「別れる決心」が5冠を獲得!「第21回ディレクターズ・カット・アワード」今年の俳優賞はパク・ヘイル&タン・ウェイ(総合)
写真=NAVER NOW.映像キャプチャー
パク・チャヌク監督の映画「別れる決心」が「第21回ディレクターズ・カット・アワード」で5冠に輝いた。24日午後、NAVER NOW.を通じて「第21回ディレクターズ・カット・アワード」が開催された中、2022年の韓国国内外の映画業界を席巻した「別れる決心」のパク・チャヌク監督が、今年の監督賞を受賞した。同日、「別れる決心」は計5冠を記録した。
パク・チャヌク監督は海外での撮影スケジュールのため授賞式には参加せず、代わりに映画「英雄」のユン・ジェギュン監督がステージに上がった。
ユン・ジェギュン監督は「個人的に私がこの賞を一番もらいたかった」とし「パク・チャヌク監督に代わりに読んでほしいというメッセージは受け取れなかったが、私と同じ考えだと思う。作品に携わった俳優たちに感謝する」と代わりに挨拶した。
また、この日「別れる決心」の主演を務めたパク・ヘイルとタン・ウェイが、今年の男女俳優賞を受賞した。なお、彼らも授賞式には参加しなかった。
パク・チャヌク監督と共に今年の脚本賞を受賞した作家のチョン・ソギョンは「パク・チャヌク監督に感謝する」とし「良い教えを与えていただき、同僚の席を開いて下さって感謝している。一緒に受賞したことをお祝いし、『別れる決心』を愛してくださった観客の方々にも感謝している」と述べた。
パク・ヘイルの受賞の感想は俳優のソ・ヒョヌを通じて伝えられた。パク・ヘイルはソ・ヒョヌに渡したメモを通じて「ひどい風邪と季節の変わり目の後遺症で参加できなくて残念だ」とし「俳優たちの演技を監督たちが認めてくれるのは常に嬉しくて感謝している。海外でまた別の作品で努力しているパク・チャヌク監督、一緒に頼り合った俳優たちに感謝している」と感想を伝えた。
タン・ウェイの夫でもあるキム・テヨン監督は、電話を通じて近況を知らせた。この日、キム・テヨン監督は「今、タン・ウェイは撮影中で、電話に出られない状況だ。期待していなかったであろう私が代わりに現れて申し訳ない」とし「私は受賞者でも授賞者でもないが、伝達者として光栄だ。受賞のニュースはしっかと伝えた」と述べた。
続いて、タン・ウェイが事前に撮影された映像を通じて登場し「私が『ディレクターズ・カート・アワード』で今年の女優賞を受賞したという話を聞いた。本当にありがたい。応援してくださった方々に感謝している」と喜びを隠せなかった。
ドラマ「アンナ」でシリーズ部門の今年の女優賞を受賞したペ・スジは「招待してくださっただけでもとても感謝しているけれど、意味深い賞までいただき、さらに感謝している」とし「私にとって『アンナ』という作品はとても大きい。初めて意地を張った作品でもあり、選択する過程から瞬間まで悩みと恐怖があって、この賞がより意味深く感じられる」という感想を残した。
「ナルコの神」のユン・ジョンビン監督はシリーズ部門で今年の脚本賞と今年の監督賞を受賞した。これに対して「『ナルコの神』の演出オファーを初めて受けた時はこの作品は映画だった。これをシリーズというフォーマットにすることになるとは思わなかった」とし「私が気まぐれで一度は演出のオファーを断ったが、もう一度お願いしてくれた制作会社の代表に感謝している。そして一緒に脚本を作業したクォン・ソンフィさんにも感謝している」と話した。
この日、2冠を記録したユン監督は「私は他の映画祭では受賞したことがあるが、『ディレクターズ・カット・アワード』での受賞は今回が初めてだ。仲間として認めてくれるという感じがした」とし「私が2005年にデビューして今年で18年目になった。これまで映画5本、シリーズ1本の計6本を演出した。ハ・ジョンウさん、ファン・ジョンミン先輩に感謝している。彼らがいなかったら『ナルコの神』はなかっただろう。そして今日受賞したチョ・ウジンさん、そしてパク・ヘスさんなどの俳優たちにも感謝している」と挨拶した。
【第21回ディレクターズ・カット・アワード 受賞者リスト】
◆今年の新しい男優賞 シリーズ部門:「ナルコの神」キム・ミングィ
◆今年の新しい女優賞 シリーズ部門:「アンナ」パク・イェヨン
◆今年の新しい男優賞 映画部門:「別れる決心」ソ・ヒョヌ
◆今年の新しい女優賞 映画部門:「同じ下着を着る二人の女」ヤン・マルボク
◆今年のビジョン賞:「同じ下着を着る二人の女」監督キム・セイン
◆今年の新人監督賞:「梟―フクロウ―」監督アン・テジン
◆今年の男優賞 シリーズ部門:「ナルコの神」チョ・ウジン
◆今年の女優賞 シリーズ部門:「アンナ」ペ・スジ
◆今年の男優賞 映画部門:「別れる決心」パク・ヘイル
◆今年の女優賞 映画部門:「別れる決心」タン・ウェイ
◆今年の脚本賞 シリーズ部門:「ナルコの神」監督ユン・ジョンビン、作家クォン・ソンフィ
◆今年の脚本賞 映画部門:「別れる決心」監督パク・チャヌク、作家チョン・ソギョン
◆今年の監督賞 シリーズ部門:「ナルコの神」監督ユン・ジョンビン
◆今年の監督賞 映画部門:「別れる決心」監督パク・チャヌク
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ボラ
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