故キム・ジュヒョクさん、涙の出棺…「1泊2日」メンバーや俳優、多くの仲間たちが見送る

故キム・ジュヒョクさんが本日（2日）私たちのそばを離れた。あまりにも突然の別れだったため、彼との最後の決別はより一層辛いものだった。

2日午前、ソウル牙山（アサン）病院の葬儀場では、忠南（チュンナム）瑞山（ソサン）へ向かう故キム・ジュヒョクさんの出棺が行われた。当初11時に予定されていた出棺は、少々早い10時45分から行われた。

この場には、芸能界の同僚や先輩・後輩などと故人の家族や所属事務所の関係者、知人らが参加し、涙で故人を見送った。特に恋人のイ・ユヨンは、頭を上げることができぬまま涙だけを流し、周囲を悲しみに包んだ。ユ・ホジンプロデューサーを始めとするチャ・テヒョン、Defconn、キム・ジュノ、キム・ジョンミンなどの「1泊2日」メンバーやキム・ジス、ファン・ジョンミン、イ・ジュンギ、ムン・グニョン、チョン・ウヒなど、同僚俳優たちも、沈痛な面持ちで故人の最後の道を見送った。

出棺を終えた故人は、忠清南道の瑞山市大山邑（テサンウプ）に位置する家族納骨堂に安置される予定だ。

故キム・ジュヒョクさんは10月30日、ソウル江南（カンナム）区三成洞（サムソンドン）で発生した交通事故でこの世を去った。江南警察署によると、キム・ジュヒョクさんは30日午後4時30分頃、ソウル三成洞の道路で車両が転覆する事故に遭った。キム・ジュヒョクさんは救助された後、建国大学病院に搬送されたが意識はなく、心肺蘇生術を試みたが、午後6時30分頃亡くなった。

国立科学捜査研究院は、事故と死亡原因を調査するため、事故の翌日である31日に故キム・ジュヒョクさんの解剖をし、その結果キム・ジュヒョクさんの直接的な死因は、深刻な頭部損傷であったと明かされた。

故キム・ジュヒョクさんは1972年生まれで、1998年のSBS8期公開採用タレントでデビューし、テレビとスクリーンを行き来し大きな活躍を見せてくれた。「シングルス」「妻が結婚した」「春香秘伝 The Servant 房子伝」「荊棘の秘密」などで個性の強い演技を披露した彼は、ドラマ「プラハの恋人」「ホジュン～伝説の心医～」「武神」などで、人々にとって身近な存在となった。

またKBS 2TV「1泊2日」のメンバーとして合流した彼は、ホダン（しっかりしているように見えてどこか抜けている人）のギャップのある魅力で「グテン兄さん」というニックネームを付けられ、とても愛された。最近は映画「コンフィデンシャル／共助」やtvNドラマ「アルゴン」などに出演して好評を得て、第2の全盛期を迎え活発な活動を繰り広げた。

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