ソン・ガンホ&オム・ジウォン「映画評論家協会賞」主演賞を受賞“輝いた父性愛&母性愛”
写真=TVレポート DB
俳優ソン・ガンホとオム・ジウォンが、今年の映画評論家協会が認めた“最高の俳優”に選ばれた。韓国映画評論家協会は18日、第33回韓国映画評論家協会賞の受賞作及び受賞者を公開した。今年最高の俳優に送られる主演男優賞及び主演女優賞はそれぞれ「観相師」(監督:ハン・ジェリム、制作:JUPITER FILM)のソン・ガンホと「ソウォン 願い」(監督:イ・ジュンイク、制作:フィルムモメンタム)のオム・ジウォンが受賞した。
今年9月に韓国で公開され、912万人の観客を動員して韓国映画の歴代興行成績TOP10入りを果たした「観相師」で、朝鮮一の観相家ネギョン役を務めたソン・ガンホは図々しくコミカルな演技から息子ジンヒョンを思う父性愛までも披露し、観客の好評を得た。
何よりもソン・ガンホは1日に開催された第50回大鐘賞映画祭で主演男優賞を受賞し、今回の映画評論家協会賞と今年だけで主演男優賞2冠を達成する快挙を手にした。
また10月に性的暴行事件の実話を描き、259万人の観客を動員した「ソウォン 願い」で被害者ソウォンの母親ミヒ役を務めたオム・ジウォンは子供への切ない母性愛を表現する演技で観客の涙を誘った。
他に新人賞は「ファイ 悪魔に育てられた少年」(監督:チャン・ジュンファン、制作:ナウフィルム)のヨ・ジングと「ヘウォンの恋愛日記」(監督:ホン・サンス、制作:チョンウォン社)のチョン・ウンチェが受賞した。
1980年に開幕し、今年で第33回を迎えた映画評論家賞は29日にソウル中(チュン)区太平路(テピョンロ)にある韓国プレスセンター国際会議場で授賞式を行う。
以下は受賞作(受賞者)名である。
◆最優秀作品賞:「スノーピアサー」
◆監督賞:「スノーピアサー」ポン・ジュノ
◆主演男優賞:「観相師」ソン・ガンホ
◆主演女優賞:「ソウォン 願い」オム・ジウォン
◆助演男優賞:「観相師」チョ・ジョンソク
◆助演女優賞:「7番房の奇跡」パク・シネ
◆新人監督賞:「かくれんぼ」ホ・ジョン
◆新人男優賞:「ファイ 悪魔に育てられた少年」ヨ・ジング
◆新人女優賞:「ヘウォンの恋愛日記」チョン・ウンチェ
◆脚本賞:「ロシアン小説」シン・ヨンシク
◆撮影賞:「スノーピアサー」ホン・ギョンピョ
◆音楽賞:「観相師」イ・ビョンウ
◆技術賞(視覚効果):「ミスターGO!」チョン・ソンジン
◆特別賞:故パク・チョルス監督
◆功労映画人賞:シン・ソンイル
◆国際映画批評家連盟 韓国本部賞:「ジスル(Jiseul)」
◆CJ CGV スター賞:「新しき世界」「観相師」イ・ジョンジェ
◆新人評論賞:ソン・ジンス、イ・スヒャン
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チョ・ジヨン
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