Girl's Day ヘリ、リュ・ジュンヨル&ハン・ソヒとの騒動に言及「一人の人間として感じたこと」
写真=SUBLIME
Girl's Dayのヘリが、自身が主演を務めた新作映画「ビクトリー」から、元恋人のリュ・ジュンヨル&ハン・ソヒに関する発言などのプライベートな話まで、率直に話した。最近、ソウル鍾路(チョンロ)区八判洞(パルパンドン)のあるカフェで、映画「ビクトリー」で主演を務めたヘリのインタビューが行われた。
映画「ビクトリー」(監督:パク・ボムス)は、情熱だけはある初心者で構成されたチアリーディングサークル“ミレニアムガールズ”が、エキサイティングなダンスと音楽で皆を応援する物語を描いた作品だ。
劇中、ヘリはダンサー志望のピルソン役を熱演した。ヒップホップしか知らなかったが、ソウルメイトのミナに出会い、チアリーディングの魅力にハマる人物だ。2010年、ガールズグループGirls Dayのメンバーとしてデビューした彼女は、「応答せよ1988」などで女優としても注目を集め、「私のボクサー」以来、5年ぶりに映画に復帰した。
彼女は初めて接したチアリーディングをこなすため、パク・セワン、gugudan出身チョ・アラムなどと撮影前の3ヶ月と撮影に入ってからの3ヶ月の計6ヶ月間、練習に集中した。撮影が始まってからは、各地域の練習室を借りるほど、チアリーディングに情熱と愛情を見せたという。そのおかげで撮影現場では、ミレニアムガールズの9人全員が代役なしでこなした。
彼女は「『ビクトリー』を春から夏まで撮ったのですが、今公開されるなんて本当に不思議な気分です。とても楽しく撮りました。遊びながら撮ったものですが、早くお見せしたいです。先日の試写会ではすごく緊張しました」とし「最近読んだ台本の中で、最も完璧な台本だと思いました。最初から最後までずっと方言を使わなければならない人物なので、その部分は少しプレッシャーになりました。完璧にやり遂げなければならないことが多く、『これもできるだろうか?』とプレッシャーがありました。でも、台本を読んだらすぐに、ピルソンというキャラクターがカッコいいと思いました。『このカッコいいキャラクターと同じくらい、私もカッコいい人なのだろうか?』という心配から悩んだりもしました」と伝えた。
自らダンスゲーム機を空輸して練習したヘリは「ダンスと足を別に撮影したと思われるかもしれませんが、それは違います。ダンスゲーム機を練習室に持ってきて練習していました。この映画を準備しながら数えてみたら、11曲を踊らなければならなかったんです。ただし、そのダンスはゲーム機の上でしか踊れませんでした」と笑った。
ピルソンが特別な理由については、「普段緊張しない方ですが、不思議なことにマスコミ向け試写会の時にかなり緊張しました。一生懸命に撮った作品を公開するので、どのように思われるだろうかと緊張したんです。自分の作品を観て泣いたのは初めてでした。今インタビューしているだけで嬉しいです」とし、深い愛情を表した。
自身の足りないところについてもよく理解している彼女は、「私はアドリブができないんです。台詞以外には何もできません。私に与えられた台詞を言うだけでも手一杯なんです(笑)。この映画でアドリブは『ご飯もっとあげようか?』と言われ、『うん』と言うくらいでした」とし、「その他でアドリブに見えるものは全て台本にあったものです」と明かした。
特にヘリは作品の公開を控え、プライベートなことで注目を浴びた。ヘリとリュ・ジュンヨルは「応答せよ1988」をきっかけに交際し、2017年に公開恋愛を始めたが、昨年11月に交際7年で破局した。その後、リュ・ジュンヨルとハン・ソヒの熱愛が報じられ、ヘリはこの過程で自身のSNSに「面白いね」という書き込みを残し、3人を巡る様々な噂が広まった。
これについて彼女は「これ以上申し上げることはないのですが、2分だけ使います」とし「まず、マスコミ向け試写会の時に涙を見せるくらい、本当に私が愛している作品『ビクトリー』より、ひょっとしたらこの話が注目されるのではないかと心配しています」と告白した。
続けて「ですが、私があの時に戻って考えてみるとすれば、人間イ・ヘリとして本当にそのように感じたから、そう言ったのだと思います」と、短くも率直な心境を表した。
普段から“生まれつきの芸能人”と言われるヘリ。厳しい芸能界でメンタルを保つ秘訣については、「これはトップシークレットなのですが、私が最近新しく入った事務所の方々も同じようなことを言っていました。『ヘリさんのような方が芸能人なんですね』と(笑)。秘訣は、良く言えば私の責任感で、悪く言えば意地を張るところです」と説明。
彼女は「私は芸能人ならこうしなければならない、頑張らなければならないという考えがありますし、たくさん愛してくださる部分に感謝しています。若い頃にデビューして仕事をして、同年代の人々よりたくさん稼ぎました。『それだけ稼ぐのだから大変なのは当然だ』と思っているので、そういった部分では(性格診断テストの)Tだと思います」と話した。
「ビクトリー」のVIP試写会には、親友のビョン・ウソクとGirl's Dayのメンバーたちが出席した。ヘリは「メンバーたちが本当に残念だと言いました。私が『なんで?』と聞いたら、『あなた、こんなにダンスが上手だったの? 活動している時にこれくらい頑張ればよかったのに。なんでこんなに頑張ったの?』と言っていました(笑)。『それが分かるの? 本当に頑張った』と答えました。『よくやった』という賞賛を『残念だ』と遠まわしに言ってくれたんです。とても嬉しかったです」と伝えた。
ビョン・ウソクとも深い友情を表した。「ドラマ『花が咲けば、月を想い』で共演しましたが、すごく頑張っている仲間なので、いつかは成功するだろうと思っていました。でも、あまりにも成功したので、みんな実感が湧かないようでした。私はもともと仲が良かったので、兄さんがプレッシャーになるのではないかと思って心配しました。来てくれて本当にありがたかったです」とし「そのような部分では、本当に人に恵まれたと思います。映画を自慢したくて多くの知人を呼びましたが、チケットを管理してくれたチーム長が全員来てくれたと言っていました。みんな忙しいはずなのに一人も欠けず来てくれたなんて、感動してSNSに投稿しました」と感謝の気持ちを伝えた。
また彼女は「試写会に来たあるプロデューサーさんが、こんな話もしてくれました。『応答せよ』を除いて、『これまで見た作品の中で一番面白かった』と。『応答せよ』について、『それはあなたのマスターピース』とおっしゃったんです」とし「私としても、ドクソンに勝ってしまったらとても残念だと思います。ドクソンは私の心のマスターピースなので(笑)。でも、ピルソンもとても魅力的なので、ピルソンのように見えたいという欲もあります」と話した。
最後に彼女は、「周りに素敵な人が本当に多くて、そのようにして一日一日を生きていたら、14年が過ぎました。私が特別何かを成し遂げたというよりは、感謝の気持ちが大きいです。一緒に仕事をする人たちに恵まれましたし、『あなたはとてもよくやっている』と励ましてくれる友達も多くてありがたいです」とし、「本当にファンの皆さんのおかげでずっと作品ができていると思います。『いつ休むの? なんで休まないの?』と言われるけれど、休めません。待っていてくれるファンの方々がいらっしゃるので休めないんです。実を言うと、活動をしても完璧ではないですし、いつも気に入らないところがあります。そのため、いつも申し訳ない気持ちも持っています。でも『ビクトリー』が肯定的な影響を与えると思っているので、『ヘリが頑張ったね』と言ってくださるのではないかと思います。舞台挨拶も、早くやりたいという気持ちだけです。ファンに早く会いたいです」と笑顔を見せた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・スジョン
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