ジェイ&ユン・ジョンウ「BOYS PLANET」で出会った2人の奇跡“お互いがお互いのファン”
韓国で4月に放送終了したMnet「BOYS PLANET」でファイナルまで進出し、惜しくもデビューは叶えられなかったものの、実力を認められたジェイとユン・ジョンウ。番組で一緒のチームとなりステージを披露したこともある2人が先月、日本初ファンミーティングのため来日。公演を翌日に控え、日本ファンへの思いや「BOYS PLANET」の裏話まで、たっぷりと語ってくれた。
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「お互いがお互いのファン」2人での活動は“素敵な機会”
――ユン・ジョンウさんは先月、UP10TIONのファンヒさん、ドンヨルさんをゲストに迎えて東京、大阪で公演を行いましたが、1ヶ月ぶりに今回はジェイさんとの公演を行うことになりました。お気持ちはいかがですか?ユン・ジョンウ:1ヶ月ぶりにまた日本で公演ができることがすごく嬉しいですし、今回は僕の愛する弟、ジェイと一緒なのですごくありがたかいと思っています。楽しい公演にしたいと思います。
――ジェイさんは今回が初来日とのことですが、日本に来てみていかがですか?
ジェイ:初めて日本でファンの皆さんに会うことになったので、すごく楽しみにしていましたし、嬉しいです。明日豊洲PITで楽しい公演をやりたいと思います!
――優れた歌唱力を持つジェイさんと、圧倒的なパフォーマンスで人気を集めたユン・ジョンウさんという組み合わせが話題を呼びましたが、どのようにして2人で公演をすることになったのでしょうか?
ユン・ジョンウ:ジェイとは普段からすごく仲が良く、お互いがお互いのファンなので、日本公演まで一緒にやることになりました。今回素敵な機会をいただき、日本で公演ができるようになったので……うまくやりましょうね(笑)?
ジェイ:はい(笑)! 僕は兄さんと仲良くなる前、「BOYS PLANET」の「Back Door」(Stray Kids)のステージを見て一気に“イプドク”(ファンになること)したんです。そんな兄さんと今回はチームのように2人で活動できることになって幸せです。
――日本公演のために特別に準備したことがあれば教えてください。
ユン・ジョンウ:日本公演のために特別に準備したステージがありますが、それは当日確認していただきたいです(笑)。ジェイと僕が一生懸命に準備したので、2人のケミストリー(相手との相性)に注目していただきたいです。
――ユン・ジョンウさんは以前グループに所属していた時に日本で活動し、最近ではお姉さんと日本旅行もされていましたね。来日前にジェイさんに対して日本について何か教えたことはありましたか? ジェイさんは日本に行ったらやりたいと思っていたことや、日本のイメージなどは何かありましたか?
ユン・ジョンウ:ジェイに「日本はどんな国だと思う?」と聞いてみたのですが、映画やドラマに出てくるようなイメージ、アニメに出てくるような雰囲気で、美味しいものもたくさんあると思うと言われたんです。それが正解ですよね(笑)。
ジェイ:そう、そんな雰囲気ですよね。
ユン・ジョンウ:だからその通りだよって言いました。
ジェイ:僕は日本のアニメをたくさん見ますし、日本食も好きなんです。今回は時間があまりないのですが、今後旅行で日本に来れたら美味しいものをたくさん食べたいです。一番好きなアニメは「鬼滅の刃」で、「黒子のバスケ」「君の名は。」「聲の形」なども大好きなのですが、日本に来てみたら、そういったアニメに出てきた雰囲気を感じます。
――ユン・ジョンウさんはお姉さんとの大阪旅行で特に思い出に残っていることはありますか?
ユン・ジョンウ:HEP FIVEの観覧車に乗って、Bluetoothで好きな音楽をかけて景色を見たことが一番思い出に残っています。
「ボイプラ」放送にはない面白エピソードを公開!?
――お2人は「BOYS PLANET」に出演されて世界中のファンに愛されましたが、「BOYS PLANET」に出演した経緯や、オーディションでの秘話などがありましたら教えてください。ユン・ジョンウ:出演を決めた理由を単純に言えば、「欲」だったと思います。もっと高いところへ行きたい、自分を知ってもらいたいという欲です。もっと具体的に言うと、これ以上自分にやることがないと思っていた時期だったんです。やることがなくて、次に何ができるだろうかと探した結果、「BOYS PLANET」という番組に出会い、機会を掴みました。
ジェイ:僕はオーディションの時、アメリカにいました。オーディションの時間は韓国時間で午後5時だったので、時差があるのでアメリカでは早朝4時くらいだったんです。それで喉の調子が良くなくて、完璧な姿を見せられなかったなと思って、落ちただろうと思っていました。だから合格したと聞いた時は信じられませんでした。人生において一度だけの機会だと思ったので、最善を尽くして、結果は気にせずに僕という人間を見せようと思いました。
――番組を通じて一番幸せだった瞬間、反対に一番辛かった瞬間はいつでしたか?
ジェイ:ファイナルで「Not Alone」を歌った時です。愛する仲間たちと同じ歌を歌い、愛してくれるファンの皆さんの前で歌うことができて幸せな瞬間でした。一番辛かった時期は、序盤のシグナルソング「Here I Am」の撮影の時です。3日間寝ていなかったのですごく辛かったです。
ユン・ジョンウ:死にそうだったね(笑)。
ジェイ:はい(笑)。
ユン・ジョンウ:僕は全ての瞬間が大変で、大変じゃなかった時は一度もありませんでした。一番幸せだったのは、やはりファイナルでステージを披露した時です。そこが最後の到着地点だったからです。
――番組で披露したパフォーマンスの中で、一番記憶に残っているステージと、その理由を教えてください。
ジェイ:僕はKグループの「Back Door」(Stray Kids)です!
ユン・ジョンウ:自分がやったステージだよ(笑)?
ジェイ:あ、そうなの(笑)? それならファイナルで披露した「Jelly Pop」です。この曲では僕の歌うパートが少なかったので、歌に気を使わずただ楽しくステージを披露することに集中できたので、終わりを幸せに迎えることができました。
ユン・ジョンウ:僕は記憶に残っているというか、一番学んだと思っているのが「Home」(SEVENTEEN)のステージです。初めてリーダーを務めることになってすごく大変だったけれど、その分成長しましたし、学ぶことが多かったと思うからです。自分が一番成長したと感じたのは「Home」の時でした。
ジェイ:その時1位にもなったしね?
ユン・ジョンウ:あ、そうだね(笑)。チームとしては2位だったけど、個人としては1位でしたね。
ジェイ:あれ、2位だったっけ? 思ったより僕たち悪くなかったね(笑)?
ユン・ジョンウ:そうだよ! 僕たち頑張ったんだから(笑)!
ジェイ:そうだね(笑)? 3位だと記憶してました(笑)。
ユン・ジョンウ:違うよ~(笑)。
――番組では放送されなかったけれど、こんなこともあったというような面白いエピソードがあれば教えてください。
ジェイ:最初のラウンドの時、GグループとKグループで分かれていたじゃないですか。その時Gグループの練習生たちがみんな自分の国のお菓子や食べ物を持ってきてくれて、いろんなものを食べました。タイ、中国、日本など、いろんなお菓子を食べましたが美味しかったです。
ユン・ジョンウ:僕は反対に、最初の合宿生活では、みんなグミ1つに命を懸けていたというか。甘いものが欲しくなってしまうんです。ある日、僕が廊下でオレオを食べていたんですけど、視線を感じて振り返ったら、練習生たちがみんな集まっていて、こちらをじっと見つめていたんです。それであげようとしたら、一気に押し寄せてきて……ゾンビかと思いました(笑)。
ジェイ:あとみんなが風邪でダウンして、Gグループでは僕のいた部屋だけが元気だった時がありました。それで覚えているのは、電気が消えている廊下を歩いていて、ドアを開けたら、練習生たちがこんな感じで(肩をすくめ、前のめりで力なく歩く人を再現)歩いている姿が見えて、リアルなゾンビ映画みたいでした(笑)。
ユン・ジョンウ:ゾンビアポカリプスそのものという感じでした。本当に嘘ではなく、チョコレート1つに100人が押し寄せてくる感じでしたので。経験してないと信じられないかもしれませんが、誇張なしでそんな環境だったんです。
ジェイ:ゾンビ映画みたいですね、本当のサバイバル(笑)。
ユン・ジョンウ:本当に生きるか死ぬかのサバイバルでしたよ(笑)。
日本ファンの応援広告に感激「情熱を感じて…」
――「BOYS PLANET」に出演したことで、歌やダンスに対する思いや価値観など、自分で変わったなと感じる部分はありますか?ユン・ジョンウ:思いが確信に変わったと思います。自分はステージの上で認められる時、幸せなんだともう一度確認できました。
ジェイ:僕も同じです。「BOYS PLANET」を通じて、これからもステージに立ちたいと思いました。
――番組放送中、日本のファンの皆さんが日本で応援広告を出されていたことはご存じでしたか? 日本のファンの皆さんの応援をどのように思っていますか?
ジェイ:はい、日本のファンの皆さんの情熱が感じられて幸せです。
ユン・ジョンウ:僕が特別何かをしたわけではないのに、日本のファンの皆さんが僕のことをより多くの人に知ってもらおうと努力してくれたことを知って、感謝しながら、申し訳ないという気持ちもありました。ファンの皆さんが苦労してくださった分、これから僕が一生懸命頑張って、恩返しをしなければならないと思いました。韓国でも海外のスケジュールでも、日本からいつもたくさん来てくださって、日本のファンの皆さんに会うと、僕も自然と日本語が出てきました。
ジェイ:日本のファンの皆さんがいつも力を注いでくださるので、僕たちも今回の公演を一生懸命準備してきました。
――ユン・ジョンウさんの日本語は自然で上手ですが、どのように習ったのですか?
ユン・ジョンウ:よく誤解されているみたいなんですけど、僕は日本語をきちんと習ったことは一度もありません(笑)。アマチュアというか、正確に知っているわけではないけれど、雰囲気で使っている感じです。一つの文章を聞いたら60~70%は何となく理解できます。
――デビュー組のZEROBASEONEだけでなく、番組の派生グループも続々と発表されています。お祝いのメッセージを送るなど、今でも交流は続けているのでしょうか?
ユン・ジョンウ:もちろんです。「BOYS PLANET」に出演した友達は一緒に苦労した経験があるので、これからもお互いを応援していくと思います。互いに成功してほしいと願っていますし、応援しています。
ジェイ:4ヶ月を一緒に過ごしてきた仲間のことは、これから永遠に応援していくと思います。ZEROBASEONEのファンコンサートも観に行って、公演後にはバックステージで会って話をしました。
ユン・ジョンウ:公演後にメンバーたちを抱きしめて、「ご苦労様」「会いたかった」と言いました。お互いに応援していると話しました。
ジェイ:その瞬間、番組で合宿を始めた頃のことを思い出しました。また、皆がその頃と何も変わっていないなと思いました。
ユン・ジョンウ:昔の記憶が蘇りました。ZEROBASEONEのメンバーたちは番組をやっていた頃と変わったところがなく、同じでした。僕たちも変わっていませんし。「BOYS PLANET」の仲間は、僕たちが何でもなかった頃からお互いを見てきましたし、スタートから一緒に過ごし、苦労してきたので、今後誰がどうなっても、僕たちは変わらないと思います。
BTS ジョングクからいいね「言葉では表現できない」
――ジェイさんは、最近YouTubeで宇多田ヒカルさんの「First Love」をカバーして、日本のファンからも絶賛のコメントが続いていますが、この曲をカバーした理由は?ジェイ:僕が尊敬しているK-POP歌手の皆さんが「First Love」のカバー映像をたくさん公開されていて、それを見ながらこの曲が好きになりました。それで僕も日本のファンの皆さんのために歌ってみたいと思ったんです。韓国語と日本語では、曲を覚える時にそこまで違いを感じず、楽しくできました。
――ユン・ジョンウさんは最近、BTSのジョングクさんの「Seven」のダンス動画を投稿したところ、ジョングクさん本人がいいねを押して話題になりましたが、いかがでしたか?
ユン・ジョンウ:言葉では表現できないほど嬉しかったです。僕が10年間好きだったアーティストで、すごく小さいことかもしれませんが、その方から認めてもらったということですので、記念日として覚えておきたいほどありがたかったです。アーティストがいいねを押してくれた、そしてその人は僕がずっと好きだった人だった、というように次々と繋がっていった感じがして、パフォーマンスに対する意欲がさらに湧いてきました。
――お2人の今後について気になっているファンの方が多いと思います。ジェイさんは番組終了後に行われた韓国でのインタビューでデビューを準備中だとお話されていましたが、良いニュースを期待していてもよいでしょうか?
ジェイ:実は最近、ほぼ毎日レコーディングをしているんです。準備をたくさんしていますので、期待して待っていてほしいです。
――ユン・ジョンウさんはYouTubeチャンネルの開設からソロや「BOYS PLANET」出演メンバーとの公演まで、すでに多彩な活動を披露されていますが、今後挑戦したいことはありますか?
ユン・ジョンウ:僕もジェイと同じで、やっぱり一番の夢は正式デビューすることです。そのため一生懸命に努力しています。それ以外にも、自分がやりたいことは全部やろうと思っているので、たくさん期待し、応援していただけたら嬉しいです。
――今後日本でやりたいことはありますか?
ユン・ジョンウ:僕は今後、日本でコンサートをやりたいです。それから冬に札幌に行って、美味しい冬の料理を食べてみたいです。これまで東京と大阪に行ったことがあるのですが、いつも夏に来ているので、日本では常に半袖を着ているイメージなんです。ですので、違う季節にも来てみたいです。
ジェイ:桜も見ないとね?
ユン・ジョンウ:そうだね、桜も見ないと!
ジェイ:日本活動を通じてファンの皆さんにたくさん会いたいです。また道頓堀や新宿に行ってみたいのと、歴史が好きなので京都にも行きたいです。日本では行きたい場所が多いので、必ずまた来ます!
――日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ジェイ:日本のファンの皆さん、今まで僕を愛し、応援してくれて本当にありがとうございます。これからも皆さんのために、誇らしい歌手になるため一生懸命に頑張ります! 愛しています!
ユン・ジョンウ:皆さんが僕のために努力し、愛してくださった分、必ず応えられる歌手になります。(日本語で)これからもよろしくお願いします!
(撮影:前手秀紀)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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