【REPORT】3日目は話題のガールズグループが大集結!後輩アイドルたちによるTWICEのカバーステージも―「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」3日目
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
K-POP、K-DRAMA、K-BEAUTY、K-FOODなど韓国の人気文化コンテンツを融合させた世界最大級のコンベンション型フェスティバル。日本開催5回目となる「KCON 2019 JAPAN」が5月17日、18日、19日の3日間、幕張メッセ国際展示場にて開催された。夜には「M COUNTDOWN」のライブが実施され、今年も人気アーティストが集結。スペシャルなステージで観客を魅了した。Pre ShowにはMY.stとSNUPERが登場
いよいよ最終日を迎え、熱気を帯びた会場。この日のラインナップはTWICE、IZ*ONEを筆頭に注目のガールズグループが顔を揃えていたため、男性ファンが多く詰めかけていた。そんな中、本編に先がけてPre Showが開幕し、MY.stとSNUPERが登場。昨年3月に日本でデビューしたMY.stは、「少年24」出身のウジン、「PRODUCE101シーズン2」に出演したウォンチョルらを擁する5人組。ウジンがプロデュースした新曲「モラソクレ」で、息の合ったシックなパフォーマンスを披露した。シックな黒のスーツで登場したSNUPERは、韓国のヒットメーカーSweetuneが手掛けた代表曲「流星 (The star of stars)」を披露。流星が降り注ぐ夜空を連想させる振り付けで、爽やかなパフォーマンスに大きな拍手と歓声が送られた。
新人ながらもシャープで洗練されたステージを見せたONEUS
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
1組目に登場したのはMAMAMOOの所属事務所の弟分で、今年1月にデビューしたONEUS。北欧神話の中の存在である”ヴァルキリー”と光を”照らす”という二重の意味を込めたファンタジーなデビュー曲「Valkyrie」を披露。活動を休止していたレイブンも復帰し、ソホがレイブンをピストルで打ってマトリックスのように反り返る振り付けに大歓声が。「アンニョン!」「皆さんにお会いできてうれしいです」「大好きです」と言いながらセンターステージに移動。2曲目は5月29日にリリースするミニアルバム「RAISE US」のタイトル曲「Twilight」を先行大公開。赤く染まったステージが曲の世界観を作り上げ、スローテンポから始まってサビで加速するサウンドとダンスが印象的。ソホとイソが向かい合って対をなすパフォーマンスを見せた後、まるで太陽に向かって昇天していくかのようにファンウンがリフトされると拍手が巻き起こった。「PRODUCE101シーズン2」や「MIX NINE」に出演したメンバーを5人も擁する実力派だけに、新人ながらもシャープで洗練されたステージを見せた。
PENTAGONのホンソク&キノの明るく楽しいMCで進行
ここでこの日のMC、PENTAGONのホンソクとキノが下手のサブステージに登場。ホンソクが韓国語で「皆さんと一緒に過ごす時間を待っていました」とコメントすると、キノは日本語で「本当に待っていましたよ~!皆さんもそう思いますか」と呼び掛け、大歓声をあげる観客に「皆さん、最高です」と満足そうなホンソク。「今日が最後の日です」「ならば走っていきましょう」と盛り立て「Let's KCON」と大合唱を。大人の男性美にあふれたステージのVAV
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
2組目はセンターステージにVAVが登場。赤の裏地がアクセントとなる黒いジャケットに白いシャツを着こなし、妖艶なオムファータルな魅力を発散させながら、1980年代のポップを今の時代に合わせて再解釈したニュートロジャンルの最新活動曲「THRILLA KILLA」を披露。間奏でキレのあるダンスブレイクも挟んだスペシャルなステージに歓声があがった。MCではバロンが「今日で3日目ですが、楽しんでいますか?」と挨拶。ロウはメインステージに移動しながら「愛してるよ」と甘く語りかけた。2曲目はドイツ歌手Kay Oneの大ヒット曲が原曲の「Senorita」。ラテンの心地よいリズムに洗練されたダンスを合わせ、メンバーそれぞれの個性あるボーカルを披露。時折、織り交ぜるハーモニーでも聴かせた。大人の男性美にあふれたVAVだけのカラーを感じさせるステージだった。
幻想的で独創性のある世界観で観客をうっとりとさせた公園少女
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
続いてメインステージにピンクと白を基調にした衣装の公園少女が登場。夢に向かって突っ走っていく少女たちの夢と約束を象徴した最新活動曲「Pinky Star」で、清楚で愛らしい魅力を存分に見せつけた。おなじみのダンスブレイクは通常よりもロングバージョンで披露し、拍手でリズムをとって盛り上げる観客たち。MCでは「挨拶します。公園少女で~す」とキュートに挨拶をすると、男性ファンから「うぉ~」と歓声があがる。日本人メンバーのミヤは「皆さん、盛りあがってますか?私たちはKCON JAPANは初参加なのですが、こうやってたくさんのK-POPファンの方々とお会いできて、と~っても感動してます」と喜びを語った。
2曲目はバラバラのパズルが1つの月になる物語を綴ったデビュー曲「Puzzle Moon」。全員で星を作ったイントロなど、小刻みにフォーメーションを変えながら美しい形を作り上げるパフォーマンスは公園少女ならでは。愛らしいビジュアルと、幻想的で独創性のある世界観で観客をうっとりとさせた。
“ブラック×ホワイトの衣装で登場”TWICEのスペシャルステージ
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
会場に携帯電話の呼び出し音が鳴ると、スクリーンには「アンニョーン」とTWICEのメンバーが。“ONCE(TWICEのファンの名称)にあげたい心の総合セット“と題して、メンバーそれぞれが画面に向かって愛嬌を。そして「次は私たちが準備した一番大きなプレゼント」と話すと、スペシャルステージに突入。客席からナヨンとジヒョとツウィ、下手サブステージにはジョンヨンとモモとダヒョンが腰かけて登場。サナとチェヨンとミナはセンターステージにせりあがって、全員が合流すると日本ファースト・アルバムのタイトル曲「BDZ」を韓国バージョンで披露。ブラック×ホワイトのシャープな衣装でかっこよく踊ると、観客は「Hey! 」「Let's go! Let's go!」と応援法を大合唱して盛り立てた。
SF9のインソンとロウンがグルーバル・ルーキーを紹介
ここで、客席からMCのSF9 インソンとロウンが登場。インソンは「たくさん来てくれてありがとうございます。皆さんのたくさんの愛、最後まで送ってくれますよね?」と。ロウンは「これからも特別なステージが待っているので、たくさん期待してください。次はグローバル・ルーキーたちの時間です」と次のステージを紹介した。若さと元気がはじけるステージで印象付けたD-CRUNCH
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
4組目は、9人のメンバー中7人がラッパーのヒップホップグループD-CRUNCH。今年3月に東京で行われたバトルイベントで優勝し、活動資金1億円を得たことも話題となった。5月27日にセカンド・ミニアルバム「M0527」をリリースしてカムバックを控える彼らは、ニューアルバムの中から2曲を披露。タイトル曲の「Are you ready?」は作詞・作曲、ダンスの振り付けをすべて手掛けた楽曲。カラフルな衣装に身を包み、全員でのシャウトするような迫力あるボーカルと、若さがはじけるような元気いっぱいのステージに目を奪われた。途中、ヒョンオがTシャツをめくってバキバキに割れた見事な腹筋を披露すると「お~!」とどよめきが。「ブンブン D-CRUNCHです」と楽しいポーズをつけて元気に挨拶して爆笑を誘うと、ヒョヌクは「このように日本で皆さんとお会いできて、とてもうれしいです」とコメント。
2曲目は強いビートが印象的な「Panorama」で、ラストでOVがメンバーを切り裂くように移動して観客を沸かせた。ヒップホップでゴリゴリに踊るD-CRUNCHのダイナミックな持ち味を大いに印象付けたステージだった。
キャッチーな歌詞で可愛らしさを極めたfromis_9のステージ
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
5組目は「アイドル学校」から誕生した9人組fromis_9。ヒット曲「LOVE BOMB」のイントロが流れると、観客は待ってましたとばかりに大歓声。両手で拳を握った後、心臓をマッサージするように摺り寄せるポイントダンスと、明るく楽しいメロディ、繰り返される「ラパパン」の中毒性にノックアウト。曲が終わるとセンターステージに移動し、セロムが「私たちは皆さんの関心と愛で成長していきます」ギュリは「成長できるように愛と関心をお願いします」と挨拶した。2曲目はハヨン、ジウォン、ソヨンが作詞に参加した可愛らしい歌詞と、メンバーの魅力的なコーラスが調和した「DKDK」。外向きの円形に広がったメンバーたちは、ダンスをしながら目の前の観客とコミュニケーションをとった。3曲目はプレデビュー曲「Glass Shoes」。「シンデレラ」をモチーフに「私の気持ちを残していくわ 必ず捜してね」とピュアな女の子の気持ちを歌った歌詞がなんともキュートで観客のハートを撃ちぬいた。キャッチーな歌詞で同世代の女の子の共感を呼んでいるfromis_9。とことんかわいらしさを追求するチームのカラーも明確で、ますます人気が高まっている。
曲ごとにさまざまなコンセプトを披露し、進化し続けるSF9
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
続いてセンターステージにSF9が登場。ギリシャ神話に出てくる美しい青年ナルシサスをモチーフにした最近活動曲「Enough」で、床に這ったかと思うとすぐに立ち上がる高難度のダンスを披露。セクシーすぎるメンバーの表情がスクリーンに抜かれるたびにため息がもれた。ダンスブレイクはテヤンとチャニのペアダンスが盛り込まれたスペシャルバージョンでファンは大絶叫。MCではヨンビンが「KCONで皆さんとお会いできて、うれしくて光栄です」と挨拶した。2曲目はSF9のセクシーな魅力を開花した「Now or Never」。最先端のダンスミュージックに乗せたクールなステップ。ラストは曲がスローになり、テヤンを中心に全員が波打つように円を描くと、座ったメンバーたちに囲まれたチャニがセンターで決めポーズをとって大歓声が巻き起こった。
3曲目は日本で2枚目のアルバムに収録された「Play Hard」の日本語バージョン。ラップパートが多く、新しいSF9の魅力が感じられるとともにライブで盛り上がれる楽曲で、ジュホの「OH YEAH~」から、フィヨンの「調子はどうよ~」でノリノリに。ボーカルのダウォンもこの曲ではラッパーに変身し、力強いラップを披露。間奏ではレトロな振付のダンスで盛り上がり、ラストはサブステージに走り出して観客と一緒に飛び跳ねた。曲ごとにさまざまなコンセプトを披露し、進化をし続けるSF9に観客たちは大きな拍手と歓声を惜しまなかった。
ピュアな歌声とポップな曲で明るさ満点のNATURE
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
7組目は明るくエネルギーあふれる音楽でヒーリングを望む人々の気分をリフレッシュさせる韓日中グローバルグループNATURE。センターステージに登場すると2ndシングル「SOME&LOVE」の活動曲「SOME」を披露。ポップな曲調で始まったかと思うと、「You'll be mine」の歌詞から一気にエレクトロニック・ダンス・ミュージックに変身。両足を豪快に広げて踊るレトロなダンスは観客の目をくぎ付けにした。MCではハルの「こんにちは、日本人メンバーのハルです。こうしてたくさんの方々にNATUREを知っていただけて本当にうれしいです。私たちはまだまだですが、これからもっとたくさんの方に知っていただけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」との謙虚ながらも力強いコメントに拍手が巻き起こった。
次の曲は、シャイな少女たちの心を告白する「Dream About U」と、日本のアニメ『のだめカンタービレ』のオープニング曲をポップ調にアレンジしたデビュー曲「Allegro Cantabile」をメドレーで披露。9人のピュアな歌声とポップな曲で明るいエネルギーを観客に振りまいたNATUREだった。
ここでMCのホンソクとキノが再登場し、向き合って「幕張メッセ、熱い!熱い!」とジャンプすると大爆笑が。ホンソクは「これからはしばし熱い熱気を冷まして、美しい音楽を聴く時間です」と話題を振ると、キノは「話題のドラマ『トッケビ』その音楽を楽しんでいただきます」とコメント。「SF9のロウン、インソン。PENTAGONのフイとジンホによるスペシャルステージです」「4人のハーモニーが気になりますね」と次のステージを紹介した。
SF9&PENTAGONのボーカルラインによるステージにうっとり
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
スクリーンにはドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々」の名場面に挿入するように、1人ずつ4人のメンバーが自らのナレーションとともに映し出され、一転してしっとりとした雰囲気に。ドラマの挿入歌「Beautiful」のイントロが流れると下手のサブステージに現れたSF9 ロウンが低音ボイスで歌い上げる。続いて上手からはPENTAGON フイが登場し芯のある力強い歌声をとどろかせた。センターステージにはSF9 インソンとPENTAGON ジンホがせりあがると、インソンは包容力を感じさせる歌声、ジンホは甘く伸びやかな歌声を披露。それぞれが自分の持ち味を生かしつつ絶妙なハーモニーを作り上げると、会場は静まり返った後で大きな歓声に包まれた。
“かわいいつばめ”に変身したIZ*ONE
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
続いてはメンバー紹介映像に続いて、メインステージのスクリーンからIZ*ONEが登場。白と黒のガーリーなチェック調の衣装で縦一列になって決めポーズを取ると、そこから日本デビュー曲「好きと言わせたい」を披露。美脚を強調したダンスと、サビで胸の前でハートを作る“ライクミーダンス”で視線をくぎ付けにすると、ダンスブレイクでは床に座り込んでパフォーマンスするアレンジバージョンを披露した。J-POPらしい楽曲をK-POPバリバリのダンスで表現する新鮮さは鳥肌モノ。最後は銀テープが舞い上がって大盛り上がりだった。曲が終わると「最後の日ですが、楽しんでいますか?」と観客の反応を確かめ、クォン・ウンビとチャン・ウォニョンが「私たちの『Violeta』知ってますよね」「次の曲は『Violeta』です」と次のステージを紹介した。手首にレースをあしらって手を長く伸ばしたり、小刻みに動かすと、メンバーが“かわいいつばめ”に変身し、ファンへの愛を届けていく。まるで童話の世界から飛び出してきたような12人に観客は大きな声援を送った。
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
「もうあと2曲しか残っていません」と言いながらサブステージに移動すると、続いてファンソング「Up」を披露。ファンとともに過ごしてきた時間を大切に、より高みを目指す決意を込めた曲で、両手を交互に空に伸ばす躍動感あふれるダンスと、かわいい仕草で観客をノックアウトした。4曲目の「La Vie en Rose」では、クォン・ウンビが「もっと深いまなざし」のパートでセンターに君臨するたびに、会場を揺らすような大きなどよめきが巻き起こったのが印象的だった。ラストは、スクリーンにチャン・ウォニョンがアップで抜かれて決めポーズ。かと思いきや、そのまま「Rumor」のサビへ。「PRODUCE48」のコンセプト評価で使われた番組オリジナル曲を12人バージョンで披露すると、予期しなかったプレゼントに観客は歓喜の声をあげた。
かっこよく楽しいステージで男性からも歓声があがったPENTAGON
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
9組目はPENTAGON。「INTRO」パフォーマンスで、下手サブステージにホンソク、ジンホ、シンウォン、ヨウォンが登場してダンスを披露。続いて上手サブステージでフイ、ユウト、ウソク、イェンアンがダンス。センターにはキノが現れて「盛りあがれっ!」と叫ぶとパワフルなソロダンスを披露し、そのまま最新活動曲の「SHA LA LA」へ。ストレスを吹き飛ばす土曜日のパーティーを表現したノリノリの曲だけに、メンバー自らも楽しんでいる様子。観客もペンライトを上下に揺らしてリズムをとった。曲が終わると「東京、こんばんは~」「本当に熱いですね」「みんな楽しんでいますか」と話しながらメインステージに移動。
ここで、メンバーがミッションに挑戦する「YES or NO」のコーナーへ突入。最初のお題は“ヨウォンはお尻相撲でシンウォンに勝つことができる”で、早速対決するも、シンウォンが勝利。次は“PENTAGONは10秒以内に女心をつかむことができる”で、フイがかわいい表情を見せたり、ウソクがおどけてダンスを披露するも、観客の反応はイマイチ。一方、イェンアンは、はだけさせたシャツの胸元から指ハートを繰り出して投げキッスすると大歓声が巻き起こった。
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
最後は“PENTAGONはどんなジャンルの音楽が流れてもランダムダンスを踊ることができる”で、「マル・マル・モリ・モリ!」が流れるとユウトがかわいいダンスを披露。続いてはソンミの「Gashina」で、キノがセクシーダンスで本領を発揮。続いてはクラブミュージックの「Hit the Quan」と「Oh Nanana」が流れ、全員がノリノリでクラブステップを。ミッションは成功とのことで、幸運な観客はサイン入りスローガンをゲットした。PENTAGONの2曲目は、ファンに対する愛を宇宙に見立てた日本メジャーデビュー曲「COSMO」。TERU(GLAY)が作詞・作曲を手がけた曲だけにJ-POPの色が強いサウンドで、PENTAGONの新しい魅力が見られた。日本のUNIVERSE(PENTAGONのファンの名称)への愛を全力の群舞と、「愛してるを届けるために僕は叫び続ける」という歌詞で表現したのも印象的だった。
フイが「まだまだだよ~」と声を張り上げると、続いては好きな子がいるのに告白できず、周りをうろうろしている片思いのオタク男コンセプトが話題となり、チャートを逆走したヒット曲「Shine」へ。話題のハンマーダンスと、「ナナナンナン」のポイントダンスで大いに盛り上がった。途中からはセンターステージに移動すると、客席を走り回ってジャンプ! かっこよくも楽しく、気さくなキャラクターでも男性ファンからも大きな声援を受けたPENTAGONのステージだった。
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
NATURE&公園少女&fromis_9がTWICEのヒット曲をカバー
上手にサブステージMCのSF9 インソンとロウンが登場すると「今、日本で一番ホットなK-POPアイドル」とTWICEを紹介。そしてK-POPの話題のガールズグループたちがスペシャルなステージをすることを予告した。すると下手のサブステ―ジに登場したのはNATURE。青を基調とした爽やかなチアガール風の衣装を着て、TWICE「CHEER UP」をカバー。続いては公園少女がカジュアルな衣装で「KNOCK KNOCK」を披露し、ミヤの少年のようなビジュアルに大歓声があがった。ラストはfromis_9が「LIKEY」をカバー。ピンクとブラックの衣装でキュート&ガーリーな魅力をさく裂させた。
セクシー&可愛らしさが融合した新曲で観客を魅了したTWICE
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
KCONでしか見られないスペシャルなステージで大いに盛り上がったところで、「KCON 2019 JAPAN」の大トリを飾るのは、もちろんTWICE。メインステージに黒いショートボトムスと、グレンチェックのショートジャケットのシックな衣装でクールに登場すると、割れんばかりの大歓声が。1曲目はTWICEが新しいジャンルに挑戦した最新活動曲「FANCY」。優雅なフルートサウンドの調和が引き立つメロームードポップダンス曲で、成熟したセクシーさとかわいらしさが融合したパフォーマンスで観客を魅了。ラストは白い紙テープが空から蜘蛛の巣のように舞い上がった。
ここでTWICEからのプレゼント「GET TOGRTHER」のコーナーへ。2分割のスクリーン上でメンバーとファンがTWICEのポイントダンスを一緒に踊るもので、ダヒョンが「TT」、チェヨンが「Yes or Yes」、ツウィが「FANCY」をファンと踊ることに。スクリーンに映し出されたファンはいずれも大ファンなのか、完璧にダンスを踊りこなして観客をあっといわせた。
TWICEと過ごす夏のパーティー会場…興奮はピークに
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
続いては「Yes or Yes」へ。キャッチーでキュートなダンスと愛くるしい表情に、観客も「ドゥル ジュンエ ハナマン ゴラ YES or YES!」「ハナマン ソンテケ オソ YES or YES」と大歓声で応援を。途中、観客に手を振りながらセンターステージに移動すると、“Yes or Yesポーズ”とウィンクで締めくくった。すぐさま3曲目の「What is Love」に続くと、左右のサブステージにトロッコが登場。下手からジョンヨンとダヒョンとサナが、上手からはツウィとチェヨンとナヨンが乗り込んで観客に手を振った。センターステージではミナ、ジヒョ、モモが走り回り、ラストは全員揃ってダンスを。
興奮が冷めない中、ダヒョンは「もう最後のステージだけが残っています。(日本語で)皆さん、最後の曲。ナマッソヨ(残りました)。最後の曲はなんでしょうか?」と韓国語と日本語を混ぜてかわいく問いかけると、いろんな曲名が飛び交って困り顔を。そこで「夏に似合う曲です」とヒントを出すと「Dance The Night Away」との歓声が返ってきて「やっぱりONCEかしこい」と満足気に「ヘヘヘ」と笑顔を浮かべた。
「KCON 2019 JAPAN」 (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
ジヒョの「練習してみましょうか?」で観客と「One two three, let's go」を大合唱し、曲がスタート。「ララララ」と爽やかなハミングが流れると、ここからはTWICEと過ごす夏のパーティー会場に。エネルギッシュなダンスで観客のハートを熱くさせ、ラストはジヒョが「KCON レッツゴー!」と叫んで興奮はピークに。日本で今一番ホットなK-POPアイドルという称号にふさわしい風格を持ちつつも、フレッシュさと情熱を失わないステージで観客の心をひとつにしたTWICEだった。出演アーティストが一同に会するエンディングではSF9のロウンがPENTAGONのヨウォンをお姫様抱っこする姿に大爆笑。IZ*ONEは観客をバックにセルカ棒で記念撮影を楽しんだ。TWICEは最後までステージで手を振っていたファンサの神ダヒョンが、サナに引っ張られて退場を促されるというキュートな一幕も。
今年も多いに盛り上がった「KCON 2019 JAPAN」は3日間で8万8000人動員。5年累積観客25万人突破、10代若年層の観客が2年間で4倍増など、過去最大規模の来場者数を記録して幕を閉じた。
ライター:安部裕子
【REPORT】初日は“PRODUCE”出身アーティストが大集結…デビュー目前アイドルの最速披露も!― 「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」1日目【REPORT】2日目は大型新人の初ステージから完全体での来日まで、多彩なラインナップで魅了― 「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」2日目
「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」
日時:2019年5月19日(日)開場:18:00 / 開演:19:00
会場:幕張メッセ国際展示場2~3ホール
出演者:D-CRUNCH / fromis_9 / 公園少女 / IZ*ONE / NATURE / ONEUS / PENTAGON / SF9 / TWICE / VAV
【セットリスト】
01. Valkyrie / ONEUS
02. Twilight / ONEUS
03. INTRO PERF + Thrilla Killa / VAV
04. Senorita / VAV
05. Pinky Star / GWSJ
06. Puzzle Moon / GWSJ
07. BDZ / TWICE
08. Are you ready? / D-CRUNCH
09. Panorama / D-CRUNCH
10. LOVE Bomb / fromis_9
11. DKDK / fromis_9
12. Glass Shoes / fromis_9
13. Enough / SF9
14. Now Or Never / SF9
15. Play Hard / SF9
16. SOME / NATURE
17. Dream About U+Allegro cantabile / NATURE
18. Beautiful(トッケビOST) / SF9(ロウン&インソン)、PENTAGON(フイ&ジノ)
19. INTRO+好きと言わせたい / IZ*ONE
20. Violeta / IZ*ONE
21. UP / IZ*ONE
22. La Vie en Rose+RUMOR / IZ*ONE
23. INTRO perf + SHA LALA / PENTAGON
24. COSMO / PENTAGON
25. SHINE / PENTAGON
26. CHEER UP(TWICE) / NATURE
27. KNOCK KNOCK(TWICE) / GWSN
28. LIKEY(TWICE) / fromis_9
29. INTRO+FANCY / TWICE
30. Yes or Yes / TWICE
31. What is Love / TWICE
32. Dance The Night Away / TMICE
「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」
日時:2019年5月19日(日)開場:18:00 / 開演:19:00
会場:幕張メッセ国際展示場2~3ホール
出演者:D-CRUNCH / fromis_9 / 公園少女 / IZ*ONE / NATURE / ONEUS / PENTAGON / SF9 / TWICE / VAV
■放送概要
「KCON 2019 JAPAN × M COUNTDOWN 字幕版」
2019年6月27日(木)23:15~放送!
再放送:6月28日(金)6:00~、6月30日(日)18:00~
字幕版はMnet SmartでもVOD配信予定!
■関連番組
「KCON 2019 JAPAN コンベンションガイド SP」
これを見れば「KCON 2019 JAPAN」コンベンションエリアの雰囲気が良くわかる!
コンベンションエリアをまるっと紹介するガイド番組です。お楽しみに♪
本放送:6月25日(火)18:00~18:45
再放送:6月28日(金)5:15~6:00 ほか
■関連サイト
Mnet チャンネル情報:https://mnetjp.com/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
topics