「バベル~愛と復讐の螺旋~」パク・シフ、キスシーンの多さに戸惑いも?“日本で放送する時は少し減らしたほうが…”
“高視聴率トップスター”パク・シフ主演最新作、刺激満載の展開に中毒者が続出した、大人のための本格ラブ・サスペンス「バベル~愛と復讐の螺旋(らせん)~」のDVD好評発売&レンタル中。
パク・シフは本作で、両親の復讐に人生を捧げてきた検事のチャ・ウヒョクを演じる。復讐のために生きてきたが思いがけず道ならぬ恋に落ち、自分の信念と運命の愛のはざまで揺れ動く男の葛藤と、切ない心情を憂いを帯びた瞳とカリスマ溢れる存在感で体現した。
今回DVDリリースを記念して、パク・シフのオフィシャルインタビューが到着! 話題になったキスシーンの撮影秘話からアクション中のハプニングまで、たっぷりと語っている。
パク・シフ:最初に台本を見た時、とても内容に惹かれて没入して読みました。一番大事なことですよね。ストーリーが面白く、またウヒョクというキャラクターがとても魅力的だと思いました。このような愛憎劇に出演するのは初めてで期待も大きかったですし、19禁ドラマも初めてで、視聴者の方々に僕の様々な面を見ていただけると思って、演じてみたいと思いました。
――台本を読んだときの印象は?
パク・シフ:第一印象は男らしいドラマだと思いました。僕がいままで主に出演してきたロマンチックコメディーとは全然違います。そして激情メロドラマなので、どんなふうに役作りをしていこうかと、興味が湧きました。ありがたいことに視聴者にも好評で、演じたかいがありました。
――この作品をひと言で表現すると?
パク・シフ:いろいろな要素が含まれていると思いますが、「衝撃的だ」という言葉が一番ぴったりきますね。
パク・シフ:初挑戦のジャンルなので、とても面白そうだと思いました。それからまた19禁ドラマということで好奇心も抱きました。さらに今回は素晴らしい監督や俳優陣とご一緒できたおかげで、クオリティが高く、映画のようなドラマに仕上がったと思います。本当にやりがいがありました。
――ジャンルが違うと撮影に臨む心構えも違うのでは?
パク・シフ:前作「ラブリー・スター・ラブリー」の撮影現場では、僕はとても愉快に振る舞い、冗談もたくさん言いました。相手役の人に対してもです。バラエティー番組を撮るかのように楽しく撮影に臨みました。一方、この「バベル~愛と復讐の螺旋~」でのチャ・ウヒョクは男らしく落ち着いていて、冷たいイメージの人物です。そのせいかもしれませんが、僕も現場では寡黙にしていました。前作よりも現場での口数が少なかったですし。特に意識したわけではなく自然に役に入り込んでいたようで、役も雰囲気も重々しいので影響されたのでしょう。演じる役によって普段の性格も変わっていくんだなと、今回実感しましたね。
――今回演じたチャ・ウヒョクについて教えてください。
パク・シフ:ウヒョクはひたすら復讐のために生きてきた男ですが、この上なく純粋なところがウヒョクという男の魅力で、女性に好まれる要素だと思います。それから、ウヒョクは聡明で検事なのに、とても気さくなんです。見た目通りの好人物であるところにも魅力を感じます。
――ウヒョクは仲間からも一目置かれる存在でした。前作「ラブリー・スター・ラブリー」のユ・フィリップと違う点は?
パク・シフ:ウヒョクは人望があり、周囲の人々はいつも彼を信じて応援してくれます。前作で演じたユ・フィリップは、トップスターで自己中心的で、周りの人に要求ばかりしています(笑)。ですがウヒョクの場合は反対で、周囲がいつも心配して世話を焼き、温かく包もうとしてくれる……そういう点が違いますね。
撮影初日にキスシーンも「おかげで親しくなれました」
パク・シフ:撮影開始初日と2日目にキスシーンを撮りました。ウヒョクとヒロインのハン・ジョンウォンが階段でキスするシーンだったのですが、チャン・ヒジンさんと打ち解ける前だったので気まずかったですね(笑)。普通は中盤を過ぎて、相手役の人と打ち解けてから撮るので気恥ずかしくて……。ですが、おかげで親しくなれたので、序盤からヒジンさんと演技の息も合い、リラックスできました。
――感情を激しく出すシーンなどで事前に準備することは?
パク・シフ:感情を爆発させる演技をするときは……特にそのために準備をしたりすることはありませんでしたね。僕はたとえば雑談をしていても「アクション」の一言でさっとその状況に入り込むことができるんです。そのほうが自然に演じられます。ある感情を意図的に演じようとすると、むしろ不自然になってしまうと思っていて、僕は瞬時に感情移入するスタイルなんです。
――ラブシーンの見どころは?
パク・シフ:今までのドラマではお見せできなかったような、激しいメロドラマです。19禁というのがポイントですね。激しいメロドラマであり、ミステリーです。皆さんどうぞご期待ください!
パク・シフ:ジョンウォンを逮捕するシーンですね。音楽と映像、それから出演者たちの演技、全てが調和していてとても満足でした。
――胸キュンしたシーンは?
パク・シフ:胸キュンというか、最初のキスシーンは思いがけない展開でインパクトがありましたね。だから、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけるシーンになっていると思います。
――「バベル~愛と復讐の螺旋~」が今まで出演した作品と違う点は?
パク・シフ:本作はキスシーンがとても多くて、僕は監督に「日本で放送する時はキスシーンを少し編集して減らしたほうがいいんじゃない?」と冗談を言ったくらいです(笑)。それから、この作品はメロドラマでもありますが、少し男性的で重厚な部分があります。映画のような雰囲気のドラマなんです。なので視聴者の方々には、今まで僕が出演してきたドラマとは違う雰囲気を感じていただけるんじゃないかと思います。撮影や照明など、大勢の映画製作スタッフが参加していて、とても高いクオリティに仕上がったので、出演してよかったと思っています。
共演者とのエピソードは?
パク・シフ:ヒジンさんはとてもいい人です。僕はこの作品で初めて彼女に会ったんですが、テレビなどで見る姿よりも実物のほうがもっと美人でしたね。そして、一緒にいるとすごく楽な気持ちになれるんです。だから、今回の撮影では自然に息が合いました。彼女は気配りもできて、おかげで最後まで楽しく撮影に臨むことができました。
――コサングループの3兄弟とのエピソードは?
パク・シフ:まずソン・ジェヒさんについてお話しすると、彼は気品があって近寄りがたい人かと思いきや、撮影現場では天使のように心遣いがこまやかで礼儀正しく、それでいてカリスマ性がある人でした。
それからキム・ジフンさんですが、彼は本当に魅力的な俳優だと感じました。悪役も見事にハマっていて、僕自身がこの作品を見てものめり込んでしまうほどでした。悪役であっても魅力的に見せることが可能なんだということを体現してくれました。
それからチャン・シニョンさんはジェヒさん同様、天使のような人です。気遣いができて忍耐力があり、撮影現場で待ち時間が長くても不満を漏らすこともなく、いつも笑って明るくふるまっていました。
こうして見ると、みんなあんな財閥一家には見えませんね(笑)。現場での姿は本当に仲のいい3兄弟という感じでした。この作品の出演者は皆さんいい人でした。役者の間に不協和音が生じることもなく、みんな楽しく撮影に臨んでいましたね。
パク・シフ:シン・ヒョンスクはかなりの悪役ですよね。ヘスクさんいわく、撮影に臨みながらカタルシスを感じていたそうです。「ここまでの悪役は初めて」「魅力的な役柄だ」そう周囲に話していました。ヘスクさんは本当に楽しく撮影に臨んでいたようで、十分な睡眠時間を取れない中でもつらそうなそぶりすら見せないんです。そんな点に驚き、また見習うべきだと思いました。
印象深かったシーンは刑務所で最後に2人で話すシーンです。意外な結末なんですが、泣き叫ぶヘスクさんの演技が鳥肌が立つほど印象的でした。ものすごく重要なシーンですので、視聴者の皆さんもぜひ期待してご覧ください。
――ドラマの中ではとても怖い印象でしたが実際のキム・ヘスクさんは?
パク・シフ:ヘスクさんが演技している時は本当に怖いです。僕と対立するシーンの演技では息がピッタリだったので、ドラマを観ると本当に怖く見えると思います。ですが実際にはとても物腰が柔らかく、後輩にアドバイスしたり冗談も言ったりします。演技もすばらしく、学ぶべき点が多い先輩です。
アクションにトラウマも?「骨にヒビが入ったかと…」
パク・シフ:空港での「どこへ?」です。それは、短いですがさまざまな思いが込められているひと言です。視聴者の皆さんにも共感していただけるセリフだと思います。
――印象深かったシーンは?
パク・シフ:一番印象深かったシーンは、ウヒョクが自分が本当に復讐すべき人物を知ったシーンですね。怒りに任せて机をたたくシーンで、サンドバッグのような袋をたたくのですが、撮影中に袋が破裂してしまって本当に机をたたいてしまったので痛かったですね(笑)。骨にヒビが入ったかと思いました。シーン自体も印象深く、さらに痛みも伴ったので記憶に残っていますね(笑)。アクション中に肩を脱臼して、気絶するほどの痛みを感じたりもしました。それから顔も殴られましたね。今まで撮影で実際に殴られたことはなかったのですが、今回アクションに対してトラウマが生じました(笑)。今度からはアクションシーンの時は防具を着けないと……(笑)。
――苦労したシーンは?
パク・シフ:先ほど、机をたたくシーンでケガをしたという話をしましたが、アクションシーンが多かったんです。ヒョンスクの手下と戦って背負い投げをするシーンでは肩を脱臼して気絶するほど痛みを感じました。自己流ですぐにでも治したいほど痛かったのですが、幸い武術チームの人が治してくれました。そのシーンの撮影はまだ途中だったので、残りは左腕だけを使って演じました。クオリティの高いシーンに仕上がったので幸いでしたね。負傷を隠して演じました。
――演じる役が私生活に影響を及ぼすことはありますか?
パク・シフ:今回はそれを痛感しました。前作の時は「バラエティーに出演しろ」なんて言われたんです(笑)。僕は面白かったみたいですね。「おとなしいと思ったら愉快だった」とよく言われました。本作では役にのめり込んでいたせいか「前作と比べて性格も変わったな」と撮影に臨みながら自分自身でも感じていました。役によって実際の性格まで変わるのは意外でした。性格は変わらないと思っていたのですが、演じる役に似るんですね。
――今後、どんな役にチャレンジしたいですか?
パク・シフ:今後チャレンジしたいドラマは男性的なノワールです。今回も少し経験しましたが、男らしい、洗練されたノワールに出演してみたいと思っています。
――日本のみなさんへメッセージをお願いします。
パク・シフ:僕が出演した「バベル~愛と復讐の螺旋~」というドラマは、大人向けの激しいメロドラマです。立派なスタッフや俳優たちが意気投合して作った上質なドラマであり、まるで映画のようで、皆さんも気に入ってくださると思います。ぜひ「バベル~愛と復讐の螺旋~」を応援してください。ありがとうございます。
■リリース情報
「バベル~愛と復讐の螺旋(らせん)~」
○DVD-SET1 好評発売中
GNBF-5394/¥15,200+税/第1話~第8話収録/本編約520+特典映像約60分/DVD4枚
仕様:アウターケース付き/封入特典:リーフレット(4P)/特典映像:事前特番「バベル ザ・ビギニング」
○DVD-SET2 本日発売
GNBF-5395/¥15,200+税/第9話~第16話収録/本編約510分+特典映像約95分/DVD4枚
仕様:アウターケース付き/封入特典:リーフレット(4P)/特典映像:メイキング集Part1&2、パク・シフインタビュー
※レンタルDVDリリース
・好評レンタル中 Vol.1-6
・本日レンタル開始 Vol.7-11
・2020/6/3(水) Vol.12-16
<セル・レンタルDVD共通仕様>
16:9 HD サイズ/カラー/音声:韓国語2ch ステレオ ドルビーデジタル/字幕:日本語/片面2層
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発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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