GOT7 ジニョン、約3年半ぶりの日本に感激「待っていてくれるか疑問や不安もあった」
GOT7のメンバーであり、俳優としても数多くのドラマや映画に出演しているパク・ジニョンが約3年半ぶりに来日。2月10日(金)に立川ステージガーデンにて『2023 PARK JINYOUNG FANMEETING in Japan「Rendezvous:Secret Meeting Between You and Me」』を開催した。
Kstyleでは昼公演を終えたばかりのジニョンを直撃し、公演の感想やファンへの想い、近況や現在の心境を聞いた。
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約3年半ぶりに来日!ファンからのサプライズに涙も
――先ほど昼公演を終えられましたが、感想を聞かせてください。ジニョン:あまりにも久しぶりの来日だったので緊張していたのですが、ドアを開けてステージに立った途端、たくさんの方々が歓迎してくれて緊張したのがバカみたいだったなと思いました。とても幸せな時間でした。
――ゲームで奇跡を起こすなど、とても盛り上がりましたね。
ジニョン:僕はこれまでファンミーティングでゲームを一度もうまくやれたことがなかったんです。だから本当に奇跡みたいでした(笑)。今日は朝からすべてのことがうまくいくような予感があったんです。きっと夜公演もうまくいくんじゃないかな(笑)。
――最後の挨拶の時に、少し涙ぐんでいるように見えましたが……。
ジニョン:ドアを開けてステージに立ったら、ファンの皆さんがスローガンを掲げているのを見て感動したんです。今日の公演はそんなに長い時間ではないですし、この先こういったイベントがしばらくないだろうと思ったり、予想もしていなかったスローガンイベントをファンの皆さん達がしてくださったのでとても感動しました。
――今日のファンミーティングは日本のファンにとって大きなプレゼントになりましたが、忙しいスケジュールの中で日本公演を決めてくださった理由を教えてください。
ジニョン:当然ながらファンのおかげです。なぜなら、ファンの皆さんの立場では僕が行くことがプレゼントかもしれませんが、歌手側の立場からいうと僕が行くことができるのは待ってくださるファンがいるからなんです。だからまったく迷うことなく、日本に行くことを決めました。
「日本でビールを一杯やる時間がとても幸せ」
――日本や日本のファンについては、どんな思い出がありますか?ジニョン:日本ではGOT7でたくさんツアーをしたじゃないですか。地域ごとに来てくださる方々がいて、なかにはすべての地域に毎回来てくださる方もいました。その一つ一つの思い出が、日本に頻繁に来られなくなって長い時間が経ったせいか、僕にとっては大切なプレゼントのように思えます。
――日本のファンの印象は?
ジニョン:曲を聴く時に日本のファンの方々はとても集中してくれますよね。だから僕も「うまくやらなくては」という気持ちになります。「こんなに一生懸命に聴いてくださるのだから、うまくやらなくちゃ。うまくやらなくては」って。だからプレッシャーが大きくて緊張するのですが、その分終わってみるとファンの皆さんが大きな拍手をくださるのでありがたいなと思います。
――今日のファンミーティングもファンの皆さんのマナーがとてもよくて、見ていて気持ちが良かったです。
ジニョン:そうですよね~。僕も誇らしく思います。
――今回は時間がなさそうですが、もし時間があったら日本でなにをしたいですか?
ジニョン:露店でたこ焼きを買って、食べながらビールを飲みたいです。あと、大阪や福岡とか、川や海など水のあるところには屋台が多いじゃないですか。以前、屋台に行ってマネージャーさんと一緒に食事をしながらビールを一杯やる時間がとても幸せだったのですが、今回は時間がなくてできないのが残念です。
GOT7メドレーで体感「なぜこんなに大変なんだ?って(笑)」
――デビューしてから10年間休みなく、アーティストとしても俳優としても常に進化しているジニョンさんですが、自己管理の秘訣や、大切にしている信念はありますか?ジニョン:健康管理がとても重要だということを最近特に感じています。なぜならファンミーティングで「GOT7メドレー」をやった時に「以前は普通にやっていたことが、今はなぜこんなに大変なんだ?」って考えたら、やっぱり健康管理だなって(笑)。
――具体的にしていることはありますか?
ジニョン:具体的な方法を言うと、身体にいいものをたくさん食べて運動をたくさんすること。そして健康診断をこまめに受けることですね。健康診断で“異常なし”と出たら不安なく過ごせるので(笑)。そして信念は常によい方向に考えることです。実際には決して簡単なことではないですけど、最大限そのように考えようと心がけることが僕の信念です。
――健康面もですが、心も健康でないと10年間走り続けてはこられないと思います。
ジニョン:それは僕が、運がいいからだと思います。僕は僕の周りにいる人たちがとても好きなんです。大変なことがあったり疲れた時は、周囲の人たちとたくさん話をします。メンバーや会社のスタッフ、プライベートな友人ともたくさん話をします。みんな僕のことを考えてくれてアドバイスをしてくれるので、大変なときでも乗り越える方法が僕にはあったようです。
――身体にいいものを食べるといいますが、時々は悪いものも食べたくなりませんか?
ジニョン:それはもちろんです。食べたいものは食べます。ストレスを受けないことも重要ですから。だからビールを飲みます(笑)。
――ジニョンさんにとってはビールがそんな存在なんですね。
ジニョン:そうですね。友だちと飲みながら話すのが好きなので。
「ユミの細胞たち」の評価に感謝“もうひとつ新たな階段へ”
――話は変わって、「ユミの細胞たち」のユ・ボビー役で俳優パク・ジニョンのファンが急増していますが、反響を感じますか?ジニョン:実感はないですね。「ユミの細胞たち」の撮影が終わった後、すぐに映画の撮影に入って、今もドラマの撮影をしているし、アルバムの準備もあったので、仕事だけをしていたから反応を感じる暇もなかったんです。
――エゴサーチはするほうですか?
ジニョン:作品がオンエアされた時はやっぱりしますよね。演技がちゃんとできているかとか、視聴者の反応を確認したいので。普段はそんなにしませんけど。
――完璧な男ユ・ボビーを演じたことで、なにかご自身に変化はありましたか?
ジニョン:まずそのようにボビーを好意的に見ていただいてファンの皆さんに感謝しています。そしてボビー役をやって変わったことは、現場で監督と対話をしてキャラクターを作っていく作業が僕にとって楽しいことだとわかったことです。
――ご自身でキャラクターを作っていく楽しみを知ったということですか?
ジニョン:そうですね。もうひとつ新たな階段が生まれたような気がしました。だから次の作品もそんな点に期待をしながら取り組んでいます。
――作品で立派な俳優の先輩と共演されていますが、影響を受けたことは?
ジニョン:「悪魔判事」で共演したチソン先輩は、台本リーディングをとにかくたくさんするんです。休憩時間も常に読んでいるので、僕も「あそこまで台本を読みこまなくてはいけないんだな」と影響を受けました。そして行動面でも、疲れを知らずに常に共演者やスタッフさんに明るく接する様子を見て、とても学ぶことが多かったです。なぜなら現場ではすべての人がチソン先輩を見ているので、先輩の行動が大きな影響を及ぼすからです。チソン先輩の行動ひとつひとつが僕にはとても大きな勉強になりました。
――「花様年華」のユ・ジテさんはいかがでしたか?
ジニョン:僕はユ・ジテ先輩の少年時代を演じたので、一度だけ撮影が一緒になる機会はありましたが、一緒に演じたことはなかったんです。次にご一緒できる機会あればいいなと期待しています。
――バラエティ番組「私は1人で暮らす」で2PMのジュノさんの家を訪問していましたが、ジニョンさんの1人暮らしの様子も気になります。部屋はどんな感じで、どんなことをして過ごしていますか?
ジニョン:ジュノ兄さんと似たようなものです。クローゼットはあそこまで服だらけではないですけど(笑)。忙しい時は掃除ができないのでそのまま放置して、時間ができたら一気に片付けるスタイルです。まぁ、普通の男の部屋といった感じです。
――インテリアに凝ったりはしていませんか?
ジニョン:今のところないですね。物が多いですし、仕事ばかりで家は本当に帰って寝るだけだから。あ! ベッドが好きです(笑)。ベッドだけはいい物を買いました。
――最近、関心があることは?
ジニョン:ビタミンです。マルチビタミンや腸にいいものを飲んでいます。
GOT7メンバーとの交流「一番連絡がマメなのは…」
――GOT7のメンバーとは最近、どんな交流がありますか?ジニョン:曲を1曲出そうと話しているところなので、どんな曲にするか、レコーディングはいつにするかとか、そんな話をしています。すぐに出すというわけではないですが、ファンの皆さんが待っているので、最大限早く準備をして1曲作ろうと話していますね。
――メンバーのトークルームがあると思いますが、一番連絡がマメなのは?
ジニョン:JAY Bさんですね。やっぱりリーダーが一番一生懸命にやっています。あとはユギョムさんかな。僕はただ読んで「OK」と簡単に返信します(笑)。みんなが一気に返信すると慌ただしいので、僕はまとめてすべてを読んでから返信します。
――面白い写真をアップしたりとかは?
ジニョン:グループ活動をしている時は、面白い顔の写真を撮って送り合ったりしていましたが、今は各自で活動をしているので、あまりなくなりましたね。
――ジニョンさんはスタンプを使ったりするほうですか?
ジニョン:使いますね。「양파쿵야(ヤンパクンヤ)」というキャラクターのスタンプをよく使います。検索してみてください。澄んだ目をしたキャラクターです。
――最後に読者にメッセージをお願いします。
ジニョン:このインタビューを読んでくださってありがとうございます!! 久しぶりに日本に来て、正直言って「ファンの皆さんが待っていてくれるだろうか」という疑問や不安もあったのですが、そんな考えが恥ずかしくなるくらいファンの皆さんがたくさん待っていてくださってうれしかったですし、そんな気持ちを持ったことが申し訳なかったと思いました。待っていてくださって本当に感謝いたします。今回のインタビューは短い時間でしたが、次はもっと長い時間お話できたらうれしいです。
取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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