菅田将暉、Netflix「寄生獣 -ザ・グレイ-」に登場し話題に…ヨン・サンホ監督がきっかけを明かす
写真=Netflix
ヨン・サンホ監督が、Netflix「寄生獣 -ザ・グレイ-」公開の感想と、菅田将暉の出演に言及した。本日(9日)、ヨン・サンホ監督はソウル鍾路(チョンノ)区のあるカフェで、Netflix「寄生獣 -ザ・グレイ-」(以下、「寄生獣」)に関するインタビューを行った。
最近公開された「寄生獣」は、人間を宿主にして勢力を拡大しようとする寄生生物が現れ、これを防ごうとする専担チーム“ザ・グレイ”の作戦が開始となった中で、寄生生物と同居することになった人間スイン(チョン・ソニ)の物語を描く作品だ。ヨン・サンホ監督と脚本家のリュ・ヨンジェは、独創的な視線と想像力で、原作である岩明均の漫画「寄生獣」の世界観を拡張する新たな物語を描いた。
ヨン・サンホ監督は「レビューを見たら、これまでの作品とは明らかにスケールが違うという印象を受けた。大丈夫だろうかと思いながらも期待していたが、始めてよかったと思っている。公式の順位は明日発表される。全体的には海外での評価が高かった」と語った。
原作は、累計発行部数が2,500万部以上を記録するなど、大きな話題を集めた作品だ。そのため、ヨン監督は日本での反応を心配したと打ち明けた。彼は「完全な原作の話ではなく、簡単に言えばスピンオフだ。原作の世界観まで認めているので、そのあたりを好評してくださったのだと思う。ストーリーは違うけれど、原作にあった要素を取り入れて作ろうと思った」と伝えた。
ヨン監督は、原作が持つ共存、共生に対するストーリーに重点を置いたと明かした。彼は「原作のストーリーの進め方とは少し違うところがある。6部作であり、スピーディーに進めることにしたので、序盤はアクションとスリルを中心に展開すると同時に、スイン(チョン・ソニ)とパラサイトのハイジが共存を認める過程を劇的に描きたいと思った」と説明した。
第6話では、寄生虫に対する重要な情報を伝えに来たという日本の記者として、菅田将暉が登場。記者の名前は泉新一で、原作漫画の主人公である。劇中では泉新一がジュンギョン(イ・ジョンヒョン)に挨拶する姿が描かれた。
ヨン監督は、シーズン2の可能性について「自分が決定できることではない」と答えた。また「終盤の内容に関する構想のようなものがあった」とし、菅田将暉に「全体の内容のうち、『この時点でジュンギョンに会いに行く』という話はした。すでにその後の話が構想してあった」と説明した。ヨン・サンホ監督は、シーズン2が制作されることになれば、新一が登場するだろうと予告した。
彼は、映画「あゝ、荒野」を見て菅田将暉に興味を持ったという。ヨン監督は、ヤン・イクチュン監督との親交に言及し、「ヤン・イクチュンが菅田将暉と一緒に日本で受賞した。ヤン・イクチュンが出演しているので『あゝ、荒野』を見たが、菅田将暉に目が行った。良い俳優だと思った」と伝えた。
ヨン監督は、菅田将暉とのタッグについて「新一は象徴的な人物だ。菅田さんは『寄生獣』がものすごく好きだった。幼い頃に漫画本を見て好きになったようだ。彼は1回ほどの撮影だったが、現場を見たいと言ってやって来たことがある」と話し、「とても気さくな人だった」と語った。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・ジウォン
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