「スウィング・キッズ」EXO ディオ“今まで見せたことのない全く新しいキャラクターです”
写真=「HIGH CUT」
映画「スウィング・キッズ」に出演した3人の俳優(EXOのディオ、パク・ヘス、オ・ジョンセ)とカン・ヒョンチョル監督が、マガジン「HIGH CUT」の表紙を飾った。ディオ、パク・ヘス、オ・ジョンセ、カン・ヒョンチョル監督は、最近発行されたマガジン「HIGH CUT」を通じて、それぞれの個性が際立つグラビアを公開した。表彰台に上がったように端正なポーズを取ったが、その後一緒に踊る姿は愉快で真剣だ。
写真ごとに異なる眼差しを見せてくれたディオ、パク・ヘス、オ・ジョンセの表情も印象深い。ワイドパンツ、マキシ丈コート、オールホワイトファッションなど、どこか余裕のある雰囲気のファッションも見事に着こなした。ルーズなニットトップスとデニムジャケットを着たディオは、いつもより真剣な青年の姿を見せた。オ・ジョンセは、スリムなニットトップスとワイドパンツで叙情的な雰囲気を演出した。唯一の女優パク・ヘスは、初々しく美しい美貌を誇った。カン・ヒョンチョル監督もトレードマークであるべっ甲めがねとロングコートで、洗練されたファッションセンスを見せた。
撮影後に行われたインタビューで、ディオは「ギスは最高の性格です。最高。プライドも高いし、明るいときはすごく明るいし。今まで僕が見せたことのない全く新しいキャラクターです」と話した。5ヶ月間のタップダンスの特訓を振り返り「身体を使ってる人間だから、それでもある程度はできるのではないかと思っていたのですが、運動音痴になっていました。最初は足に集中する余り、絶対に上半身には気を使えないんです。だから皆自分も知らない変な動きが出てしまいます。僕の場合は、ある瞬間左腕は“L”のような形になって、右手はひらひらしていました。足が慣れてから上半身も少しずつ作っていきました」と話した。「この映画でロ・ギスというキャラクターと自分自身、一緒に成長したと思います。難しい状況でも何とか克服するため努力する面をギスからたくさん学びました。僕も演技しながら難しいところがあれば、監督と話したり、一人で考えを整理しながら克服するため努力しました」と付け加えた。
写真=「HIGH CUT」
オ・ジョンセはこの作品を選んだ理由について「シナリオを読んでとても愉快なのにとても心の苦しい、似合わないようなものが全部集まっているのに調和を成しているような感じを受けました。生きているうちに一番幸せな瞬間と一番苦しい瞬間が同時に訪れることもあると思います。以前から「うわ、おかしくなってしまうほど幸せ」と「とても胸が苦しい」という状況に同時に直面した人物を演じたい気持ちがあったのですが、ビョンサムがそんな情緒と似通っていると思い惹かれました」と明かした。共演した二人の俳優に対しては「ギョンス(ディオ)がリーダーのような感じでした。僕のほうが年上ですが、映画の情緒もあって僕が末っ子でギョンスが兄みたいでした。踊る時も、自分を信じて踊るのではなくギョンスの足を見ながら頼りにしていました。ヘスは清らかで明るくて。特に身近で純朴な情緒があって、劇中のパンレとよく似合っていたと思います。努力も……あの人も運動音痴で頼りになっていました(笑)ギョンスは頼りになって心強く、ヘスにも頼って心理的に慰められました」と答えた。
写真=「HIGH CUT」
パク・ヘスは、新人女優の発掘に長けていることで有名なカン・ヒョンチョル監督からのキャスティングが決定したという話を聞き「もしかして私が唯一の汚点となったらどうしようと心配しましたが、良いプレッシャーになったと思います。おかげで本当に一生懸命に取り組みました。ダンスから外国語、時代的背景まで、準備すべきことがあまりにも多かったのでただそれを一生懸命にこなし、その過程で自然にパンレという人物も着実に作りました」と話した。考えておいた公約があるかという質問には「流れを見ながらそろそろ練習を始めるべきだと思います。華やかなタップダンスはギョンス先輩の専門だから私はそれよりは華やかでないタップで。その代わりにタップダンスと歌を!同時に!披露します」と笑った。写真=「HIGH CUT」
「スウィング・キッズ」を演出したカン・ヒョンチョル監督は、「あらゆる差別と先入観と偏見が横行していた空間の時代だったじゃないですか。白人と黒人、西洋人と東洋人、男と女、女と男。こういうものが5人の人物の中にもつれています。その当時なら、対立して戦うのが自然な、全く似合いそうでない人々を集めておいて、彼らが一つになる話しを描きたかったです。『スウィング・キッズ』は『これまでの差別と先入観、偏見がダンスという一つの目的の前では本当に意味のないものだ』と語ってくれる映画です」と答えた。19日に公開された映画「スウィング・キッズ」のグラビアとインタビューは、12月6日に発刊された「HIGH CUT」232号を通じて見ることができる。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・パンソク
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