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「イカゲーム」ファン・ドンヒョク監督、イ・ユミらと共にエミー賞6冠を祝福“映画やK-POP、韓国料理まで世界中でブームに”(総合)

マイデイリー
マイデイリー DB
エミー賞で6冠に輝いた「イカゲーム」のファン・ドンヒョク監督が、公開から1年間続いているブームについて感想を明かした。

16日、ソウル中(チュン)区ウェスティン朝鮮ホテルにて行われたNetflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」の「第74回クリエイティブアーツ・プライムタイム・エミー賞」の受賞を記念した記者懇談会に、ファン・ドンヒョク監督をはじめ、制作会社のSiren Picturesのキム・ジヨン代表、ジヨン役のイ・ユミ、美術監督のチェ・ギョンソン、武術チーム長のシム・サンミン、イ・テヨン、キム・チャイなどが出席した。

「イカゲーム」は昨年9月17日の公開以来、世界中でブームを巻き起こし、K-コンテンツの地位を高めたNetflixオリジナルシリーズだ。特にこの作品は12日(現地時間)に開催された「第74回エミー賞」で、非英語圏作品として初めて最優秀ドラマシリーズ部門をはじめ計14部門にノミネートされた。その結果、ドラマシリーズ部門の監督賞(ファン・ドンヒョク)、主演男優賞(イ・ジョンジェ)、ドラマシリーズ部門の女優ゲスト賞(イ・ユミ)、ナラティブコンテンポラリープログラム部門のプロダクションデザイン賞(1時間以上、チェ・ギョンソン他)、スタントパフォーマンス賞(イム・テフン他)、シングルエピソード部門特殊視覚効果賞(チョン・ジェフン他)を受賞し、K-コンテンツの新しい歴史を築いた。

これとともにこの作品は公開以来、28日間の累積視聴量基準で16億5,045万時間を記録し、グローバル1位をキープしている。言語のハードルを超え、世界中で韓国文化のブームを巻き起こしたのだ。

これを受け、米・ロサンゼルスの市議会は毎年9月17日を「イカゲームの日」に制定することにした。韓国作品を記念する日を制定したのは「イカゲーム」が初めてである。

このように「イカゲーム」はここ1年間、K-コンテンツ史上、前例のない記録を立てた。エミー賞をはじめ、アメリカの2大映画賞の1つである「ゴールデングローブ」で韓国俳優として初めてオ・ヨンスが助演男優賞(テレビドラマ部門)を受賞し、イ・ジョンジェも韓国俳優として初めて「全米映画俳優組合賞(SAG)」「スピリット賞」「クリティクス・チョイス・スーパー・アワード」などで主演男優賞を席巻するなど、「イカゲーム」の主役たちが世界有数の授賞式を総なめにした。このような人気に後押しされ、シーズン1の成功に対する創作者のための補償など、共同利益に合致する協議を土台に、「イカゲーム」シーズン2の制作が決定した。

この日、ファン監督は「明日、この作品が公開されてちょうど1年になる。このような意味深い最後の日を出演陣、制作陣の皆さんと一緒に祝うことができて嬉しく、幸せだ。一生忘れられない1年になると思う」と心境を述べた。

特に彼は「『イカゲーム』はNetflixがなかったら、永遠に作られなかったと思う。メディア環境の変化、グローバルプラットフォームの誕生がこの作品を作ることができたきっかけになり、成功をもたらしてくれた確実な契機になったと思う」と強調した。

ファン監督は「映画、K-POPなどすべての韓国コンテンツ、ひいては韓国料理まで世界中で人気を集めている。世界で韓国文化のブームが起こっているのは事実で、このブームを続けていこうとする多くのクリエーター、俳優の方々のおかげで、この現象は自然に長く続けられると思う。我々はいつも頑張って、激しく何かを作っていた」と付け加えた。

シーズン2にも言及した。ファン監督は「僕の次の計画はシーズン2の撮影だ。おそらく来年、撮影に突入して、再来年くらいには完成できるんじゃないかと思う。公開まで2年はかかるだろう。今、台本を書いているけれど、ゲームの設定は完了した状態だ」と話し、目を引いた。

そして彼は「劇中で愛されたキャラクターたちが死んでしまい、どうすればいいか悩んでいる。このような状況は予想していなかったため、簡単に殺してしまった」と冗談を言って笑いを誘った。

また彼は「次回作は映画にしようかと思っていたけれど、まだ遠い話のようだ。シーズン2を想像するだけでも大変で、一つ一つ目の前のことから始めようと思う」と語った。

残念ながら、記者懇談会に参加できなかったイ・ジョンジェは、前もって撮影しておいた映像を通じて挨拶した。まず彼は「私も出席して一緒にインタビューに応じるべきだが、エミー賞の終了後、予定されていた『トロント国際映画祭』で『ハント』をPRするためのスケジュールと重なってしまった。やむを得ず、このように映像を通じてご挨拶することになってしまった」と話した。

続いて、エミー賞で男優主演賞に選ばれた栄光の瞬間を振り返り「短い瞬間だったけれど、『本当に自分の名前を呼ばれたのか』という考えが3回も頭をよぎった」と語った。

イ・ジョンジェは「今も実感が湧かないが、仲間たちから祝いのメッセージをたくさんもらっている。一つ一つに返事をしていたら、少し実感が持てるようになった。韓国の視聴者の皆さんには本当に感謝している」と謙遜した態度を見せた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ナラ、写真 : ユ・ジニョン
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