「私のヘリへ」イ・ジヌク、パニック状態に陥ったシン・ヘソンをキスで助ける【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「私のヘリへ」のイ・ジヌクが、パニック状態に陥ったシン・ヘソンをキスで助けた。

genie TVオリジナル「私のヘリへ」は、新たな人格を持ったアナウンサーのウノ（シン・ヘソン）と、心の傷を隠していた元恋人ヒョノ（イ・ジヌク）の“リフレッシュロマンス”だ。

同作の第4話の視聴率は全国基準2.4％（ニールセン・コリア）で、自己最高視聴率を更新した。特に第4話のエンディングのシン・ヘソンとイ・ジヌクのエレベーターキスシーンと、シン・ヘソンの二重人格の演技に好評が続いた。

今月1日に韓国で放送された第4話では、ヘリが精神健康医学科の医師（アン・ソヨ）に会って、自分が消えることに反対する姿が描かれた。ヘリは「もう毎日が楽しいです。なぜなら、自分自身を愛することになったから。私はもう幸せになりました。こんなに幸せな自分を捨ててと？いや。私はヘリを捨てたくないです。今の私は、夢の中のウノさんよりももっと幸せだから」と言った。そして家に着いたヘリは、翌朝、目覚めるウノに「たとえ、この体の主人があなただとしても、幸せな私にその体を少しだけ配ってください。私から私を奪わないで。なぜなら、私があなたよりもっと幸せだから」と頼む手紙を書き、これを確認したウノは、絶望的で複雑な心境を表した。

ジュヨンは誰も理解できない自身の感情を分かってくれるヘリに対し、日増しに特別な気持ちを育てていった。ジュヨンは、ヘリに病院にいる母親を会いに一緒に行こうと誘い、ヘリはそこでジュヨンの兄の名前を言いながら食事を拒否する母親の姿に、迷わずに近づいていって手を握った。そして「生きているというのは、いいことですよ。だから、感謝してください。おばさんが生きているということと、ジュヨンさんが生きていることに」と、彼女だけの方法で温かい慰めを伝えた。

ヘリの存在に気付いたウノは、徐々に崩れていった。「イシュー人」チームのワークショップに向かう途中、その付近が偶然にもヘリが行方不明になった森だったという事実に気付いたウノの感情は、揺れ動き始めた。仕事を終えた後、迷っていたウノは森の中へ向かい、同時に友達がいないヘリに、ウノが大学の卒業旅行に行ってと促す過去の姿が展開された。ウノは森の中へ進むほど「姉ちゃん、私は本当に行きたくないよ。友達なんかいらない」というヘリの声と、幻想のように誰かの陰に恐れて逃げる中、結局倒れてしまった。そして「姉ちゃんだけいればいいって」というヘリの声に、涙を流した。

ウノの不安定な状態は、結局、生放送で「イシュー人」を進行している途中で爆発してしまった。母親のように姉が家出したという事情を伝えていたウノは、再びヘリのことを思い出し、結局過呼吸とともにパニック状態に陥った。しゃがみこんでしまったウノに近づいていったヒョノは「私じゃない！」と、罪悪感に苦しむウノを静かに抱きしめたまま「うん、君じゃないよ。大丈夫。僕がいるから」とささやいてウノを慰めた。

その後、「イシュー人」の進行を無事に終えた後、ヒョノがデスクの下でウノの手を繋ぐ姿で没入感を高めた。ヒョノは、ウノの手を繋いだままエレベーターに向かった。その後、自分を拒否するウノに「僕、行ってもいい？ どうする？」と質問し、ウノが涙を流しながら頭を振ると、静かに笑顔を見せた。

その後、エレベーターの中に職員たちが押し寄せてくると、ヒョノはウノを自分の後ろの方に隠して、人目を気にせずに泣ける状況を作ってあげる姿でときめきを刺激した。ヒョノは人々がエレベーターから下りた後も、頭を下げたまま下りないウノに「ウノ。僕を見て」と言い、ウノがゆっくりと頭を上げると顔をつかんで静かにキスをした。同時にヘリの「幸せを目で見ることはできませんが、触ることができるなら」というナレーションと、「こういうことではないでしょうか」というヘリにも、ウノにも聞こえるナレーションが流れ、2人のロマンスへの好奇心を刺激した。

「私のヘリへ」はgenie TVとgenie TVモバイル、ENAを通じて毎週月曜日、火曜日の午後10時に韓国で放送されている。