チュ・サンウク、ドラマ「太宗イ・バンウォン」で新たなイ・バンウォンを描きだす“家族の物語を見せたかった”
俳優のチュ・サンウクが、新しいイ・バンウォンを描いた。“キラー・バンウォン”のイメージが強かったイ・バンウォンの人間的な面を描き出して没入度を高めたチュ・サンウクは、“チュバンウォン”と呼ばれ、これまでドラマで描かれてきたイ・バンウォンの系譜に自身の名前を堂々と並べることになった。
チュ・サンウクは、最近ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)のHBエンターテイメント社屋でOSENと会い、KBS 1TVの時代劇「太宗イ・バンウォン」に出演し、イ・バンウォン役で視聴者たちと会った感想を明かした。
―― 大河ドラマに果敢に挑戦した理由は何ですか?
チュ・サンウク:KBSでも悩みが多かったと思います。私より先にオファーを受けた俳優もいたようですが、皆プレッシャーがあったと思います。難しくて大変なジャンルであり、キャラクターです。しかし悩まずに、とにかくやると言いました。やってみたかったのです。イ・バンウォンは、今後も別のドラマやキャラクターで登場すると思いますが、歴史のワンページを僕が飾ったようで意味がありますし、光栄に思っています。
―― 普段から時代劇や歴史が好きだったのですか?
チュ・サンウク:普通の水準ですね、イ・バンウォンの息子が世宗であることも知らなかったんです。関心がなければ分からないこともあるんじゃないですか。「太宗イ・バンウォン」に出演しながらすごく勉強になりました。勉強をして知っていくというのが良かったです。歴史は面白いと思いました。
―― 多くの俳優がイ・バンウォンを演技してきましたが、どのようなイ・バンウォンを見せたいと思いましたか?
チュ・サンウク:最初は、「イ・バンウォンといえばユ・ドングンだ!」という反応が多かったんです。ユ・ドングンさん、アン・ジェモさん、ユ・アインさんが代表的なイ・バンウォンとして挙げられてきました。僕は彼らに勝つために飛びついたわけでもなく、このドラマだけの色を持つイ・バンウォンを表現しようと思いました。「家を超えて国」と言ったように、家族の物語から始めて、別の家族の物語で終わります。その点ではこれまでのイ・バンウォンとは違って新鮮だったと思います。“キラー・バンウォン”の面よりは、王になった息子たち、妻、妻の実家などで何が起ったのかをより面白く観ていただいたようです。32部作以上だったら、もっと話すことが多かったと思います。
―― イ・バンウォンの姿を年齢別にどのように表現しようとしたのですか?
チュ・サンウク:若い時は分別がなく、覇気が溢れるようにやろうと思いました。その時が一番の危機でした。王になる前には王世子になった時、王になった後、上王になった時は、それなりに計算をして演技しました。序盤は少しつまらなく感じたかもしれませんが、王になった後からは、自分が見ても面白かったです。イ・バンウォンに刻印されているイメージがありますが、それとは違うものが出てきた時、見る方々は違和感を感じるかもしれません。だから序盤が峠だったんです。その時期だけうまく過ぎれば大丈夫だと思いながら演技しました。カリスマ性溢れる強力な“キラー・バンウォン”よりは、地位によって重量感のある姿を見せたいと思いました。息子が生まれた時は、父としての姿を見せたかったです。地位による重量感を見せれば、カリスマ性は自然に出てくると思いました。
―― 「太宗イ・バンウォン」を作りながら、イ・バンウォンに対するイメージに変化はありましたか?
チュ・サンウク:これまでのイ・バンウォンを全て見たわけではないですが、全て探してはみたんです。それを参考にして何かをしたわけではありませんが、歴史ドラマでもありますし、イ・バンウォンですが、1人の人間としてアプローチして家族の物語を見せたいと思いました。イ・バンウォンも人間ですし、家族と生きるのは同じです。自分の人生がなくて大変だったと思います。
―― イ・バンウォンに係わる事件が多いですが、最も気を使って演技した部分はどこですか?
チュ・サンウク:ドラマが勢いを増す時を第一次王子の乱だと思って力を注ぎました。振り返ってみれば、イ・バンウォンを演じながら歴史的な最も大きな事件が第一次王子の乱だと思います。最も大きな事件だと理解されていますが、その事件よりは人間と家族の物語をもっと興味深く思っていただいたようです。
―― ウォンギョン王后役を演じたパク・ジニさんとはどのように芝居を合わせたのですか?
チュ・サンウク:事件の中心にミン氏がいなかったんです。ミン氏が事件の中心に入ってきたのは、イ・バンウォンが王になった後でした。しかし、時間が足りなかったです。できるだけ短時間に圧縮して見せるしかなかったんです。パク・ジニさんとはあまりにもよく知っている間柄で、気になることがあれば聞いてお互いを配慮しながら合わせました。楽な気持ちで楽しく撮りました。
―― イ・バンウォンとたくさんぶつかるキム・ヨンチョルさん、イェ・ジウォンさんとの共演はどうでしたか??
チュ・サンウク:キム・ヨンチョル先生は韓国を代表する俳優であり、神の領域へ行かれた方なので、たくさんサポートしていただきました。イェ・ジウォンさんは時代劇が初めてで、どうすべきか分からないと言っていました。ところがイェ・ジウォンさんもキム・ヨンチョル先生と夫婦なので、くっついているからたくさん教えてくれたと言っていました。僕との演技も相性が良かったです。お互いに配慮して支え、すべての撮影が楽しかったです。
―― 馬の虐待議論について、主演俳優としてどのように考えていますか?
チュ・サンウク:「太宗イ・バンウォン」が紆余曲折の末に終わりました。その間、議論とオリンピックがかみ合いながら一ヶ月ほど休むことになりました。知人が私に電話するのも申し訳ないと感じたのか、電話も来ませんでした。私も申し訳ありませんでした。私ができることはなかったですが、気をもんでいました。紆余曲折の末に撮影が再開され、無事に終えることができました。
―― 「太宗イ・バンウォン」に出演して、今後の作品を選ぶ基準は変わりましたか?
チュ・サンウク:大きく変わることはないと思います。常にキャラクター中心の作品をやろうと努力していますが、思ったようにうまくはいきません。年をとるとそのような作品のオファーが入ってくるようです。以前は、メロなどの提案を受けていたとしたら、今はほとんど入ってきません。自然にキャラクター中心の作品をするようになっているようです。そのような面でも『太宗イ・バンウォン』は良いタイミングであり、記憶に残る作品です。
―― 「太宗イ・バンウォン」が終わったらすぐに妻チャ・イェリョンさんの「黄金の仮面」が始まりましたね。
チュ・サンウク:セリフの練習の時、監督がキム・ヨンチョルさんを紹介しながら「誇らしいKBSの財産」と言われました。撮影の終盤には、「KBSのために夫婦で献身してくれてありがとう」と言われました。偶然時期が似たのですが、公共放送で一緒に作品を披露できて光栄です。
―― もしまた時代劇のオファーが入ってきたらどうしますか?
チュ・サンウク:王でなくても歴史的なキャラクター、時代劇だけをずっとやりたいわけではないですが、作家さんと話をして、セリフだけ少なくできたらすごくうれしいですね(笑)。
―― 今年中に新たな作品で帰ってくることを期待してもいいですか?
チュ・サンウク:「還魂」に出演しますが、今のところそれ以外に今年決まっている作品はありません。
チュ・サンウクは、最近ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)のHBエンターテイメント社屋でOSENと会い、KBS 1TVの時代劇「太宗イ・バンウォン」に出演し、イ・バンウォン役で視聴者たちと会った感想を明かした。
―― 大河ドラマに果敢に挑戦した理由は何ですか?
チュ・サンウク:KBSでも悩みが多かったと思います。私より先にオファーを受けた俳優もいたようですが、皆プレッシャーがあったと思います。難しくて大変なジャンルであり、キャラクターです。しかし悩まずに、とにかくやると言いました。やってみたかったのです。イ・バンウォンは、今後も別のドラマやキャラクターで登場すると思いますが、歴史のワンページを僕が飾ったようで意味がありますし、光栄に思っています。
―― 普段から時代劇や歴史が好きだったのですか?
チュ・サンウク:普通の水準ですね、イ・バンウォンの息子が世宗であることも知らなかったんです。関心がなければ分からないこともあるんじゃないですか。「太宗イ・バンウォン」に出演しながらすごく勉強になりました。勉強をして知っていくというのが良かったです。歴史は面白いと思いました。
―― 多くの俳優がイ・バンウォンを演技してきましたが、どのようなイ・バンウォンを見せたいと思いましたか?
チュ・サンウク:最初は、「イ・バンウォンといえばユ・ドングンだ!」という反応が多かったんです。ユ・ドングンさん、アン・ジェモさん、ユ・アインさんが代表的なイ・バンウォンとして挙げられてきました。僕は彼らに勝つために飛びついたわけでもなく、このドラマだけの色を持つイ・バンウォンを表現しようと思いました。「家を超えて国」と言ったように、家族の物語から始めて、別の家族の物語で終わります。その点ではこれまでのイ・バンウォンとは違って新鮮だったと思います。“キラー・バンウォン”の面よりは、王になった息子たち、妻、妻の実家などで何が起ったのかをより面白く観ていただいたようです。32部作以上だったら、もっと話すことが多かったと思います。
―― イ・バンウォンの姿を年齢別にどのように表現しようとしたのですか?
チュ・サンウク:若い時は分別がなく、覇気が溢れるようにやろうと思いました。その時が一番の危機でした。王になる前には王世子になった時、王になった後、上王になった時は、それなりに計算をして演技しました。序盤は少しつまらなく感じたかもしれませんが、王になった後からは、自分が見ても面白かったです。イ・バンウォンに刻印されているイメージがありますが、それとは違うものが出てきた時、見る方々は違和感を感じるかもしれません。だから序盤が峠だったんです。その時期だけうまく過ぎれば大丈夫だと思いながら演技しました。カリスマ性溢れる強力な“キラー・バンウォン”よりは、地位によって重量感のある姿を見せたいと思いました。息子が生まれた時は、父としての姿を見せたかったです。地位による重量感を見せれば、カリスマ性は自然に出てくると思いました。
―― 「太宗イ・バンウォン」を作りながら、イ・バンウォンに対するイメージに変化はありましたか?
チュ・サンウク:これまでのイ・バンウォンを全て見たわけではないですが、全て探してはみたんです。それを参考にして何かをしたわけではありませんが、歴史ドラマでもありますし、イ・バンウォンですが、1人の人間としてアプローチして家族の物語を見せたいと思いました。イ・バンウォンも人間ですし、家族と生きるのは同じです。自分の人生がなくて大変だったと思います。
―― イ・バンウォンに係わる事件が多いですが、最も気を使って演技した部分はどこですか?
チュ・サンウク:ドラマが勢いを増す時を第一次王子の乱だと思って力を注ぎました。振り返ってみれば、イ・バンウォンを演じながら歴史的な最も大きな事件が第一次王子の乱だと思います。最も大きな事件だと理解されていますが、その事件よりは人間と家族の物語をもっと興味深く思っていただいたようです。
―― ウォンギョン王后役を演じたパク・ジニさんとはどのように芝居を合わせたのですか?
チュ・サンウク:事件の中心にミン氏がいなかったんです。ミン氏が事件の中心に入ってきたのは、イ・バンウォンが王になった後でした。しかし、時間が足りなかったです。できるだけ短時間に圧縮して見せるしかなかったんです。パク・ジニさんとはあまりにもよく知っている間柄で、気になることがあれば聞いてお互いを配慮しながら合わせました。楽な気持ちで楽しく撮りました。
―― イ・バンウォンとたくさんぶつかるキム・ヨンチョルさん、イェ・ジウォンさんとの共演はどうでしたか??
チュ・サンウク:キム・ヨンチョル先生は韓国を代表する俳優であり、神の領域へ行かれた方なので、たくさんサポートしていただきました。イェ・ジウォンさんは時代劇が初めてで、どうすべきか分からないと言っていました。ところがイェ・ジウォンさんもキム・ヨンチョル先生と夫婦なので、くっついているからたくさん教えてくれたと言っていました。僕との演技も相性が良かったです。お互いに配慮して支え、すべての撮影が楽しかったです。
―― 馬の虐待議論について、主演俳優としてどのように考えていますか?
チュ・サンウク:「太宗イ・バンウォン」が紆余曲折の末に終わりました。その間、議論とオリンピックがかみ合いながら一ヶ月ほど休むことになりました。知人が私に電話するのも申し訳ないと感じたのか、電話も来ませんでした。私も申し訳ありませんでした。私ができることはなかったですが、気をもんでいました。紆余曲折の末に撮影が再開され、無事に終えることができました。
―― 「太宗イ・バンウォン」に出演して、今後の作品を選ぶ基準は変わりましたか?
チュ・サンウク:大きく変わることはないと思います。常にキャラクター中心の作品をやろうと努力していますが、思ったようにうまくはいきません。年をとるとそのような作品のオファーが入ってくるようです。以前は、メロなどの提案を受けていたとしたら、今はほとんど入ってきません。自然にキャラクター中心の作品をするようになっているようです。そのような面でも『太宗イ・バンウォン』は良いタイミングであり、記憶に残る作品です。
―― 「太宗イ・バンウォン」が終わったらすぐに妻チャ・イェリョンさんの「黄金の仮面」が始まりましたね。
チュ・サンウク:セリフの練習の時、監督がキム・ヨンチョルさんを紹介しながら「誇らしいKBSの財産」と言われました。撮影の終盤には、「KBSのために夫婦で献身してくれてありがとう」と言われました。偶然時期が似たのですが、公共放送で一緒に作品を披露できて光栄です。
―― もしまた時代劇のオファーが入ってきたらどうしますか?
チュ・サンウク:王でなくても歴史的なキャラクター、時代劇だけをずっとやりたいわけではないですが、作家さんと話をして、セリフだけ少なくできたらすごくうれしいですね(笑)。
―― 今年中に新たな作品で帰ってくることを期待してもいいですか?
チュ・サンウク:「還魂」に出演しますが、今のところそれ以外に今年決まっている作品はありません。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・ウヨン
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