「メモリスト」ユ・スンホ&イ・セヨン、殺人鬼消しゴムの正体に迫る
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
8日に韓国で放送されたtvN水木ドラマ「メモリスト」第9話では、超能力犯罪者“消しゴム”の正体に迫るトンベク(ユ・スンホ)とハン・ソンミ(イ・セヨン)の様子が描かれた。“消しゴム”を執拗に追跡していく二人の痛快な“脳セク(脳がセクシー)”協力は、目を離すことができない没入感を与える。何より“消しゴム”の痕跡が発見された排水路で奇妙な音を聞いたトンベクとハン・ソンミ。続いてハン・ソンミの前に姿を現した仮面をかぶった男性と銃声は緊張感を高め、息が止まるようなエンディングを迎えた。
この日、トンベクは記憶スキャン超能力を通じて、チン・ジェギュと“消しゴム”の繋がりを追跡した。トンベクは、若い頃に精神病院に入院していたチン・ジェギュに影響を及ぼした隣の部屋の患者に注目した。「有明の月の日に復讐しなければいけない」という変な話はもちろん、手の甲に珍しい4行模様の傷跡があった隣の部屋の患者。彼は病院を出てもチン・ジェギュの管理人だったチェ氏(ソ・グァンジェ)の家に泊まりながら周囲を嗅ぎ回った。変な気配に気づいたトンベクは、ク・ギョンタン班長(コ・チャンソク)、オ・セフン刑事(ユン・ジオン)と一緒に現場を訪れた。しかし手の甲の傷跡がある人はチェ氏の息子であり、彼は軍部隊で怪我をして精神を病んでいた。結局、何の手がかりも見つからなかった。
捜査は原点に戻った。トンベクはプランBを稼働させ、チン・ジェギュの記憶の中で彼が“消しゴム”を目撃した最初の瞬間を追跡することにした。20年前、チン・ジェギュは誰かに捕まり、そこで何に取り憑かれたようにお互いを殺し合う学生たちと、超能力を使う“消しゴム”の姿を目撃したのだ。チン・ジェギュを取り調べるハン・ソンミも、彼が言う集団暴行事件に手掛かりがあることを知る。しかし、単純な事件として終結し、重要な手がかりはなかった。当時一緒に通報を受けた消防庁の記録を追跡していたトンベクとハン・ソンミは、この事件が二十歳の学生たちが被害に遭った窒息事故であり、遺族がいることを知った。
トンベクとハン・ソンミは、唯一の生存者でチン・ジェギュの養女であるシム・サンア(イ・ソユン)を見つけたが、彼女も気を失った状態で運ばれたため、詳しい記憶はなかった。しかし彼女の子供が描いた絵から衝撃的な事実を知る。チョ・ソンドン(ユ・ハボク)襲撃事件の後、有力な容疑者チン・ジェギュのもとに行った時、トンベクの足元に消しゴムがあったのだ。子供の記憶をスキャンしたトンベクは、“消しゴム”が排水路を利用して自身の靴に触り、これを通じて記憶を操作したことに気づいた。二人は“消しゴム”が移動した排水路を捜索し、チン・ジェギュが変装室として使った秘密の場所と繋がっていることを発見した。その後、壁に伝って響いてくる奇妙な音を聞いたハン・ソンミ。姿を現した仮面をかぶった男に向かって引き金を引く衝撃的なエンディングは予測できない展開を予告した。
ミステリアスな雰囲気を醸し出し出したチン・ジェギュが、20年前の執行者であることが判明したが、最近発生した6回の殺人事件の真犯人ではなかった。また、シム・サンアの記憶とは違って、むしろチン・ジェギュが妻に利用されたという思いがけない過去は衝撃的なものだった。妻はチン・ジェギュとお金目当てで結婚し、薬物を利用して彼を徐々に殺していたのだ。さらに、自身の幼い娘まで殺そうとしていることを知ったチン・ジェギュは、自ら殺人鬼になって世の中の罪悪をなくすことにした。執行者が誕生する瞬間だった。
“消しゴム”を追うトンベクとハン・ソンミの推理対決も注目を集めた。超能力とプロファイリングという異なる方法でアプローチしていく二人の特別な協力は、痛快なカタルシスを与えた。トンベクは記憶スキャン超能力を利用してチン・ジェギュのすべての記憶を読んだ後、“消しゴム”が彼を利用する理由を執拗に追った。ハン・ソンミのプロファイリングもいつも以上に輝いた。チン・ジェギュが言う“消しゴム”は、記憶を消すのはもちろん、記憶操作もできる超能力犯罪者であるため、記憶さえも疑わなければならないということだった。“消しゴム”を追っていった二人は、20年前の暴行事件にキーポイントがあることを知り、“消しゴム”が実在することを突き止めた。このような二人の執拗な追跡で、“消しゴム”の正体に一歩近づいた。
記憶を操作・削除するミステリー連鎖殺人鬼“消しゴム”の正体は、サスペンスをより一層興味深いものにした。トンベクを倒すために注視しているマスコミ、ハン・ソンミを牽制し、うさんくさい様子を見せたイ・シヌン次長(チョ・ソンハ)、そして娘の安全を条件に取引を提案したチン・ジェギュなど、あいまいな真実の中の“消しゴム”の正体はまだ霧の中。果たして消しゴムの正体は誰であり、どんな真実を隠しているか好奇心をくすぐる。
tvN水木ドラマ「メモリスト」第10話は、韓国で本日(9日)夜10時50分に放送される。
写真=tvN
「メモリスト」がさらに強烈になったミステリーで、スリル感いっぱいの第2幕を開けた。8日に韓国で放送されたtvN水木ドラマ「メモリスト」第9話では、超能力犯罪者“消しゴム”の正体に迫るトンベク(ユ・スンホ)とハン・ソンミ(イ・セヨン)の様子が描かれた。“消しゴム”を執拗に追跡していく二人の痛快な“脳セク(脳がセクシー)”協力は、目を離すことができない没入感を与える。何より“消しゴム”の痕跡が発見された排水路で奇妙な音を聞いたトンベクとハン・ソンミ。続いてハン・ソンミの前に姿を現した仮面をかぶった男性と銃声は緊張感を高め、息が止まるようなエンディングを迎えた。
この日、トンベクは記憶スキャン超能力を通じて、チン・ジェギュと“消しゴム”の繋がりを追跡した。トンベクは、若い頃に精神病院に入院していたチン・ジェギュに影響を及ぼした隣の部屋の患者に注目した。「有明の月の日に復讐しなければいけない」という変な話はもちろん、手の甲に珍しい4行模様の傷跡があった隣の部屋の患者。彼は病院を出てもチン・ジェギュの管理人だったチェ氏(ソ・グァンジェ)の家に泊まりながら周囲を嗅ぎ回った。変な気配に気づいたトンベクは、ク・ギョンタン班長(コ・チャンソク)、オ・セフン刑事(ユン・ジオン)と一緒に現場を訪れた。しかし手の甲の傷跡がある人はチェ氏の息子であり、彼は軍部隊で怪我をして精神を病んでいた。結局、何の手がかりも見つからなかった。
捜査は原点に戻った。トンベクはプランBを稼働させ、チン・ジェギュの記憶の中で彼が“消しゴム”を目撃した最初の瞬間を追跡することにした。20年前、チン・ジェギュは誰かに捕まり、そこで何に取り憑かれたようにお互いを殺し合う学生たちと、超能力を使う“消しゴム”の姿を目撃したのだ。チン・ジェギュを取り調べるハン・ソンミも、彼が言う集団暴行事件に手掛かりがあることを知る。しかし、単純な事件として終結し、重要な手がかりはなかった。当時一緒に通報を受けた消防庁の記録を追跡していたトンベクとハン・ソンミは、この事件が二十歳の学生たちが被害に遭った窒息事故であり、遺族がいることを知った。
トンベクとハン・ソンミは、唯一の生存者でチン・ジェギュの養女であるシム・サンア(イ・ソユン)を見つけたが、彼女も気を失った状態で運ばれたため、詳しい記憶はなかった。しかし彼女の子供が描いた絵から衝撃的な事実を知る。チョ・ソンドン(ユ・ハボク)襲撃事件の後、有力な容疑者チン・ジェギュのもとに行った時、トンベクの足元に消しゴムがあったのだ。子供の記憶をスキャンしたトンベクは、“消しゴム”が排水路を利用して自身の靴に触り、これを通じて記憶を操作したことに気づいた。二人は“消しゴム”が移動した排水路を捜索し、チン・ジェギュが変装室として使った秘密の場所と繋がっていることを発見した。その後、壁に伝って響いてくる奇妙な音を聞いたハン・ソンミ。姿を現した仮面をかぶった男に向かって引き金を引く衝撃的なエンディングは予測できない展開を予告した。
ミステリアスな雰囲気を醸し出し出したチン・ジェギュが、20年前の執行者であることが判明したが、最近発生した6回の殺人事件の真犯人ではなかった。また、シム・サンアの記憶とは違って、むしろチン・ジェギュが妻に利用されたという思いがけない過去は衝撃的なものだった。妻はチン・ジェギュとお金目当てで結婚し、薬物を利用して彼を徐々に殺していたのだ。さらに、自身の幼い娘まで殺そうとしていることを知ったチン・ジェギュは、自ら殺人鬼になって世の中の罪悪をなくすことにした。執行者が誕生する瞬間だった。
“消しゴム”を追うトンベクとハン・ソンミの推理対決も注目を集めた。超能力とプロファイリングという異なる方法でアプローチしていく二人の特別な協力は、痛快なカタルシスを与えた。トンベクは記憶スキャン超能力を利用してチン・ジェギュのすべての記憶を読んだ後、“消しゴム”が彼を利用する理由を執拗に追った。ハン・ソンミのプロファイリングもいつも以上に輝いた。チン・ジェギュが言う“消しゴム”は、記憶を消すのはもちろん、記憶操作もできる超能力犯罪者であるため、記憶さえも疑わなければならないということだった。“消しゴム”を追っていった二人は、20年前の暴行事件にキーポイントがあることを知り、“消しゴム”が実在することを突き止めた。このような二人の執拗な追跡で、“消しゴム”の正体に一歩近づいた。
記憶を操作・削除するミステリー連鎖殺人鬼“消しゴム”の正体は、サスペンスをより一層興味深いものにした。トンベクを倒すために注視しているマスコミ、ハン・ソンミを牽制し、うさんくさい様子を見せたイ・シヌン次長(チョ・ソンハ)、そして娘の安全を条件に取引を提案したチン・ジェギュなど、あいまいな真実の中の“消しゴム”の正体はまだ霧の中。果たして消しゴムの正体は誰であり、どんな真実を隠しているか好奇心をくすぐる。
tvN水木ドラマ「メモリスト」第10話は、韓国で本日(9日)夜10時50分に放送される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ソヨン
topics