N.Flying&イ・ハイら出演!1年8ヶ月ぶりの野外フェスティバル「beautiful mint life 2021」6月26日と27日に開催
写真=ミントペーパー
1年8ヶ月ぶりに開かれる初の野外フェスティバル「beautiful mint life 2021」が6月26日と27日の2日間、オリンピック公園で開催される。「beautiful mint life」は、今月11日の政府のソーシャルディスタンス改正案の発表後に開催される、初の大型大衆音楽公演である。この改正案で最も目立つ部分は、100人未満に制限されていた公演会場の入場人数が、最大4000人と大幅に拡大されたことだ。これまで他の公演ジャンルに対し、継続的に提起されてきた公平性の問題が解消され、しばらく低迷していた大衆音楽業界にとって朗報になりそうだ。
これに対し、「beautiful mint life」を主催するミントペーパーは「不安な状況の中でイベントを準備していた企画会社にはありがたい決定だ」とし、「規定の緩和が終息を意味しないことは知っている。いつもより責任感を持って準備している」と明かした。実際、ミントペーパーは「beautiful mint life」の開催発表と同時に、様々な運営方法を告知し、観客たちの追加の問い合わせと回答を集め、公式ホームページおよびSNSに掲示している。主催側は「前例のない現場であるだけに、観客が運営方法を熟知してこそ円滑かつ安全な進行が可能になる」とし、「このため各規則を明確に伝えるとともに、観客の不便を最小限に抑えるための方策を絶えず考えている」と述べた。今年の「beautiful mint life」のステージは観客の滞在時間を考慮し、従来より約4時間遅れて始まるが、個別アーティストの公演時間は例年とほぼ同じである。観客の便宜と訪問の目的の両方を考慮した主催側の決定だ。
公演業界も「beautiful mint life」の開催を興味深く見守っている。関係者によると、企画段階から続けてきた主催側の努力が政府の規制緩和と一緒に実を結ぶだろうと期待を表している。今年の「beautiful mint life」は観客の動線を最小限に留めるため、単一ステージとスタンド席なし、レジャーシートと椅子で構成され、ソーシャルディスタンスを守る。すべての観客は入場前にQRコードでチェックインし、体温を測定しなければならず、10分以内に結果の確認ができるスピード抗体検査キットを通じた自己診断まで終えてから公演会場に移動できる。本キットが適用されるのは、韓国で開催される公演のうち「beautiful mint life」が初めてで、この全ての過程のために公演会場の近くのKSPO DOME(旧体操競技場)のビルが防疫センターとして活用される予定だ。主催側は「コロナ禍にもフェスティバルが行われるという先例と、現実的に適用される業界の標準を作りたい」という目標を掲げ、このためには観客の積極的な協力が必要であると強調した。
新型コロナウイルスの感染拡大以来、初めて行われる野外音楽フェスティバル「beautiful mint life」。久しぶりに帰ってきた野外フェスティバルに対する喜びと、安全な現場への期待が相まって、5月25日にオープンされた3千席余りの1次チケットは、1分で完売された。開催発表の知らせが出るたびに話題になっているこのイベントの運営方式が、実際の現場でどのように適用されるか、これからが注目される。観客とアーティスト、スタッフが一緒に作り出すフェスティバル、その新しい基準を作り出すミントペーパーと「beautiful mint life」の今後が期待される。
これに先立って、主催側は8日に「beautiful mint life」の全体ラインナップが含まれたタイムテーブルを公開した。26日(土)には繊細かつユニークなボーカルで音楽性を認められたシンガーソングライターのDamons yearと、韓国のフューチャーポップスのトップランナーSolutionsの出演が明かされ、期待を高めた。また、バンドSURLと優れた感性のチョン・ジュンイル、“フェスティバル界のオムチナ(何でもできる完璧な息子)”ことPeppertonesと、“ストリーミング強者”のイ・ハイのステージに続き、優しい感性が際立つポール・キムが土曜日のヘッドライナーを務める。
27日(日)のラインナップには、インディーズシーンのスーパールーキーであるイェビッとJTBC「スーパーバンド」の優勝チームHoppipollaが加わり、爽やかな雰囲気を与える。ここに色々なジャンルを披露するColde、最近1stフルアルバムを発売し、あらゆる分野で活動しているN.Flying、挑戦を止めない国民バンドDAYBREAKに続き、SORANが2021年「beautiful mint life」のフィナーレを飾る。様々な特色を誇るアーティストたちが作り出す6月の野外ステージに観客の期待が高まっている。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・スイン
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