「海雲台の恋人たち」キム・ガンウ“古くさいおじさんだと思われたくない”
俳優キム・ガンウには、彼だけが持つ雰囲気がある。すでに一児の父親だが、父親どころか既婚者であることも感じさせない。
KBS 2TVドラマ「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」の放送が終了した直後に会ったキム・ガンウは、まだ疲れているようだった。休みなしで釜山(プサン)国際映画祭に参席するために釜山へ出発しなければならなかった。その合間にメディアのインタビューに応じたため、少しの休息を取ることもできなかった。
「40代になっても、古くさいおじさんと思われたくありません。人が私を見たときに、ときめいてほしいです。ジョージ・クルーニーのように成熟したカッコよさを感じてほしいです。そのためには、自分を育てなければなりません。外見ではなく、男性的な魅力を身に付けたいです。男性の香りを感じてもらえたら嬉しいです」
キム・ガンウは、プライベートがあまり知られていない俳優の一人だ。彼のミステリアスなイメージは、公開されていないプライベートが一役買っている。ブラウン管やスクリーンで見せるキム・ガンウのキャラクターから彼の性格を予想するしかなかった世間は、彼を“神秘主義スター”と呼ぶ。
「意図的に隠しているのではありません。でも、私が『海雲台の恋人たち』でナムヘというキャラクターを演じたことで世間が驚いたのは、私のプライベートをあまり知らなかったからだと思います。意図したわけではありませんが、結果的にそういう効果がありました。プライベートを公開しないのは、私も人のプライベートが気にならないからです(笑)」
「実際にも人見知りが激しい方です。現実でも人見知りが激しい性格に対してストレスもたくさん感じますし、潜在している性格もあると思います。そういう部分を、演技を通じて解消している気がします。俳優たちの中には、人見知りが激しい人が意外と多いじゃないですか」
久々にお茶の間に復帰し、今までとは違うキャラクターを演じた。このようなキム・ガンウの姿に世間は喜んだが、キャラクターを表現しなければならないキム・ガンウにとっては、しばらく苦労する時間を過ごさなければならないだろう。次回作が始まるまでは、旅行をしながら自分だけの時間を過ごすという。
「次の作品に入るまでは旅行をしようと思っています。旅行先はまだ決めていませんが、旅行をしてこそ(作品が)終わる気がします。自分自身を見るということは、抽象的だけど必要な作業だと思います。旅行をしながら、びっくりするときがあります。家族の大切さに気付きます」
キム・ガンウは40代の古くさいおじさんと思われたくないという願いと同時に、カッコいい俳優になりたいという願いも明かした。カッコよく生きるというのは、難しいことだ。特に、世間に一挙手一投足が公開される芸能人にとってはなおさらだ。弱点をひとつでも掴まれたら、それ以上カッコよくなるのは簡単ではない。キム・ガンウはそんなすべてのことを含めたうえで“カッコいい俳優”になりたいという。
KBS 2TVドラマ「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」の放送が終了した直後に会ったキム・ガンウは、まだ疲れているようだった。休みなしで釜山(プサン)国際映画祭に参席するために釜山へ出発しなければならなかった。その合間にメディアのインタビューに応じたため、少しの休息を取ることもできなかった。
ジョージ・クルーニーのような俳優になりたい
俳優は年齢に敏感になる職業だ。年齢によってキャスティングが決まり、それに合わせて自身のイメージもまた定着していくためだ。ある瞬間から、俳優たちは父親や母親専門というタイトルがつく。「40代になっても、古くさいおじさんと思われたくありません。人が私を見たときに、ときめいてほしいです。ジョージ・クルーニーのように成熟したカッコよさを感じてほしいです。そのためには、自分を育てなければなりません。外見ではなく、男性的な魅力を身に付けたいです。男性の香りを感じてもらえたら嬉しいです」
キム・ガンウは、プライベートがあまり知られていない俳優の一人だ。彼のミステリアスなイメージは、公開されていないプライベートが一役買っている。ブラウン管やスクリーンで見せるキム・ガンウのキャラクターから彼の性格を予想するしかなかった世間は、彼を“神秘主義スター”と呼ぶ。
「意図的に隠しているのではありません。でも、私が『海雲台の恋人たち』でナムヘというキャラクターを演じたことで世間が驚いたのは、私のプライベートをあまり知らなかったからだと思います。意図したわけではありませんが、結果的にそういう効果がありました。プライベートを公開しないのは、私も人のプライベートが気にならないからです(笑)」
人見知りが激しい性格、作品を通じて解消
作品の中では堂々としているが、彼の目の光はまだ未成年の雰囲気がある。堂々とした中に見え隠れする“恐れ”は、まだ人とのコミュニケーションが難しく、完成されていない“子どものような大人”の雰囲気がある。「海雲台の恋人たち」で演じたイ・テソン検事は、そのようなキム・ガンウのイメージをうまく表したキャラクターだった。「実際にも人見知りが激しい方です。現実でも人見知りが激しい性格に対してストレスもたくさん感じますし、潜在している性格もあると思います。そういう部分を、演技を通じて解消している気がします。俳優たちの中には、人見知りが激しい人が意外と多いじゃないですか」
久々にお茶の間に復帰し、今までとは違うキャラクターを演じた。このようなキム・ガンウの姿に世間は喜んだが、キャラクターを表現しなければならないキム・ガンウにとっては、しばらく苦労する時間を過ごさなければならないだろう。次回作が始まるまでは、旅行をしながら自分だけの時間を過ごすという。
「次の作品に入るまでは旅行をしようと思っています。旅行先はまだ決めていませんが、旅行をしてこそ(作品が)終わる気がします。自分自身を見るということは、抽象的だけど必要な作業だと思います。旅行をしながら、びっくりするときがあります。家族の大切さに気付きます」
キム・ガンウは40代の古くさいおじさんと思われたくないという願いと同時に、カッコいい俳優になりたいという願いも明かした。カッコよく生きるというのは、難しいことだ。特に、世間に一挙手一投足が公開される芸能人にとってはなおさらだ。弱点をひとつでも掴まれたら、それ以上カッコよくなるのは簡単ではない。キム・ガンウはそんなすべてのことを含めたうえで“カッコいい俳優”になりたいという。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ウンジ
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