「タイムズ」イ・ジュヨン、ドラマのような状況に置かれたら？“現実と気持ちに折り合いをつけてその人生を生きる”

女優のイ・ジュヨンの爽やかな夏のグラビアが公開された。

イ・ジュヨンはファッション誌「GQ」7月号のグラビアで、クールな魅力をアピールした。

個性溢れる赤いサングラスもよく似合うイ・ジュヨンは、濡れ感のあるヘアセットと柔らかいカリスマ性が合わさって、爽やかな雰囲気を演出した。また、黒いジャケットにレッドのキャップを合わせて、“人間ビタミン”らしい一面を表現した。

撮影後に行われたインタビューで彼女は、3月に韓国で放送が終了したOCNドラマ「タイムズ」のように、一夜にして世界が変わったらどのような気分になりそうかという質問に「現実と折り合いをつけて、その人生を生きようとすると思います。ソ・ジョンインはドラマの中で、自分が信じている世界と目の前に迫ってくる現実が違うので、真実を掘り下げて、間違った過去を元に戻そうとします。それが自分には足りないと思います。私なら、一日も早く変わった現実と気持ちに折り合いをつけて、精神的な安定を取り戻すと思います。ソ・ジョンインを演じながら、最もすごいと思った部分です」とキャラクターへの愛情を示した。

これまで、作品で見せた強いイメージについては「強く、揺れずに、信念があるイメージだと思いますが、私はとても弱いです。ですから、強いキャラクターが手におえない時もあります。『野球少女』のチュ・スイン、『TIMES』のソ・ジョンインのような人物は、イ・ジュヨンに比べて、あまりにも強い力をもっているキャラクターであり、むしろ私の憧れの対象に近いです。限りなく柔弱て、苦しんで、壊れそうなキャラクターをやってみたいです。そうすれば新しいエネルギー、新しい表現が出るんじゃないかと思います」と伝えた。

自身の人生でもう一度見たい、華やかな瞬間はいつかと問う質問には、「愛犬のティグに会った瞬間です。4年前のことですが、今も鮮明に覚えています。愛犬を迎え入れようと思い、2～3ヶ月間捨て犬の写真を見て探したり、YouTubeで犬の育て方も一生懸命に勉強しました。そしてある日、ティグに出会って、『この子を連れて帰らなければならない』と感じました。とても不思議な経験でした」と答えた。

イ・ジュヨンは、是枝裕和監督が演出する映画「ベイビー・ブローカー」を通じて、スクリーンで観客に会う予定だ。彼女のグラビアとインタビュー全文は、「GQ」7月号を通じて確認することができる。