を映画館で観た時、一生忘れられないほど胸が熱くなるような感動を覚えた。今回、その感動を私が伝えることになるなんて、全く実感が湧かない」と感想を語った。
新海誠監督と原菜乃華の韓国訪問のニュースで期待感を高めている「すずめの戸締まり」は、韓国で3月8日に公開される予定だ。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ボラ
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