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イ・ヨンジュ監督からイ・ビョンホン監督まで…「第14回ミジャンセン短編映画祭」10人の審査委員を発表!

10Asia
写真=「ミジャンセン短編映画祭」
今月25日に開幕する「第14回ミジャンセン短編映画祭-ジャンルの想像力展」の競争部門の審査委員リストが公開された。

16日、「第14回ミジャンセン短編映画祭」側によると、今年の映画祭は「建築学概論」のイ・ヨンジュ監督が審査委員長を務め、代表執行委員にはミン・ギュドン監督をはじめ、カン・ヒョンチョル監督、プ・ジヨン監督、パク・ジョンボム監督、カン・ジナ監督、オム・テファ監督、ヤン・ウソク監督、イ・スジン監督、イ・ビョンホン監督といった計10人の監督が審査委員として活躍するという。

10人の監督は各ジャンルの審査を通じてコンペティション部門に進出した57本の上映作品のうち、「第14回ミジャンセン短編映画祭-ジャンルの想像力展」を輝かせる最高の韓国短編映画を選ぶことになる。

2012年から「ミジャンセン短編映画祭」の執行委員として活動しているイ・ヨンジュ監督は、2012年に代表執行委員、2011年から2013年までの3年間は競争部門の審査委員として活躍してきたが、今年は「第14回ミジャンセン短編映画祭」の審査委員長という重大な役割を担うことになった。

また今年の審査委員は多様な趣向や視線が反映されるように構成された。商業映画と独立映画を区分せず、新人監督と中堅監督がバランスよく配置された。特に、新しい監督が4人も合流し、ジャンルごとに斬新な審査委員の構成が行われた点が目立つ。

今年初めて審査委員に選ばれたプ・ジヨン監督、ヤン・ウソク監督、イ・スジン監督、イ・ビョンホン監督には、最近公開されたデビュー作や2作目の長編映画を通じて早くも実力を認められ、今後最も注目すべき“底力のある”監督に挙げられるという共通点がある。それぞれ異なる性向やジャンルで映画の経歴を積み重ねてきた4人の監督が「第14回ミジャンセン短編映画祭」に一緒に参加することで、彼らの多彩な視線が審査にも活気を吹き込んでくれることと期待を集めている。

計57本のコンペティション部門の上映作品のうち、18作品が進出した最も競争率の激しいジャンルは「悲情城市(社会的な観点を扱った映画)」だ。この部門の審査は今年の審査委員長であるイ・ヨンジュ監督とプ・ジヨン監督が担当する。

「ミジャンセン短編映画祭」で様々なジャンルの審査委員を務めてきたイ・ヨンジュ監督だが、今年は初めて「悲情城市」ジャンルの審査を選んだ。2014年に公開された2作目の長編映画「明日へ」でサービス業従事者たちの厳しい労働環境を鋭く捉え、弱者の小さいけれど大きな声を優れた完成度で描いたプ・ジヨン監督も自分が審査するジャンルに「悲情城市」を選んだ。

「愛に関する短いフィルム(恋愛ドラマ)」部門の審査では、今年の代表執行委員であるミン・ギュドン監督と新たに合流したヤン・ウソク監督が息を合わせる。今年でこのジャンルの審査が5回目になるミン・ギュドン監督は、恋愛映画専門監督としての強みを明確に示した。そんな彼とは反対に、常識が通じない時代に対抗して闘争する庶民的な英雄の物語で100万人の観客に感動を与えた映画「弁護人」のヤン・ウソク監督は、人々の予想に反して「愛に関する短いフィルム」の審査委員に選ばれた。

“恋愛ドラマの大御所”ミン・ギュドン監督と意外なジャンルに挑戦するヤン・ウソク監督の新鮮な視線がどんな相乗効果を生み出すのか関心が集まっている。「愛に関する短いフィルム」部門の本選には恋愛の様々な姿を落ち着いた長い呼吸で見せる11本の短編映画が挙がっている。

意味深い笑いを交わす9本の短編映画が上映される「喜劇之王(コメディー)」部門では、独立映画界のスター監督と呼ばれる「ミジャンセン短編映画祭」出身の2人の監督、パク・ジョンボム監督とイ・スジン監督が出会った。パク・ジョンボム監督は「ミジャンセン短編映画祭」の受賞作「125 チョン・スンリョル」、2011年の世界有数の国際映画祭で17個の賞を受賞した「ムサン日記~白い犬」、最近の公開作「生きる」に至るまで評壇から支持を得ている。

2014年に長編デビュー作「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」で韓国国内外の映画祭を席巻したイ・スジン監督は、過去に3本の短編映画が「ミジャンセン短編映画祭」の本選に挙がったことがある。そのうち「敵のリンゴ」で2008年の「第7回ミジャンセン短編映画祭」の「悲情城市」部門で最優秀作品賞、演技賞の2冠を受賞し、その実力を早くから認められていた。イ・スジン監督にとっては自分が受賞した「ミジャンセン短編映画祭」に審査委員として7年ぶりに戻るという点でも特別な意味がある。

一方、「絶対悪夢(ホラー、ファンタジー)」部門では「ミジャンセン短編映画祭」出身の2人の若い監督、カン・ジナ監督とオム・テファ監督が情熱的な審査を繰り広げる。1981年生まれの同い年である2人は「ミジャンセン短編映画祭」で受賞した後、2013年に2人とも長編デビュー作を披露して注目を浴びた。まず、カン・ジナ監督は2009年に「第8回ミジャンセン短編映画祭」で最優秀作品賞を受賞した「Be With Me」を長編「幻想の中の君」に拡張させ、繊細なタッチで恋愛ドラマの新世界を見せてくれた。そして、オム・テファ監督は2012年に「第11回ミジャンセン短編映画祭」で大賞を受賞した「森」、長編デビュー作「イントゥギ」など話題を集める強烈な作品を披露してきた。エネルギッシュな2人の監督が、想像力あふれる恐怖を見せてくれる9本の映画を審査すること自体が興味深い。

最後に「4万回の殴打(アクション、スリラー)」は審査委員である監督のジャンル選択で最も期待されている部門だ。「過速スキャンダル」「サニー 永遠の仲間たち」「タチャ-神の手-」で緊迫感あふれるジャンル的な面白さや完成度を見せてくれたカン・ヒョンチョル監督と、20歳の若者たちのドタバタ成長映画である「二十歳」で若い観客の支持を集めたイ・ビョンホン監督が審査委員を務める。これに先立ち、監督と脚色者として素晴らしい相性を見せた2人の監督が今回は審査委員として再会し、最高の化学反応を披露する見込みだ。

「4万回の殴打」部門には肉体の緊張がそのまま伝わるスリラーと汗臭いアクションなど10本の短編映画が本審査を待っている。

「第14回ミジャンセン短編映画祭-ジャンルの想像力展」は、今月25日(木)から来月1日(水)までアートナイン、MEGABOX梨水(イス)店で開催される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
チョン・シウ、翻訳 : ナ・ウンジョン
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