イ・ソンミン&ナム・ジュヒョク、撮影は息ぴったり?映画「復讐の記憶」での共演でお互いを称賛(総合)
映画「復讐の記憶」のイ・ソンミンとナム・ジュヒョクが、大ヒット映画「華麗なるリベンジ」のファン・ジョンミンとカン・ドンウォンのブロマンス(男同士の友情)を引き継ぐ。前作は2人の男性がタッグを組み、濡れ衣を晴らそうとするストーリーを愉快に描いたことに対し、今回は老人の復讐を助ける青年とのケミストリー(相手との相性)をリアルに描く。
12日午後、ソウル二村洞(イチョンドン)にある龍山(ヨンサン)CGVアイパークモールにて映画「復讐の記憶」のマスコミ向け試写会が行われた。この席には脚色および演出を担当したイ・イルヒョン監督とイ・ソンミン、ナム・ジュヒョクなどの俳優が出席した。
「復讐の記憶」は、家族を皆殺しにした親日派を探し、60年間計画してきた復讐を実行するアルツハイマー患者のピルジュ(イ・ソンミン)と、思いがけず彼の復讐に巻き込まれることになった20代の親友インギュ(ナム・ジュヒョク)の物語を描く。
「華麗なるリベンジ」で観客970万人を動員したイ・イルヒョン監督の2本目の長編で商業映画である本作。「保安官」(監督:キム・ヒョンジュ、2017)、「金」(監督パク・ヌリ、2019)などの映画とNetflixドラマ「ナルコの神」(脚本:クォン・ソンフィ、演出:ユン・ジョンビン)など、様々なジャンルに挑戦してきた映画会社ウォルグァンが制作した。
同日、イ・イルヒョン監督は「映画に説得力を与えるため様々な要素を使うことに集中した。特にスピード感、アクション、復讐への話にたくさん悩んで演出した」とし「映画の中のメッセージは現在に残っている親日残滓(ざんし)の清算を超え、果たして正しいことと正しくないことは何だろうか、ということについて悩むことのできる映画を作りたいと思った」と演出において重点を置いた部分について語った。
また、「親日派の清算」をテーマにした理由について「今すぐ、今この時代にこの話が必要だということより、韓国の国民として生きているうちに、一度くらいは考えてみるべき話だと思った」と述べた。
そして「幼い頃から教科書を見て考えてきた話なので、一度映画にしてみたくて自然に近づいた」とし「(親日の残滓を)必ず処断しなければならないという考えよりは、本当に僕たちがこれをどう受け止めるべきか、ピルジュという人物とジャンルの特性によって自然についていく感じで演出した。復讐劇の中で親日に対する紛争、現在にもある親日の残滓を超えて、正しいことと正しくないことをどう見るべきかを悩んで作った」と強調した。
「復讐の記憶」はカナダ・ドイツ合作映画「手紙は憶えている」(監督:アトム・エゴヤン、2020)を原作とし、韓国の歴史と社会文化を込めてリメイクした。
これに対し、監督は「原作はユダヤ人が自分の家族を殺したアウシュビッツのドイツ軍将校を追う話だが、韓国の話と似ていると思った」とし「『手紙は憶えている』で良かった部分は今の時代で話したことだ。普通は過去の時点で話をするが、その映画は、現在を生きるお爺さんが過去を追いかけながら復讐を夢見て痛みを解消する話だった」と比較した。
さらにイ・イルヒョン監督は原作との違いについて「原作はロードムービーで方向が一つだが、僕たちはインギュという人物をを通じて視線を追加した。ここに映画というジャンルの楽しさを与えた」と説明した。
「復讐の記憶」がバディムービーやロードムービーの法則に伴うだけに、イ・ソンミンとナム・ジュヒョクの関係がドラマを満たす。ピルジュ役のイ・ソンミンは「撮影して時間がかなり経ったので正確には覚えていないが、今日観て思い出した。ナム・ジュヒョクさんと息ぴったりでアンサンブルを作れたと思う。僕が演じた役は結構苦労する人物なので大丈夫だが、今日映画を観たら彼もたくさん苦労していたようだ」と称賛した。これに対し、20代の青年インギュ役を演じたナム・ジュヒョクは「撮影する時は緊張したけれど、先輩がとても楽にしてくださったので楽しかった。僕も撮影現場に行く日が幸せだった」とイ・ソンミンの称賛に応えた。
強烈な赤色のスーパーカーのポルシェが「復讐の記憶」を貫く中心的な題材となっている。これに対し、イ・イルヒョン監督は「主人公が80代の祖父で、すべての動作と状況が遅いが、最後に彼が決心した復讐の感情は速いと思った」とし「赤色のスーパーカーに乗せて復讐の感情を観客が素早く追いかけ、主人公の心理を急いで追いかけることができそうだった。また、人生の最後に一度はこのようなスーパーカーに乗ってみたいのではないかと思った」と説明した。
「復讐の記憶」は韓国で10月26日に公開される。
12日午後、ソウル二村洞(イチョンドン)にある龍山(ヨンサン)CGVアイパークモールにて映画「復讐の記憶」のマスコミ向け試写会が行われた。この席には脚色および演出を担当したイ・イルヒョン監督とイ・ソンミン、ナム・ジュヒョクなどの俳優が出席した。
「復讐の記憶」は、家族を皆殺しにした親日派を探し、60年間計画してきた復讐を実行するアルツハイマー患者のピルジュ(イ・ソンミン)と、思いがけず彼の復讐に巻き込まれることになった20代の親友インギュ(ナム・ジュヒョク)の物語を描く。
「華麗なるリベンジ」で観客970万人を動員したイ・イルヒョン監督の2本目の長編で商業映画である本作。「保安官」(監督:キム・ヒョンジュ、2017)、「金」(監督パク・ヌリ、2019)などの映画とNetflixドラマ「ナルコの神」(脚本:クォン・ソンフィ、演出:ユン・ジョンビン)など、様々なジャンルに挑戦してきた映画会社ウォルグァンが制作した。
同日、イ・イルヒョン監督は「映画に説得力を与えるため様々な要素を使うことに集中した。特にスピード感、アクション、復讐への話にたくさん悩んで演出した」とし「映画の中のメッセージは現在に残っている親日残滓(ざんし)の清算を超え、果たして正しいことと正しくないことは何だろうか、ということについて悩むことのできる映画を作りたいと思った」と演出において重点を置いた部分について語った。
また、「親日派の清算」をテーマにした理由について「今すぐ、今この時代にこの話が必要だということより、韓国の国民として生きているうちに、一度くらいは考えてみるべき話だと思った」と述べた。
そして「幼い頃から教科書を見て考えてきた話なので、一度映画にしてみたくて自然に近づいた」とし「(親日の残滓を)必ず処断しなければならないという考えよりは、本当に僕たちがこれをどう受け止めるべきか、ピルジュという人物とジャンルの特性によって自然についていく感じで演出した。復讐劇の中で親日に対する紛争、現在にもある親日の残滓を超えて、正しいことと正しくないことをどう見るべきかを悩んで作った」と強調した。
「復讐の記憶」はカナダ・ドイツ合作映画「手紙は憶えている」(監督:アトム・エゴヤン、2020)を原作とし、韓国の歴史と社会文化を込めてリメイクした。
これに対し、監督は「原作はユダヤ人が自分の家族を殺したアウシュビッツのドイツ軍将校を追う話だが、韓国の話と似ていると思った」とし「『手紙は憶えている』で良かった部分は今の時代で話したことだ。普通は過去の時点で話をするが、その映画は、現在を生きるお爺さんが過去を追いかけながら復讐を夢見て痛みを解消する話だった」と比較した。
さらにイ・イルヒョン監督は原作との違いについて「原作はロードムービーで方向が一つだが、僕たちはインギュという人物をを通じて視線を追加した。ここに映画というジャンルの楽しさを与えた」と説明した。
「復讐の記憶」がバディムービーやロードムービーの法則に伴うだけに、イ・ソンミンとナム・ジュヒョクの関係がドラマを満たす。ピルジュ役のイ・ソンミンは「撮影して時間がかなり経ったので正確には覚えていないが、今日観て思い出した。ナム・ジュヒョクさんと息ぴったりでアンサンブルを作れたと思う。僕が演じた役は結構苦労する人物なので大丈夫だが、今日映画を観たら彼もたくさん苦労していたようだ」と称賛した。これに対し、20代の青年インギュ役を演じたナム・ジュヒョクは「撮影する時は緊張したけれど、先輩がとても楽にしてくださったので楽しかった。僕も撮影現場に行く日が幸せだった」とイ・ソンミンの称賛に応えた。
強烈な赤色のスーパーカーのポルシェが「復讐の記憶」を貫く中心的な題材となっている。これに対し、イ・イルヒョン監督は「主人公が80代の祖父で、すべての動作と状況が遅いが、最後に彼が決心した復讐の感情は速いと思った」とし「赤色のスーパーカーに乗せて復讐の感情を観客が素早く追いかけ、主人公の心理を急いで追いかけることができそうだった。また、人生の最後に一度はこのようなスーパーカーに乗ってみたいのではないかと思った」と説明した。
「復讐の記憶」は韓国で10月26日に公開される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ボラ
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