「哭声/コクソン」ナ・ホンジン監督が来日!今月24日に國村隼とプレミア上映会に登壇
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
「チェイサー」「哀しき獣」のナ・ホンジン監督最新作で、2016年カンヌ国際映画祭で上映されるや観る人を震撼させ、昨年韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録した究極のサスペンス・スリラー「哭声/コクソン」が、2017年3月11日よりシネマート新宿ほかにて公開となる。本作の公開を控え、ナ・ホンジン監督が1月に本作のプロモーションのために前作「哀しき獣」以来、5年3ヶ月振りに来日することが決定した。
監督は長編デビュー作「チェイサー」以降全ての作品がカンヌ国際映画祭に公式出品され、昨年本作が出品された際は、ティエリ・プリモ執行委員長に「次はコンペティション部門で会いましょう」と言わしめるなど、世界的にも大きな注目を集める1974年生まれの若き奇才だ。
本作は、韓国で最も権威ある映画賞の一つである第37回青龍映画賞では監督賞をはじめ、日本から参加し平和な田舎の村に大きな変化をもたらす“よそ者”を演じた國村隼が同映画賞の歴史の中で韓国以外の外国人俳優として初受賞となる助演男優賞と人気スター賞を受賞するなど、本年度最多となる合計5部門を受賞。また、韓国のアカデミー賞といわれる第53回大鐘賞でも本年度最多タイとなる5部門で受賞。その他アメリカ、フランス、イギリスなど世界22ヶ国で公開・上映されたのち、日本での公開を控えての満を持しての来日となる。
滞在中の1月24日には本作のティーチイン付きプレミア上映が行われることも決定し、國村隼とともに登壇する予定だ。
映画「哭声/コクソン」ティーチイン付きプレミア上映のチケットは、チケットぴあで1月7日よりプレリザーブ、1月14日より一般発売される。
監督は「『哀しき獣』の後、この作品だけに専念し、準備してきた。自分の限界を認識すべきだったけど、この作品の中にとても強いものを見つけた。どうしても作りたかったんだ」と本作への並々ならぬ思い入れを語っており、その熱演で韓国の映画ファンに鮮烈な印象を与えて大ブレイクした國村も揃い、何を語るのか注目の機会となる。
■イベント情報
「哭声/コクソン」ティーチイン付きプレミア上映
日時:1月24日(火) 18:30上映開始(ティーチインは上映後)
場所:シネマート新宿(東京都新宿区新宿3丁目13−3 新宿文化ビル)
登壇者(予定):國村隼、ナ・ホンジン監督
料金:2,000円均一(税込)
■作品情報
「哭声/コクソン」
3月11日、シネマート新宿他にて公開
<STORY>
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングが娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す――。
監督:ナ・ホンジン
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ
2016年/韓国/シネマスコープ/DCP5.1ch/156分
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
公式サイト:http://kokuson.com/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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