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「コッソンビ熱愛史」シン・イェウン、リョウンの目の前で危機的状況に 【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「コッソンビ熱愛史」放送画面キャプチャー
「コッソンビ(イケメンの士)熱愛史」が破局に突き進んだ。

韓国で17日に放送されたSBS月火ドラマ「コッソンビ(イケメンの士)熱愛史」第9話では、カン・サン(リョウン)の目の前で王に首を絞められるユン・ダノ(シン・イェウン)の姿が描かれた。

まず、ユン・ダノはカン・サンから自分が廃世孫イ・ソルだという衝撃的な告白を聞いて、色々な感情が入り混じった。カン・サンの怪我をした腕を治療していた彼女は涙を流しながら、カン・サンを“二花園(イファウォン)”に引き込んだ自分を自責した。これにカン・サンはその当時、居酒屋でのことは偶然ではなく、ずっと会いたかったユン・ダノの元を自分が訪ねて行ったと明らかにし、彼女を驚かせた。特に、内禁衛に入ってイ・チャン(ヒョヌ)を自ら断罪する意思を伝えると、ユン・ダノは命が危ないとして止めたが、彼は逆謀の濡れ衣を着せられて亡くなった人たちに背を向けることはできないという意思を知らせた。そして「君が助けてくれた人生だ。無意味に諦めたりしないから心配しないで」と決然とした態度を見せたが、ユン・ダノは不安感を拭えないまま、プヨンガクでチャン行守(ヘンス)に清国行きの船を調べてほしいと頼んだ。結局これを目撃したバンヤ(ファン・ボルムビョル)が、直ちにこの事実をチャン・テファ(オ・マンソク)に知らせ、不吉な雰囲気を醸し出した。

同じ時刻、カン・サンは世子翊衛司(王世子を護衛する官庁)で世子を補佐した護衛武士キム・チウン(ペ・ヒョンギョン)に会い、自分の正体を知ったユン・ダノを守るために自分の番人を探してほしいと要請。続いて再びチャン・テファの脅迫に勝てず、すべてを打ち明けてしまうのではないかと心配するユン・ダノに「そうなっても君を恨まないだろう」と慰めた後、二花院のメンバーたちが少しでも危険に陥ったら、直ちに振り返らずに去ると約束して宮殿へ向かった。

その後、内禁衛での初日を終えたカン・サンが無事二花院に戻ってくると、ユン・ダノは安心した。カン・サンはかつて逆謀があった日、二花園にかかった弔灯(葬儀を行っていることを知らせるなど)の明かりを見て入ってきたと打ち明け、ユン・ダノは祭祀の度に犬小屋に隠れて震えていたその子を思い出したと述べ、互いを恋しがっていたことを匂わした。すると、カン・サンは「限りなく弱く、果てしなく無気力だった犬小屋の子供はもういない。ダノ、君は僕が思い出しても辛くない、思い出の末端だ。長い間ありがとう。その言葉を長く言えなかった」と微笑んだ。

その間、チャン・テファはユク・ユクホ(イン・ギョジン)を呼んでユン・ダノがイ・ソルを見つけたとし、隠そうと逃げればユン・ダノはもちろん、その家族まで全て斬刑に処すると脅迫し、イ・ソルを自身に報告した場合、適当な官職をあげると提案。反面、宮殿に入ったカン・サンは過去を思い出して悔恨に浸り、カン・サンと向き合ったイ・チャンは「眼差しが本当に気に入った。何とか長く見てきたように見覚えがあるんだ」と肩を撫でて、緊張感を高めた。そしてバンヤは、プヨンカクで内禁衛の先輩たちと酒を飲んだカン・サンの脱衣を助けようとしたが、足首の紅点を発見し、チャン・テファはイ・チャンにユン・ダノが逆謀の日に廃世孫イ・ソルを隠し、感謝の証として世子の羅針盤をもらったことを一つ一つ伝えた。

翌日、二花院に帰ってきたユン・ダノをユク・ユクホが指したら、ユン内官が登場した。直ちにユン内官はイ・チャンに向かって「殿下……命じた子を連れてきました」という話を持ち出すと、女官たちの後ろからスゲチマ(昔、女性が外出する際に顔を隠すために使用された被り物)を下ろすユン・ダノの姿が現れ、これを見たカン・サンは衝撃を受けた。イ・チャンはユン・ダノに近づくように言って、イ・ソルの羅針盤を渡し、ユン・ダノが驚愕すると、「びっくりしているのを見ると、チャン判官の報告が全て真だね」と後ずさりするユン・ダノの首をぎゅっと絞めた。「お前なんかが! 廃世孫のイ・ソルを助けたんだ!」とイ・チャンが激怒する中で、今にも息が詰まるように怯えてバタバタするユン・ダノと冷たくなった眼差しで剣幕を握ったカン・サンの一触即発のエンディングが繰り広げられた。

一方、チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)は自分の部屋にあった実父の遺品の中の手紙から、世子イ・ピョンの印章と「イ・ピョンの息子であることを証明する証拠」という内容を確認した。チョン・ユハは「僕の息子ギョムよ」という文字に泣きそうになり、世子イ・ピョンが残した手紙とまげ差しを持ってシン・ウォンホの元を訪ね、玉座に上がる意思を知らせた。しかし、シン・ウォンホはチョン・ユハは王の孫だが、早くからよそに回されて“君号”すらもらえなかったとし、「十数年間、一度も姿を現したことのないイ・ソルだと騙して王座に上がらなければならない」と主張。チョン・ユハが強く反論すると、シン・ウォンホは民はもちろん、直言を言う臣下たちまで無慈悲に処刑される世相を批判し、「王世孫はそんな状況を見ていられるか?」と警鐘を鳴らし、チョン・ユハを揺さぶった。

シン・ウォンホは計画を実現するために、成長したイ・ソルを唯一見知ることができる尙膳(サンソン、イ・ジュニョク)を銀貨で買収し、尙膳はシン・ウォンホと共にチョン・ユハに会って「楽に座ってください。世孫低下」と挨拶した。それと共に尙膳は、チャン・テファと二花院で3人の士人の身分を検査した時を思い出し、「廃世孫イ・ソルと左相(高官)が立てようとする偽物、王座を奪ったイ・チャンまで。王座は一つなのに、王は3人だから」と独り言を言って疑いを高めた。それだけでなく、尙膳は大妃(ナム・ギエ)に選ばれ、番人の資金係となり、番人を養成する老僧から「番人の間でも誰が誰の番人なのかは分からない。彼らはいつも主君の至近距離にいる。昼も夜も」というヒントを述べ、イ・ソルの番人が誰なのか、好奇心を刺激した。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・アルム
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