“SM&YG&JYP”大手3大事務所も注目…新トレンドは「小学生市場」?
写真=OSEN
新しいトレンドが生まれた。大手芸能事務所が小学生市場に注目し始めたのだ。アイドルに関心を持つ年齢層が低くなってきており、小学生たちが潜在的な消費者として浮上していることを見抜いた動きだ。SMエンターテインメントの場合、NCT DREAMという10代の最少年連合チームを作って、より本格的に攻略し始めた。SMは戦略に従ってグループを構成する事務所であるため、先立って中国に韓流ブームが起こり始めていた時、SUPER JUNIOR-Mを作って中国市場を攻略し、一足早い行動に移っていた。
このようなことから、NCT DREAMは確実な戦略によって構成されたグループであるといえる。
YG ENTERTAINMENTも小学生市場に注目している。最近韓国で放送中の「K-POPスター6」でヤン・ヒョンソク代表は幼い子どもたちに高い関心を見せている。
ヤン代表は小学生のオーディション参加者で組まれた「Boyfriend」(パク・ヒョンジン、キム・ジョンソプ) のステージを見て高い評価をし、「このような幼い子どもたちによって、同年代の子どもたちの心を掴むことのできるグループを作ってみたいと思った」と話し、オーディション参加者ハンビョルにも格別な愛情を示した。
JYPエンターテインメントも同じだ。本格的ではないが、若い年齢層を狙った要素をアルバムに入れていることが分かる。最近、売れっ子を超えてトップスターになったガールズグループTWICEの場合、ミュージックビデオに童話的な要素を取り入れている。メンバーたちがピノキオ、ティンカーベル、人魚姫などのキャラクターに扮装し、童話のワンシーンのような絵を演出した。
アルバム名とコンサート名を「TWICEcoaster」「TWICE LAND」に命名したことからも、幼い年齢層を念頭に置いていることが分かる。では、彼らはなぜ小学生市場に注目しているのだろうか。
このような10代を攻略することで得られるメリットは明らかである。固い連帯感を形成できる点が長所だ。最近、アイドル市場のキーワードは“成長”だ。自身が好きな歌手が成長していくのを見守り一緒に成長しながら生まれる愛情は、ただのファン以上のものだという見方だ。
現在カムバックして活動している第1世代のアイドルの例からも証明される。大切な時間と思い出を共有した歌手に送る反応は、単純なファン以上である。ファンの幼い時代からしっかりとした連帯感を作っておくことは、一種の価値投資であり、素晴らしい選択ともいえる。
同年代から共感を得て、上の世代には新鮮なメッセージとして受け止められ、隔たりを縮める効果も狙うことができる。例えば、小学生や幼い年齢層の子どもたちは好きなことを両親とも共有する。彼らを攻略すれば、自然に両親たちの関心を引きつけ、大衆的な認知度を確保できることもメリットだという分析だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チョン・ジュンファ
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