KARA スンヨン、映画「壁越しの彼女」で演じた役に共感“悪質なコメントを見てストレスを感じた”
写真=galleonエンターテインメント
KARAのスンヨンが、「趣味によってストレスに打ち勝った」と明かした。映画「壁越しの彼女」(監督:イ・ウチョル)に出演したスンヨンは、ソウル鍾鍾路(チョンノ)区にある某所で行われたインタビューを通じて作品について語った。
「壁越しの彼女」は防音がまったくできない壁を挟んでお互いの日常を共有することになったミュージシャン志望のスンジン(イ・ジフン)と、フィギュアデザイナーのラニ(スンヨン)の同棲のようで同棲ではない物語を描くロマンスだ。イ・ジフンとスンヨンは同い年で、殺伐としていながらも甘いカップルケミ(ケミストリー、相手との相性)を見せる。
主演に臨む覚悟が格別だったスンヨン。彼女は「台本にぎっしりと書き込みました。一日の撮影を終えたら、打ち上げにもほとんど出席しませんでした」とし、「家の外に出ることが少なく、人からもらった傷により心の扉を閉めてしまったキャラクターであるラニと私は、似ている部分がたくさんあると感じました」と話した。
実際、スンヨンも家にいることが多いという。彼女は「コロナ禍に隔離してくださいという連絡をもらうと喜んでいました。普段の日常と特に変わることがないくらいでした。新型コロナウイルスの防疫指針に特化した人間ですね。外出をする時はお酒を一杯とか、お茶を一杯飲みに外出するとかではなく、きちんと日にちを決めて活動します」と話した。スキューバダイビングはマスターコースまで終えたという。
趣味に没頭するようになったのは、長い芸能生活をしながら受けたストレスを解消するためだった。スンヨンは「以前は趣味を持つ余裕自体がなくて、ストレスを受けるだけでした。疲れて何もしたくなかったんです。ポータルサイトのニュースのコメント欄がなくなってまだそんなにたっていませんが、以前それによってすごく傷つきました。誰かに初めて会った時、『この人もあのようなコメントを書くのだろうか?』と考えてしまうほどだったんです」と告白し、「だから家だけにいるようになりました。もともと性格も静かな方なので、家にずっといるラニのことも理解できました」と話した。
それ共に「今の私はこの仕事を始めて長いですし、それだけ経験も積んだため、自分でも嬉しくなるほど克服できています」とし「本もたくさん読んで、相談もたくさんしました。家で座って悩んでいても解決しないことが多いので、過ぎていく時間を楽しいことで埋めるのが私にできることだと考えました。このような気分になることがおかしくないということを認知し、その時間を楽しいものにするため、趣味を一生懸命にやりました」と明かした。
また童顔の彼女は、「童顔は演技を始めてから悩んだ部分です」と話し、「キャスティングの過程で私が若く見えて良いということもありますが、幼く見えるのでキャラクターに合わないと言う方もいらっしゃったんです。それは私のビジュアルが問題ではなく、演技力が不足していたからではないかと思ったりもします」と率直な考えを伝えた。
続いて「このような顔であることは仕方のないこと」とし、「私ができることをこなすことが重要です。成し遂げられないことを残念がりながら時間を過ごしたくはありません」と話した。
そして「95%はメリットになっていると思います」とし、「ただいつまで維持できるかときな楽しみです。自信を持ってツインテールもします」と話して笑った。
1988年生まれという年齢が信じられないスンヨンは「人々が私の年齢を聞いて驚くのが面白いです」とし、「いつか私の童顔を活用できる日があると思います。私よりずっと童顔の先輩はたくさんいらっしゃいますが、私もそのようになれたら光栄ですね」とつけ加えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ペ・ヒョジュ
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