イ・ビョンホン脅迫事件、ダヒ&イ・ジヨンに懲役3年の求刑…「別の恋人がいた」イ・ジヨンに新たな争点も
写真=TVレポート DB、チョ・ソンジン
検察が俳優イ・ビョンホンを脅迫した疑いで起訴されたガールズグループGLAMのメンバーダヒとモデルのイ・ジヨンにそれぞれ懲役3年を求刑した。ダヒとイ・ジヨンは計画的な犯行ではなかったと訴え続けた。16日午後2時40分、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞(ソチョドン)中央地方裁判所刑事9単独(裁判官:チョン・ウニョン)で暴力行為など処罰に関する法律違反(共同恐喝)の疑いを持たれているGLAMのダヒとモデルイ・ジヨンに対する第3次公判が行われた。この日の公判にはダヒとイ・ジヨンが出席した。二人をイ・ビョンホンに紹介した風俗店の理事ソク某氏は第2次公判に続き、第3次公判にも出席しなかった。裁判部は「召喚状を送ったものの、送達されなかった。罰金を支払っても出席することはできないと言われた」とし、被告人側はソク氏に対する証人申請を撤回した。
検察は「被告人たちは最初から被害者(イ・ビョンホン)を金銭要求の恐喝とみて謀議し、犯行を犯した。未遂に止まったものの、被害者に要求した金額が50億ウォン(約5億円)に至り、隠密な私生活をおさめた動画などをその手段として使うなど、罪質が不良である」と、二人にそれぞれ懲役3年を求刑した。
この日、ダヒとイ・ジヨンは憔悴した表情で裁判所に入場した。イ・ジヨンは最終陳述で「社会的に物議を巻き起こし、申し訳ない。分別のない行動を反省している。愛する家族を失望させて申し訳ない」と涙を流した。
裁判部はイ・ジヨンに「一つだけ聞きたい。この事件を犯した理由は何か。弁論を全て聞いてもよくわからない。被害者(イ・ビョンホン)と直接会ったのは3~4回に過ぎない。侮蔑感と裏切られた気持ちでやったと話したが、よく理解できない」と聞くと、イ・ジヨンは黙ってうなだれるだけだった。
ダヒも「多くの方々に心配をかけて申し訳ない。被害者にも謝罪したかったが言えなくて申し訳ない。両親とお姉さん(イ・ジヨン)の両親にも申し訳ないと話したい」と涙を見せた。
特にこの日、検察は「イ・ジヨンと被害者が実際に会った回数が非常に少なく、二人っきりで会ったことも少ない。またその間、イ・ジヨンはAさんと恋人関係だった」とし「被害者とイ・ジヨンが恋人関係だという証拠を見つけることができない」と明かした。これまで公開されなかったイ・ジヨンの恋人A氏が新しい争点として言及されたのだ。
するとイ・ジヨン側の弁護士は「(交際期間が)重なった可能性はある」と認めながらも「捜査過程ですでにイ・ジヨンが金銭目当てに接近したと決め付けたまま捜査した。検察の圧迫があった」と主張した。
裁判部は「取材陣がいるのに一方的に検察の回遊と圧迫という主張をしてもいいのか分からない。非公開裁判で出た話を必ず公開しなければいけいないのか」と指摘した。
最後にイ・ジヨン側は「被告人は勉強がすごく出来た訳ではなかったものの、善良に生きてきた。なのに今は金銭目当てに男に近づいた女性と知られ、事実とは異なるチラシ(証券街の情報誌)のせいで苦しんでいる」と訴えた。
ダヒ側の弁護人も「弁護人がもういいと引き止めるほど反省文を沢山提出した。被告人は学生時代、模範的な生活を送っていた。少しでも親の役に立ちたくてアルバイトに励み、倒れたこともある。優しい娘で、同僚への思いも特別だった」と強調した。
今年10月、イ・ビョンホンはダヒとイ・ジヨンから50億ウォンを要求され、警察に通報した。ソウル中央地方検察刑事7部(部長検事ソン・ギュジョン)はダヒとイ・ジヨンを暴力行為および処罰方上共同恐喝の疑いで拘束、起訴した。宣告期日は1月15日午前10時だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・スジョン
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