「恋慕」SF9 ロウン、危機に陥ったパク・ウンビンを助ける

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「恋慕」でSF9のロウンが、正体がバレそうになったパク・ウンビンを抱きかかえた。

韓国で30日に放送されたKBS 2TV「恋慕」では、ウォンサン君（キム・テク）によって崖っぷちに立たされたイ・フィ（パク・ウンビン）とそんなイ・フィを助けるチョン・ソクジョ（ペ・スビン）、チョン・ジウン（ロウン）親子の姿が描かれた。

この日、チョン・ジウンがシン・ソウン（ペ・ユンギョン）と時間を過ごしたことに強い嫉妬を感じたイ・フィは「茶会は楽しかったでしょうか」と皮肉を言った。「どうされましたか？ 僕が何か間違ったことをしましたか」と聞いたチョン・ジウンは、遅れて嫉妬に気づき、笑い出した。

当惑したイ・フィは「何ですか？ その表情は？ どうしてそんな風に笑うんですか」と聞き、チョン・ジウンは「殿下が嫉妬されているようで嬉しくなりました」と答えた。するとイ・フィは「嫉妬って誰が？ 一人で勘違いしないでください」と呟いた。

続いて久々に宮殿を訪れたイ・ヒョン（ナム・ユンス）に会ったイ・フィは「最近忙しいですか？ あまり顔も見せてくれないし。お兄さんとこうやっていると、昔一緒にいた頃のことが思い浮かびます。慣れないところで僕が怖がることを心配して、夜中まで本を読んでくれたじゃないですか」と思い出した。

そして「当時お兄さんが僕に初めて飴を味見させてくれました。飴が溶ける間は宮殿の恐ろしさを全て忘れるくらい嬉しかったです」と話した。するとイ・ヒョンは「またお持ちしましょう。必要とされる分、いくつでも」と答えた。

イ・フィにとってイ・ヒョンは頼れる友人だ。「お兄さんが僕に遠慮するから、僕もどう接すればいいかわかりません。これからも良いお兄さんとして、最も近い友人として僕の傍にいて欲しいと求めたら、それは欲なんでしょうか」と願うイ・フィにイ・ヒョンは「欲だなんて。もちろんそうします。殿下は僕の永遠の主君じゃないですか」と笑った。

この日、府院君（朝鮮王朝時代、王妃の実父や正一品である功臣に授けた爵号）が亡くなった中、イ・フィは「霧の中を彷徨っているようです。ここが目的地だと思って走っていけばいつの間にか遠くなっていて。果てしなく彷徨って、今は進べき道がどこか忘れた気分です」と吐露した。

するとチョン・ジウンは「行こうとするところがあれば、必ずそこに着くでしょう。どんなに長い時間がかかったとしても」とイ・フィを慰めた。

イ・フィにやってきた最も大きな危機は、ウォンサン君が彼女の正体に近づいたことだ。ウォンサン君はイ・フィが双子で、世子と変えられた可能性を考え、彼女を襲撃した。チョン・ジウンの上着が破れてしまったところ、チョン・ジウンがイ・フィを抱きかかえ、チョン・ソクジョもサポートした。