「愛と戦争2」BTOB ミンヒョク＆RAINBOW スンアら出演のアイドル特集…リアルタイムで視聴者投票“新概念、通じるか？”

「愛と戦争」アイドル特集が“リアルタイム視聴者投票”を通じてドラマに新しい概念を吹き込む。二つの結末の中から視聴者の選択によって最終的にストーリーが決定される。

19日午後3時、ソウル汝矣島(ヨイド)KBS新館付近でKBS 2TV「愛と戦争2」アイドル特集の記者懇談会が開かれた。3回目のアイドル特集「愛と戦争2」にはBTOBのミンヒョク、RAINBOWのスンア、俳優カン・テオが熱演を披露する。

スンアは二人の男性の間で悩む女性役で演技に初挑戦する。スンアをめぐって競争を繰り広げる男性は、劇中で7年間付き合った彼氏のカン・テオと、新たに登場した年下男性のミンヒョク。この幸せな悩みに視聴者もスンアに感情移入して結末を選択することになる。

今回の特集はドラマ史上初の、視聴者がリアルタイム投票で結末を選択するという点で興味深い。事前投票はもちろん、放送中でも投票を行い、最終的に結末を決める。ドラマの放送中、画面には投票状況が表示される予定で、さらに興味が倍増するものと予想される。

これと関連し、演出を担当したコ・チャンスプロデューサーは「新しい形式を導入することで、ドラマ界に新風を吹き込むことができればと思った。リアルタイム投票で視聴者と相互にコミュニケーションしたかった。ITにも関心が高くモバイルメッセンジャーを導入し、新しいコンセプトのドラマを作ってみようとした」と説明した。

視聴者がミンヒョクとカン・テオのどちらかを選択するだけに、二人は妙な競争心を見せた。

ミンヒョクは「全国のお姉さんたち、可愛くて爽やかなオムチナ(勉強ができて性格もよく、何でもできる完璧な人)を演じるので優しく見守ってほしい。僕が選ばれる結末が採択されれば、お姉さんたちのためのセレナーデを僕のSNSに掲載する」と明らかにした。

これに対してカン・テオは、「実際は僕の方が年下だ。僕が本当の年下だ」と笑い、「劇中で悪いイメージになるかもしれないけれど、温かく見守ってほしい。僕が選ばれる結末が採択されれば、キヨミ(可愛い人)ソングを歌う」と話した。

スンアは、実際ならどんな選択をするのかという質問に「7年間付き合った人のことを考えるのではないかと思う。もちろん、ミンヒョクさんは魅力的な年下男性だけれど、それでも元彼のところに行くと思う」と説明した。

リアルタイム投票の導入で新鮮さは加えたが、アイドル特集では欠かさず登場する演技力問題にも関心が集まる見通しだ。

コ・チャンスプロデューサーは「アイドルが主演を務めるだけに、演技力が問題になるかもしれないし、心配されるが、新しい顔を発掘するレベルで寛大に見て頂きたい」と話した。

出演者たちも「演技はあまり経験がないけれど、問題にならないよう最善を尽くして没頭し、演じる」と意気込んだ。

今回のアイドル特集にはカン・テオ、BTOB ミンヒョク、RAINBOW スンアが出演する。カン・テオは7年間の恋愛の末に振られた元彼氏ジュウォン役を演じ、ミンヒョクはロマンチックな年下男性ヒョヌ役を演じる。スンアは二人の間で悩むホダン(しっかりしているように見えて抜けている人)なアルファガール(社会で大活躍する女性)スヨン役に抜擢された。

特に、今回の特集は視聴者が結末を選択するという点で差別化を図った。モバイルメッセンジャーを通じて視聴者投票を実施する「愛と戦争2」は、韓国で来月4日の夜11時10分に韓国で放送される。