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ユ・アイン&キム・ヒョンジュら、Netflixオリジナルシリーズ「地獄が呼んでいる」への出演を決めた理由とは?ヨン・サンホ監督の世界観にも注目(総合)

マイデイリー
写真=Netflix
“ヨン・サンホの世界観”に合流したユ・アインは果たしてどのような姿を披露するのか。

本日(16日)午前、Netflix新ドラマ「地獄が呼んでいる」のオンライン制作発表会が行われ、俳優のユ・アイン、キム・ヒョンジュ、パク・ジョンミン、ウォン・ジナ、ヤン・イクチュン、ヨン・サンホ監督が出席した。

同名のウェブ漫画を原作とする「地獄が呼んでいる」は、突然目の前に登場する地獄からの使者に会った人々が、“地獄行きの宣告”を受けて、超自然的な現象が発生するようになった混乱の中で、復興したインチキ宗教団体の新真理会と事件の実態を暴こうとする人々が絡み合い、繰り広げられるストーリーを描く。映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」「新感染半島 ファイナル・ステージ」のヨン・サンホ監督が演出、ウェブ漫画「錐(きり)」の作家チェ・ギュソクが脚本を務めた。韓国ドラマとしては初めて「トロント国際映画祭」に招待され、「第26回釜山(プサン)国際映画祭」「第65回BFIロンドン映画祭(The Times BFI London Film Festival)」にも公式招待されるなど、高い関心を集めている。

ユ・アインは混乱に見舞われた世の中で、復興したインチキ宗教団体新真理会の議長チョン・ジンスを演じる。キム・ヒョンジュは新真理会を盲目的に追従する熱心な信者で弁護士のミン・ヘジ役に扮した。パク・ジョンミンは新真理会の真実を暴いていく放送局のプロデューサーペ・ヨンジェ役、ウォン・ジナはペ・ヨンジェの妻で大切な人に見舞われる地獄行きの告知を見て混乱と苦痛に見舞われるソン・ソヒョン役を務めた。ヤン・イクチュンは地獄の使者出現事件を捜査する担当刑事のチン・ギョンフン役を演じた。

ヨン・サンホ監督は「チェ・ギュソク作家の同名のウェブ漫画を基にした作品です」とし「全てのキャラクターが我々の社会に実際存在する人間だと思います。それぞれが持つ信念が全て異なると思いますが、信念が衝突する姿を通じて我々の社会について考えるきっかけになれば幸いです」と語った。

最初からチョン・ジンス役にユ・アインを念頭に置いていたというヨン・サンホ監督。彼は「夢の中でユ・アインさんから電話が来て『出演します』と言われ、目を覚めて涙を1滴こぼしました。ところが、その後『やることにしました』という連絡が来てシャンプしました」と語り、笑いを誘った。

ユ・アインは「地獄に関するコンセプトはたくさんありましたが、地獄を全面に出した作品は初めて目にしました。それ自体に惹かれて好奇心が生まれました。また、ヨン・サンホ監督の世界の中に入ったら、どのような感じなのか気になりました」と出演を決めた理由を明かした。

「釜山国際映画祭」で初めて披露した感想を聞かれると、彼は「同作を上映する時に一緒に見ました。客席にいた観客の方々が微動だにせず集中している姿を見て、私も一緒にそこに入っていくような独特の経験をしました」と答えた。

また「現場でたくさん悩む必要がないほど、台本がとても良く書かれていました。ヨン・サンホ監督が用意してくれた現場で撮影に臨み、どこまでできるのか自分を試しました。事前に人物を設計したり、計画を持って臨んだりするよりも、現場の中でキャラクターがどう反応するのか、自ら開いておいて自然に取り組みました」とキャラクターを表現するための努力を明かした。

キム・ヒョンジュは「ウェブ漫画でリアルに表現された人物の感情に惹かれました。役者としてどのくらい表現できるのかという冒険心があり、新しい作業現場に参加したいと思いました」と明かした。

また「『釜山国際映画祭』で第1話から第3話まで公開しましたが、『どうして第4話は公開してくれないのか。とても絶望した』というレビューが記憶に残っています」と伝えた。

パク・ジョンミンは「ウェブ漫画を先に読ませていただきました。超自然的な現象によって起きる事件が、我々の現実に反映されているのではないかという疑問を抱き、現実的に感じられました。意味のある作品をドラマ化するということで意味深かったです」と語った。

ウェブ漫画とドラマの違いについては「同作が与える意味とメッセージに深く共感し、好きな読者で監督の1人です。映像化されたドラマを見させていただきましたが、それほど違いはありませんでした。私が愛するウェブ漫画がうまく映像化されて幸せでした」と語った。

ウォン・ジナは「ヨン・サンホ監督の新しい世界観に参加できて光栄でした」として「台本だけでクリーチャーを見て、どのように形像化されるのか、気になりました。想像と似ている部分もありましたし、異なる部分もあったので、不思議でした」と語った。

さらに「ソン・ソヒョンは混乱に見舞われる人物なので、どのような行動を取るべきか、たくさん悩みました。大きな悲しみと絶望を感じたこともありました」と説明を加えた。

続いて「非現実的な状況で起こることで、感情的なシーンが多かったため、心配でした。私が混乱に見舞われたらどのように反応するのだろうかと考えました」と付け加えた。

ヤン・イクチュンは「まだ結婚していないですが、父親役をうまく表現できるのか気になりました。ヨン・サンホ監督は、自分が持っている世界を見つめ、物語を語る過程が独創的です。良い作品として仕上がったと思います」とし「『釜山国際映画祭』で3話まで見ましたが、圧倒的でした。想像を数倍超えました」と伝えた。

子役のイレと親子として息を合わせた彼は「イレさんはとても素晴らしいです。大変で難しいシーンをどのように表現すればよいのか頭を抱えて悩んでいましたが、イレさんが来て『大丈夫です』とし、お菓子をくれました。すごく慰められました」と、彼女を褒めた。

Netflixドラマ「地獄が呼んでいる」は今月19日、Netflixを通じて全世界に公開される。

元記事配信日時 : 
記者 : 
ヤン・ユジン
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