少女時代 ソヒョンが語る「ジンクスの恋人」の魅力“唯一無二で他にはないキャラクター”
ソヒョン&ナ・イヌ主演ドラマ「ジンクスの恋人」が、Huluプレミアにて日本独占配信スタート!
本作は、「師任堂(サイムダン)、色の日記」や「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」など、数々の話題作を手掛けてきたユン・サンホ監督の最新作で、手に触れた人の未来が見えるという特殊能力を受け継ぐ巫女・スルビ役にソヒョン、市場の鮮魚店で働くスグァンをや「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」など人気作に立て続けに出演する若手イケメン俳優のナ・イヌが演じている。
今回、本作の日本独占配信を記念して、ソヒョンのオフィシャルインタビューが到着。見どころはもちろん、ナ・イヌとの共演、自分だけのジンクスや幸運を呼ぶための方法までたっぷりと語っている。
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ソヒョン:初めて台本を見た時、スルビは唯一無二のキャラクターだと思いました。ものすごく純粋で、突拍子もない行動に出ますし、それにすごい能力を持っているので、とても魅力的で「他にはないキャラ」だと思います。
――スルビ役のお話がきた時、どう思いましたか?
ソヒョン:挑戦したいと思えるキャラクターだったので、私に任せてくださってうれしかったですし、同時に責任も感じました。
――監督からのアドバイスや印象的だった言葉は?
ソヒョン:現場へ行く度に監督が温かく迎えてくださり、よく褒めてくれました。監督には「好きに演じればいい」「君は演技が上手だから思うようにやってみて」とよく言っていただいたので、その言葉を一番覚えていますね。そのおかげで自由にスルビを演じられました。
――ご自身とスルビが似ている所や違う所はありますか?
ソヒョン:私とスルビは似てる所が多いと思います。まず物事の捉え方がポジティブですし、何事にも意欲的でチャレンジ精神があります。それにとても活発でエネルギッシュな所も似ています。違う所は……社会生活上の経験値は違いますね。スルビは約19年間、外の世界とのつながりがなかったので知らないことも多く、社会にも出たことがないため私とは経験値が違うと思います。私は社会人としての経験が豊富なので。
――最も共感したセリフは?
ソヒョン:スルビのセリフではなくスルビのお母さんが彼女に言うセリフなんですが「一番の幸運が幸せとはかぎらない」という意味の言葉です。当時のスルビにはよく理解できないんですが、成長していく中でその言葉の意味を知って苦しみながらも更に成長するんです。その言葉が印象深いですね。
――衣装やヘアメイクへのこだわりは?
ソヒョン:スタイリングにはすごくこだわりました。原作であるウェブ漫画のファンの方々がいるので、ウェブ漫画らしい魅力を生かしながらドラマとしての魅力も付け加えて素敵な作品にしたいと思っていました。
――役作りでこだわった部分は?
ソヒョン:スルビを演じるにあたって、しっかり考えて臨むことが必要だと思いました。「どんな価値観で生きてきたらスルビのような子に育つのか」「どんなことを経験したのか」とたくさん考えました。見た目だけではなく内面にも気を遣いました。それにスルビはありふれたキャラではないので、言葉遣いや行動、ジェスチャーや表情なども飛び抜けて純粋な10代に見せようと思いました。ウェブ漫画のキャラらしい可愛い動きもどうにか表現したいと考えて、取り入れました。
注目してほしいシーンは?「面白いシーンが多くて…」
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――撮影現場はどのような雰囲気でしたか?ソヒョン:最高の現場だったと思います。まず監督が明るくて器の大きい方で現場の雰囲気を盛り上げてくださいました。それに(相手役の)ナ・イヌさんや全ての出演者の方々の現場への愛を感じました。仕事をしに行くというより、楽しむ気持ちで現場に行くことができたのは皆さんのおかげですね。
――スルビにとって、コン・スグァンとは?
ソヒョン:スルビにとってスグァンは、「生きていくための力」ですね。彼女の人生の8割を占めてると言ってもいいほど、大きな意味がある存在だと思います。
――ナ・イヌさんと共演していかがでしたか?
ソヒョン:こんなにも責任感の強い俳優さんと共演できることは、とてもありがたいと常に思っていました。それほど作品への愛情が深いですし、現場では常に台本を持ってました。そして台本についてよく話し合いました。「キャラをどう生かして2人の息を合わせるか」何度も現場で相談して。私もパワーをもらいましたし、参考になっただけでなく勉強にもなりました。
――ドラマの見どころを教えてください。
ソヒョン:「ジンクスの恋人」は遊園地のようなドラマです。老若男女問わず誰もが楽しめる作品ですし、共感できると思います。
――ぜひ注目してほしいスルビとスグァンのシーンは?
ソヒョン:面白いシーンが多くて……。スルビが初めてお酒を飲むシーンがあるんです。その時のスルビとスグァンのリアクションや、2人の会話が面白いので注目していただきたいです。
――原作とは違うドラマだけの魅力は?
ソヒョン:原作の魅力を生かしつつ、更に魅力を加えようと努力しました。躍動感があって生き生きした魅力がプラスされてると思います。脚色された部分も多く、原作には居ないキャラクターも出てきますし、少し設定も変わっています。そういった部分も見ていただきたいです。
――今作をきっかけに学んだことや興味を持ったことは?
ソヒョン:「運命」について考えさせられました。今まで深く考えたことはありませんでしたが、今回は運命が関係する作品だったので。「運命はあるのかな」「私は運命を変えられるのかな」と考えることが多かったです。
――ドラマを通して伝えたいメッセージは?
ソヒョン:「全てを愛そう」ということです。自分に訪れた運命や自分の人生や周りの人々、そして自分も含めて愛しながら生きようと伝えたいです。
――どんな方にこのドラマを見てほしいですか?
ソヒョン:「なぜ自分は不幸なのか」と少しでも思っている方、「退屈だ」とか「笑いたい」と思っている方、癒やされたい方……いろんな状況にある方々に見ていただきたいです。人生が楽しい方は更に楽しく、元気のない方には笑いを届けられると思います。温かい作品なのでたくさんの方々にご覧いただきたいです。
自分だけのジンクスや幸運を呼ぶための方法は?
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――幸運を呼ぶための方法はありますか?ソヒョン:まず幸運が訪れると信じて、その上でものすごく努力します。すると実際に幸運が訪れた時もつかみ取れるんです。
――ソヒョンさんにとって幸運を呼ぶ存在は?
ソヒョン:そういう存在はたくさんいます。1人に絞るのは難しいですね。その時によって私を慰めてくれる知り合いだったり、友人や両親、それに愛犬だったりもします。撮影現場では監督や役者仲間がそういう存在です。考え方によって全ての方々が「幸運をもたらしてくれる人」になります。
――ソヒョンさんにも「ジンクス」はありますか?
ソヒョン:ジンクスはあまり持たないほうです。思い当たる出来事もないですね。でも、あえて言うなら……。もともとゲームはやらないほうなのですが、特に大事なことが控えてる前は絶対にやりません。1分でも30秒でもゲームをしたらなぜか自分を責めてしまうんです。ゲームをしたからうまくいかなかった、というわけではないと思いますが、大事なことを控えてる時はそれに集中して準備することに時間を使いたいんです。他のことに気を取られないようにしたいのかもしれません。
――人生で一番幸運だったことは?
ソヒョン:「自分は幸運だ」と思うことがすごく多いです。「ラッキーだわ」と一日に何度も言ってます。私の人生そのものが幸運なんです。とはいえ幸せなことばかりではありませんでしたが、小さな不幸があったおかげで幸運をつかめたんだと思います。いいことも沢山ありましたし、何事も幸運だと思えば幸運で不幸だと思えばそこで終わると思います。
役者は「達成感」より「責任」を感じる仕事
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――今後 挑戦したい役やジャンルは?ソヒョン:すごく平凡な恋愛モノも挑戦してみたいですし、印象的な悪役にも挑戦してみたいです。
――役者として達成したいことは?
ソヒョン:役者というのは何かを達成するための仕事ではないと思います。いつも作品に入る度に人生について、そして自分自身について学んでいる気がします。作品の中で自分とは違う人の人生を生きたことが「達成感」とも言えるかもしれませんが、「達成感」より「責任」を感じる仕事だと思います。でも楽しく演じていますよ。
――歌手と役者の違いは?
ソヒョン:私は歌手と役者は似てると思います。どちらも自分の思いや感情を表現する仕事ですし、それを歌やセリフで表わしますよね。あえて違う所を探すなら……歌手はステージでパフォーマンスを披露する仕事なので、よりカッコよく表現するために「自分の見せ方」を考えます。ですが役者は、自分の感情を語ったり表現したりせず「役の人物を介して」表現します。自己を投影するかどうかが歌手と役者の違いではないでしょうか。
――ソヒョンさんにとって大事な物は?
ソヒョン:大事な物は日記帳です。デビューした17歳の時からずっと書き続けています。当時はあまりにも忙しくて昨日何を考えて、どんな仕事をしたかも覚えていられませんでした。なので記録しておきたくて日記を書き始めたのですが、良い習慣になったと思います。過去の日記を見ると自分の人生が詰まっているのですごく大事に思えるんです。書くのが嫌で2行で終わったこともあれば、正直に「書きたくない」と書いたこともありました。でも今までの人生が詰まっている物なので、一番大事にしているものです。
――今まで守ってきたもの、ルーチンは?
ソヒョン:「最後の勝者は善人だ」という価値観は今も変わらず守っています。それとルーチンは……つらい時に本を読むことです。人生の手引き書のような本は「ニーチェの言葉」とデール・カーネギーの「人を動かす」です。初めて読んだのは18歳ぐらいの時なんですが、すごく心に響きました。それから何度も読み返してますが、同じ本なのに毎回感じることが違うんです。自分を振り返ることができ、成長させてくれる本です。
――気分転換するための方法は?
ソヒョン:たくさんあります。なぜか私は内向的だと思われがちなんですが、私をよく知る友人や知り合いには「アクティブ」だと言われます。休日はどれだけ疲れていても、家にいるより外に出るほうが元気になれます。よく漢江に行って犬の散歩をしますし、本も家で読まずに漢江沿いでシートを広げて寝転んで読みます。ドライブもしますし、乗馬も好きです。あとはゴルフも好きですね。
――32歳(韓国の数え年で)になって変わったことは?
ソヒョン:責任感です。責任感をより強く持つようになりました。もちろん以前より余裕は出来ましたが、また違う責任感を持つようになりました。
――日本の好きな食べ物や好きなドラマは?
ソヒョン:私は「ひつまぶし」が大好きなんです。名古屋へ行った時は滞在期間中、3食「ひつまぶし」を食べて、3~4日過ごしました。韓国でも「ひつまぶし」がある店を探して食べに行きます。デリバリーだとあの味が出ないんです。なのでおいしい店を食べ歩いてます。でも名古屋で食べたような美味しいひつまぶしにはまだ出会えてません。とにかく大好きなんです! 食べたくなってきた……。日本のドラマは「のだめカンタービレ」が好きです。日本のドラマはたくさん見ましたが、今でもあのドラマが一番好きです。
――日本での思い出は?
ソヒョン:思い出は沢山あります。ジェットコースターに乗ったんですが、すごく怖くて。しかも靴を脱いで乗りました。たしか「ええじゃないか」という名前だったような。本当に怖かったんですが、ものすごく楽しかったです! 少女時代のメンバーたちと2回乗ったかな?懐かしいです。
■配信概要
Huluプレミア「ジンクスの恋人」
2月14日(火)から独占配信スタート! 全16話一挙配信
配信URL:https://www.hulu.jp/jinxed-at-first
© 2022 Victory Contents Co., Ltd.
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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