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放送終了「リーガル・クレイジー真剣勝負」EXO ディオ、検事として最後まで奮闘…キム・チャンワンとの戦いの行方は?【ネタバレあり】

OSEN
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「リーガル・クレイジー真剣勝負」放送画面キャプチャー
KBS 2TV水木ドラマ「リーガル・クレイジー真剣勝負」が最後まで爽快なストーリーを届けた。

韓国で10日に放送された「リーガル・クレイジー真剣勝負」の最終回は、ニールセン・コリア基準全国視聴率6.3%、首都圏視聴率5.9%を記録した。1分当たり最高視聴率は7.7%まで上がり、初放送から12話連続で水木ドラマ1位をキープし、有終の美を飾った。

チン・ジョン(EXO ディオ)は虚を突く奇抜な方法で、ソ・ヒョンギュ(キム・チャンワン)が盗もうとした書庫の中の書類を手に入れ、彼に緊急逮捕状を出していた。チン・ジョンは公判でソ・ヒョンギュと対決し、計7つの疑いに対する公訴を提起した。自ら弁論に出たソ・ヒョンギュは全ての容疑を否認し、キム・テホ(キム・テウ)、テ・ヒョンウク(キム・ヒアラ)まで証人として出たが、ソ・ヒョンギュの強引な主張に勝てなかった。これに対し、チン・ジョンが証人をもう1人要請した瞬間、ソ・ヒョンギュに殺害されたパク・ジェギョン(キム・サンホ)が生きて歩いて入ってきた。パク・ジェギョンが自身を殺害しようとした人物としてソ・ヒョンギュを指すと、衝撃を受けた彼は開いた口が塞がらなかった。結局、怒ったチン・ジョンは「被告人ソ・ヒョンギュを法定最高刑である死刑に処してください」と叫んだ。

ソ・ヒョンギュが逮捕された後、チン・ジョンは父親の事故が彼の悪行で起きたことを知ったが、罪悪感を持って聞くパク・ジェギョンには違うと答え、父親の追悼の木を訪れた。そして木刀の柄にある「邪不犯正、邪悪なことは正しいことに勝てない」という父親の言葉と、葬儀場でパク・ジェギョンに会った瞬間、民願奉仕室での再会を振り返り、検事になった自身の運命を再確認した。1ヶ月後、シン・アラ(イ・セヒ)は部長検事に昇進し、刑事3部だったチン・ジョンは辞表を出したパク・ジェギョンと“チン・ジョンファミリー”が再び集まった民願奉仕室に発令された。パク・ジェギョンはチン・ジョンに一般的な検事の方法では限界がある、チン・ジョンだけの方法の捜査をすることを要請し、詐欺を働いたユ・ジンチョル(シン・スンファン)を捕まえるため、木刀を振り回しながら飛び上がる不良検事チン・ジョンの活気に満ちた跳躍が愉快な笑いを与えた。

最終回を迎え、笑い、涙、面白さ、感動、共感に至るまで爽快なドラマとして多様な魅力を全て与えた「リーガル・クレイジー真剣勝負」が残したものをまとめてみた。


#1 ディオ&イ・セヒ&ハジュンなど俳優たちの熱演

「リーガル・クレイジー真剣勝負」を輝かせた最大の原動力は俳優たちの熱演だった。ディオは他のドラマの検事たちとはかなり異なる、突飛な検事チン・ジョンを代替できない演技で披露し、“人生のキャラクター”を誕生させた。表情だけでなく、多様な眼差し、躍動感あふれるコメディ演技と怒り、嗚咽、優れたアクション演技に至るまで、立体的なキャラクターのチン・ジョンを完璧に描き、「リーガル・クレイジー真剣勝負」を最高のドラマにした。イ・セヒは正義感あふれるしっかりした先任検事シン・アラの多彩な魅力をそのまま披露し、チン・ジョンには心強い助力者で、検事としては勘が鋭い姿で視聴者を魅了した。ハ・ジュンは野望に満ちた“欲望検事”から本来の人間味を取り戻し、成長したオ・ドファンの変化をリアルに表現して、没入感を与えた。

キム・サンホはチン・ジョンの心強いサポート役で、悪のカルテルを断ち切ることに多大な貢献をしたパク・ジェギョンに扮し、強烈な印象を残した。劇中、28歳という年齢でチン・ジョンを兄と呼んだり、奇抜なアドリブで笑いを誘ったコ・ジュンド役のイ・シオン、過激だが、片思いするチン・ジョンの前では大人しくなる“奉天洞(ポンチョンドン)ヴェロキラプトル”ペク・ウンジ役のチュ・ボヨン、真面目で義理堅いチン・ジョンの捜査官イ・チョルギ役のヨン・ジュンソクは役に入り込んで熱演を披露し、視聴者を魅了した。これに白々しい笑顔で極悪非道な悪行をさらに不気味に描いたソ・ヒョンギュ役のキム・チャンワンと、根拠のない自信と誤った考えで二重的な姿を見せたキム・テホ役のキム・テウなど、説明が要らない名俳優たちの好演はドラマをさらに爽快にした。


#2 豊かな見どころ&相乗効果を生み出した「演出力」

「リーガル・クレイジー真剣勝負」は「不良検事のアクション捜査劇」というジャンルの特性にふさわしく、コメディとアクションを強調した演出でさらに爽やかなシーンを届けた。キム・ソンホ監督は可愛らしくコミカルなアクションとスピーディーでアクロバットなアクションを適切に調和させ、他のドラマでは見られなかった、一度見始めると目が離せないほどスリリングで面白い「ハイブリッドアクションシーン」を完成させ、見どころ満載なドラマを届けた。特に映画の照明と撮影技法、スケール感を強調したロケと巨大なセットで独特なスタイルと映像を作り出し、「リーガル・クレイジー真剣勝負」特有の爽快な魅力を倍加させた。


#3 大笑い&痛快な台詞&スピード感のあるストーリー

「リーガル・クレイジー真剣勝負」は適法よりは便法を、定石よりは小細工を、誠実さよりは不良さで腐敗した権力者を処断するチン・ジョンの爽快な活躍で少しでも苦しい現実を忘れさせ、視聴者に共感を与えた。何より「悪い奴らにはこうやってもいい」とし「目には目を歯には歯を」の方法で悪を処断した“不良検事”チン・ジョンのモットーは、権力者の不祥事に対抗できない小市民の弱者の挫折を代弁し、数々の痛快なシーンでカタルシスを与えた。ここにスピーディーで迫力溢れる展開と適材適所で登場する脚本家イム・ヨンビンの痛快な台詞は、爆笑を誘った。

制作会社は「出演した俳優から制作陣、スタッフの皆が一丸となって最善を尽くして作った。これまで熱烈な応援と熱い愛を送ってくださった視聴者の皆様に感謝申し上げる」と伝え、「色々と大変な時期を過ごしている僕たち皆が、『リーガル・クレイジー真剣勝負』によって少しでも憂いを忘れてもう一度前に進む勇気を得てほしかった。それと同時に『リーガル・クレイジー真剣勝負』が視聴者の皆様に長く記憶される良い作品になってほしい」と付け加えた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・パンソク
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